押さない揉まない体重を掛けない指針整体ってどう言う事?
てあて整体スクールで教えている指針整体は、押さない揉まない体重を掛けない整体と言っています。
押さない
揉まない
体重を掛けない
それでどうやって体を緩めたり整えたりするんでしょう。
指針整体はトントンと軽い刺激を全身に入れていく整体です。
トントンは主に母指(親指)で行います。
その時に押さないようにします。
ボクシングのジャブのように、当たったら引くようにしています。
母指が患者さんの体の深層筋や骨膜にあたったら、その瞬間に引きます。
だから患者さんの深層に刺激が届いてはいます。
でも、届いているのは瞬間で、持続して例えば1秒とか2秒とか、届いたままにはしていません。
当たった瞬間に引いています。
だから一瞬。
点のような刺激だけが残ります。
点のような刺激をリズミカルに届ける事で効果を産んでいます。
だから、押さない体重を掛けない。
揉まないについても同じような事が言えます。
揉んでしまうと、筋肉に持続的な圧力を与えます。
それは指針整体の刺激ではない。
では、点の刺激なのに、少ない刺激なのに、どうして緩むのか。
筋肉にはそういう性質があります。
リズミカルな刺激は副交感神経を刺激して、リラックス効果があります。
子供が肩叩きをして緩む(実際に)のは、そういう効果があるからです。
また、全身に刺激を入れるので、全身の毛細血管の血流が良くなります。
その事で疲労物質が流れて、筋肉が軽く動きやすくなります。
押し込んだり揉んだりしないので、筋疲労が起きず疲労物質がたまりません。
だから揉み返しがない。
揉み返しがないことで、体が軽く感じられます。
指針整体はそんな効果があります。
軽くする事が、押さない揉まない体重をかけない事が、効果につながります。