大人ダンスの故障の原因
大人ダンスの故障の原因には共通するものがあります。
疲れ。
です。
家事や子育てをしながらのレッスンは、どうしても隙間時間がなくなってくる。
先ずは睡眠時間を削る人が多いようです。
睡眠時間4・5時間で週に2・3回レッスンしていると、どうしても筋肉が硬くなり柔らかくなりにくい。
可動域はあるのに筋肉が硬いというのも、こう言う人におおい状態です。
仕方がないとは思いますが、出来れば6時間くらいは確保してもらいたい。
レッスンは週に1・2回だけで、他は仕事が遅くまで。
と言う人は疲れが実はたまっている。
レッスンに行くとバー(エクササイズ)が終わり、フロアで全身で踊り出すと疲れが抜けていく。
ああやっぱりダンス!
と思うと思いますが、それは筋肉を動かし血流が改善されたことで、疲労が一瞬抜けたから。
レッスンが終わると、レッスンの時に出てきた疲労物質が溜まります。
それは次のレッスンまで抜けない。
ということで、実は疲れ(疲労物質)が溜まっている。
レッスンが週に4回を超えてくると、疲れが抜ける時間がない。
疲れはどんどん蓄積されて行きます。
楽になる暇がない状態。
自分では疲れているという自覚がない人もいます。
疲れているという自覚がある人は休むことも出来ますが、自覚がない人は休もうともしない。
疲れ(疲労物質)が溜まっていると、可動域が制限されたり、筋肉のパフォーマンスが落ちたり(能力が発揮できない)します。
そうなると、いつも出来ている事を出来ていると思ってやっていても、いつもとは違う歩幅だったり角度だったりで、結局故障に繋がってしまう。
出来ている出来たと思ったのに、何かが出来ないとか上手く行かないときは、特に気をつけて下さい。
レッスンを休めとは言いません。
週に3回以上レッスンに行っている人は、出来るだけ睡眠時間を確保して下さい。
そして湯船に浸かる。
もし出来れば使った場所(腰など)にアイシングを少しして下さい。
氷を袋に入れて、患部に20分程度つけておく。(軽くさすっても良いです。)
そうすることで、新たに疲労物質が出来るのを防ぎます。
週に1・2回のレッスンの人は、レッスンが終わってからストレッチ、そしてレッスンの翌日にストレッチやウォーキングをして下さい。
レッスンで溜まった疲労物質を流します。
湯船、睡眠は出来るだけ確保します。
私は大丈夫と思わないで下さい。
レッスンに行くのは止めません。
ケアをししながら、長く踊れるようにしましょう。
てあて整体院
東京都練馬区東大泉 5−27−18ーAteate@nifty.com
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※LINEから申込の方は初診料無料
60代ダンスのホント
3月からクリエイションが始まっています。
セッションハウスというダンススタジオで行っている、ダンス専科という企画で5月21・22日にオルガン・ワークスの公演に出ることになりました。
参加者は13・4名。
荒木と近い年代の人は数名いますが、10名位は10代20代のダンサーです。
応募すれば誰でも参加することが出来ますが、木曜の午後1時から5時までという時間から、ダンスを仕事にしている人や大学でダンス先行している人が殆どです。
前半約2時間は普通のレッスンでストレッチやエクササイズをした後に、振り付けだったりコンタクトの練習やワークショップ的に振りを作ったりします。
10分位休憩して残り2時間近くでクリエイションをします。
クリエイションは作品創り。
それぞれにテーマを与えられて自分たちで振り付けを一部作ったり、全体で踊る群舞の振りを貰ったり。
それらが終わると一人一人の動きやグループ分けをし、シーンを作って行きます。
10代20代のダンサーは休憩中にも体を動かし、終わってからも組になっている者同志で動きの確認や練習を少ししたりします。
荒木は休憩中はバナナやチョコレートを口に入れ水分補給をしたら、殿筋や前腿(大腿四頭筋)などストレッチをして仰向けにひっくり帰って休みます。
休んだところで10分程度なので変わりはないんですけど、気分を落ち着けるのに必要な時間です。
終わると空きスペースで少しストレッチをして、水分補給をしたら帰ります。
帰り道、既に筋肉痛の様なものに襲われます。
股関節周りや背中の一部が筋張ったような感覚になります。
整体師なんだからもう少し専門的に書きたいんですけど、上手く書けません。
何となく軽く筋繊維が損傷して炎症を起こし始め、筋膜が硬くなって動きずらくなっているような感じ。
特に良く使った部位(股関節や背中、腰部あたりや膝など)は、筋肉が早くも硬くなり始めていて動きに制限が出始めます。
いててててて。
とか言いながら歩きます。
その日は酒を抜きます。
呑みたい気持ちはありますが、体の節々が痛く筋肉もところどころ硬くなっている状態で飲むと、翌日が大変です。
それでも50代半ばくらいまではビールなんか飲んでみたりしましたが、やっぱりだめです。
呑んでる当日はあまり分かりませんが、翌日になると必ず体が重く筋肉がギシギシ硬くなります。
その翌日も体の重さが残る。
だからもうやめました。
当日は呑みません。
その替わり当日と翌日は出来るだけ歩くようにします。
歩くことで筋肉を解します。
特に歩くのは翌日は大切です。
歩くこととストレッチ。
ストレッチと言っても、こんな感じ。
手首足首を回し。
腕(肩)をぐるぐる回し。
脚を前後左右に振ります。
アキレス腱ストレッチ(ストレッチボード)。
屈伸。(股関節、膝関節、脚関節屈曲)
開脚ストレッチ+体側ストレッチ
まあ、これくらいなので10分は掛かりません。
でもこれをやっておくと回復が早い。
やらないとギシギシ感が少し続きます。
面倒だなと思いながら、でもこれくらいで踊り続けられるなら簡単なもんだとも思います。
しかし今回はレッスン後の体のギシギシと痛みが、ちょっと前よりきついなと思います。
ま、この年齢ですから当然です。
それくらいで踊れているんだから、感謝しないといけないと思ってやってます。
荒木はチキンラーメンと同じ年です。
※↑3か月前のパフォーマンス