おすすめ本
家にいる時間も多くなっていることと思います。
整体師になったばかりの皆さんやこれからセラピストを目指そうという方に向けて。
時間があったら読むと面白いと思うよという本たちです。
個人的に好きな本なのでお薦めします。
ポリヴェーガル理論入門 >>>
(ステファン・W・ポージェス著 春秋社刊 2500円+税)自律神経系に対する新しい理論。
セラピストは知っていると良い内容だと思います。
かなり読みやすい。
脳の中の身体地図 >>>
(サンドラ・ブレイクスリー、マシュー・ブレクスリー著 インターシフト刊 2200円+税)脳にある体の地図について解説された本です。
あああと思う人も多いと思いますが、思っている以上の内容になっています。
目の見えない人は世界をどう見ているのか >>>
(伊藤亜紗著 光文社文庫 760円+税)少し変わった経歴を持つ著者
目の見えない人は、4本ある椅子の脚が一本ないのではなく三本足の椅子、というような表現があり、視点が変わった記憶がある。
動的平衡 >>>
(福岡伸一著 木楽舎刊 1524円+税)分子生物学者の福岡伸一先生の本
人の命の営みは絶え間ない流れの中にある動的なものだ、というようなことが書かれていた。
これも発見でした。
他に「出来損ないの男たち」なども面白い
唯脳論 >>>
(養老孟子著 青土社刊 1600円+税)養老先生の本
世界は脳が作った、脳化された社会、というような、バカの壁につながる原典のような本
胎児の世界 >>>
(三木成夫著 中公新書 700円+税)個体発生は系統発生を繰り返す、ことを広めた三木先生
養老先生の師匠筋にもあたるらしく、系統解剖学や進化について面白く読める
疲れないカラダの使い方図鑑 >>>
(木野村朱美著 池田書店刊 1200円+税)アレクサンダーテクニーク教師の木野村さんの書いた本
難しい理論や解説ではなく見やすく分かりやすい体の使い方の本になっている。
とりあえずこんな感じでどうでしょう。
COVID-19 20200402
今日現在(2020年4月2日)で新型コロナウィルス感染症について思っていることを書いておきます。
ここ数日で皆さん心配ですよね。
僕も心配です。
数日前から専門家会議の記者会見を見ています。
その中で言っていたことは(あくまで荒木の解釈)、爆発的な感染拡大とはまだ言えない、そういうエビデンス(証拠・データ)にはなっていない、ということでした。
海外の友人からは、そんなことはない日本は東京は数週間前のNYやイタリアだと言う声も聞いていますが、日本のデータを詳細に分析している専門家会議の方々の見解はそうだということです。
とは言え、先週末からの東京や大阪での感染者数の急拡大は事実です。
これをどう捉えるのか。
専門家会議では日本ではオーバーシュート(爆発的患者急拡大)は起こっておらず、都市部を中心にクラスター(小規模集団)感染が次々に報告されているということでした。
ただし、孤発例という、どこで誰から感染したかが分からない追えない人も増えているということです。
ここが一つのポイントで、だから市中感染が広まっていてオーバーシュートに繋がるんだという人もいますが、専門家会議は少し違う見解のようでした。
先ず、孤発例の中に夜の繁華街で接客を伴う飲食業で感染したことを疑われる人が多いことがあります。
また、東京の感染者数の急増の一つに永寿病院での院内感染があり、これらを加味するとオーバーシュートの局面とはまだ言えないということだと受け取りました。
また、3月に入って増えていた海外からの移入が疑われる感染者は、3月末に向かって少し減少の傾向があるようです。
つまりまあぎりぎりってことですね。
何も安心は出来ませんけど。
でも、今のところ、人が集まっている、密閉空間で、顔を突き合わせて大声で話すと、感染しやすい。
(・換気の悪い密閉空間・人が密集している・近距離での会話や発声が行われる)
ということで、市中で歩いているだけで感染してどんどん増える状況では、まだない。
ということが言えると思います。
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議【新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言】(2020 年4月1日)
>>> https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000617992.pdf
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の見解等(新型コロナウイルス感染症)
>>> https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00093.html
じゃあどうするか。
てあて整体スクールと整体院は来週末まで基本的にはお休みにすることにしました。
ここ数日で連絡をして殆ど連絡が終わりました。
自転車や歩いて来られる患者さんは確認をして診させてもらうかなと思っています。(数人)
そして電車には基本的には乗らない。
電車に乗っている人を非難するつもりは微塵もありません。
だって仕事だから。
荒木の場合は対応出来る職種だからそうしています。
ただ、電車に乗る人も、三つの密は避けるようにした方が良いだろうと思いますよ。
んなの無理だよ、というのは簡単です。
だけど出来ることはやった方が良いと思います。
都市封鎖(ロックダウン)について必要と言う人がいますが、目的は何かということと、誰の意志でやるかが大切だと思っています。
もちろん外出をせず家の中にいれば感染は防げます。
全員が数週間そうしていれば、感染して重症化する人があぶり出され、入院して治療するというフェーズに入ると思います。
でももし本当に全員が数週間そうしたとしたら、経済活動は止まります。
というか食っていけないでしょう。
だからもし、封鎖するなら補償が必要かと思っています。
難しいと思うけど。
ロックダウンせずに感染を防ぐにはどうするか。
そんな甘いこと言ってる場合じゃないというのも分けるけど、今の日本はそれをやっているところだと思います。
感染者の行動履歴から感染ルートを特定して細かく対応しているのは日本と幾つかの国だけのようです。
だからクラスターを一つ一つつぶすことで爆発的な感染拡大を防ぐというのは、今の日本と幾つかの国にしか出来ない方法のようです。
ドイツなどは逆に検査を徹底的にやって、重傷者を治療するという方法を取って医療崩壊を防ぎ致死率も下げているようですが、日本は違う方法を取っているんだろうと思います。
クラスターを一つ一つ地道につぶすこと、それと孤発例の中に強く疑われる夜の街での感染を防ぐ。
こんな時期なんだからお姉ちゃんのいるお店や、仲間と集まってカラオケはやめとこうということです。
そしてパフォーマンスやクラブイベントなども。
日々状況は変わるので、昨日そうだったから今日もとは言えないですが、昨日時点ではそう思います。
これを国民が自分の意志でやるってところがポイントだと思っています。
欧米のようなロックダウンをして私権を制限も良いというよな意見もありますが、僕は私権の制限はとにかく嫌。
それを国にさせる前に、自分たちの意志でなんとか対処したいと思っています。
店を閉めたりライブや公演をやめたりに対する補償は、損失補填ではなくて、文化的で最低限の生活をする権利を守るための手当です。
つまり生きるための手当。
損失補填だと税金を使うのかとか色々と問題もあると思いますが、未曽有の災害に対する手当なんだから何の問題もないというように思っています。
心配なのは医療の現場にいる人たちもです。
爆発的ではなくても患者数は毎日増えています。
いつもと違う患者さんがどんどんどんどん増えている。
お医者さんや看護師さん
そして保健所などの職員の皆さん
自分に何が出来るかなと考えています。
テレビやネットやラジオや新聞や雑誌の情報は、それを書いた人や作った人や編集した人の意志がどうしても入ってしまいます。
出来るだけニュースは元データに近い方が判断しやすいのかなと思います。
専門家会議の出しているデータは、彼らが持っている膨大な元データをまとめたものですが、数値が多く理解はしやすいのかなと思います。
今現在考えていることを書きました。
とにかくなるべく早く収束して欲しい。
でも長期戦になるのは仕方がないので、肩の力を抜いてやっていこうと思います。
※日々出来るストレッチのページを作りました。
肩が凝ったらどうぞ >>> https://teate.co.jp/dailystretch
肩こりケア
このところ診ている患者さんに多いのは肩こりです。
てあて整体院には毎月定期的にメンテナンスにいらっしゃる方が多いんですが、今月に入って肩の状態が硬い人が増えています。
季節柄、今年は特に寒暖の差が激しかったり、新型コロナ感染症で心配があったりで、どうしても首や肩にギュッと力が入ってしまうんだと思います。
心配は仕方がありませんが、心配し過ぎるのもアレですね。
心配しても解決しないことは、出来ることをやって、あとは心配だなぁと言いつつ体を動かしましょう。
肩こりに良いストレッチを幾つかピックアップしておきますので、やってみて下さい。
他にもいろいろやてみたい方はコチラのページへどうぞ >>> https://teate.co.jp/dailystretch
いろいろありますが。
まあやってみましょう!
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
teate@nifty.com
03-3922-7230
4月のスクール見学・整体体験について
新型コロナウィルスの影響により4月前半のスクール見学と指針整体体験を休止します。
スクール見学、整体体験は今のところ以下のように行う予定ですのでよろしくお願いします。
東京校
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
19日(日)15:30~
20日(月) 9:30~
25日(土) 9:30~
26日(日)15:30~
27日(月) 9:30~
名古屋教室
愛知県名古屋市東区葵 3-14-20
21日(火) 9:30~
22日(水) 9:30~
23日(木) 9:30~
24日(金) 9:30~
スクール見学は通常、授業を生徒さんと一緒に体験して頂いていますが、見学だけでも受け付けています。
今回のような感染症の蔓延は、過去に経験したことがありません。
今後、状況が変わり次第お知らせしますのでよろしくお願いします。
てあて整体スクール
院長 荒木靖博
自分は整体師に向いているか!?問題 ~ 整体あるある
たまに聞かれますね。
整体師に向いている人っているんでしょうか?
あるいは
私は整体師に向いていると思いますか?
みたいな質問です。
いろいろ答えますけど、一つだけ確かなことがあります。
自分は整体師に向いているんだろうか、と考える人は向いていません。
元も子もないですね。(笑)
たぶん質問の意図は、年齢や性別や身長体重、手の器用さとか知識量とか、あるいは前職やそれまでの経験、運動経験の有無なんかが、整体師の向き不向きにあるんじゃないかということを聞きたいんだろうと思います。
でも、そもそも向いているならやろうとか、向いていなければやめておこうと思っている時点で、向いてません。
というか出来ない。
上手くいかないと思う。
そういうことじゃないんです。
どんな仕事もそうだと思うんですけど。
好きだからやるんです、みたいなことが言いたい訳でもありません。
整体をやろうどうしても。
と思っている部分がどこかにないと出来ないように思います。
たぶん、転職や独立開業をする時の気持ちはそういうものでなければ難しい。
向いているからやろうと思っているなら、向いてる理由は分からない方がたぶん良い。
何だかわからないけど、自分は向いていると思う。
説明は出来ないけど、出来るような気がする。
そういう気持ちです。
あるいは、これしかないと思っていること。
いろいろ考えたけど、これしかない。
これをやろう。
という気持ちです。
他にないからって言うことではないですよ。
やっぱりこれだ!というような気分。
です。
それでもやっぱり何かあるでしょ!?という人のためにあえて書いておくと。
人と話をするのが億劫でない人。
(話をするとは、相手の話を聞いて自分の話をするということ)
ってのは向いているかもしれません。
知識や技術は時間をかければ出来ます。
だから逆に言うと、知識や技術を身に着けるのが遅い人は、時間がかかるだけで向いてない訳じゃないです。
そういうことです。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-Ateate@nifty.com
03-3922-7230
こんな日もある。
今日は整体スクールをお休みしております。
しておりますが、スクールには来ています。
患者さんの予約はなかったんですが、誰か間違えて来ないかなと思って来ています。
もちろん誰も間違えたりしません。
世の中は新型コロナで不要不急の外出は控えてという自粛要請がかなり効果を見せているようです。
今回のことはいつもとは少し違いますね。
何というか非日常的なものを感じます。
欧米各国の主要都市が都市封鎖されているのを見ていても、最初はなんだか少し現実感がありませんでした。
今も現実感はありませんが、現実感なんて後からついてくるんでしょう。
映画の中の登場人物になったようですが、そういう気楽なことを言っていない方が良いんだろうと思い始めています。
東京で3日前から感染者数が増えました。
爆発前夜のようで心配です。
心配ですが、それ以上でもそれ以下でもない、と考えています。
考えているのは頭なので、身体は勝手に心配を始めます。
知らず知らず肩に力が入ったり、呼吸が浅くなる人が増えたりしていると思います。
心配と体の反応をちょっと別のものにしてみる努力はやってみても良いと思います。
体は少し休めて、でも心配は普通にする。
手洗いうがいと人込みを避ける。
でも家の中で小さくなっている必要はない。
ちょっと家で出来る暇つぶしを考えたので載せておきます。
どうでしょう。(笑)
3月ももうすぐ終わりです。
来週から4月です。
早いですね。
去年も早いと思ってましたが、今年はもっと早い。
何というか知らないうちに過ぎていく。
去年は時間が過ぎるのが早い印象でしたが、今年は知らないうちに過ぎている。
もう4月だみたいな。
変な感じです。
何もやっていないような気分になってしまったりします。
とは言え世の中は動いています。
昨年末から整体スクールの問い合わせが増えているような印象があります。
不況が現実的になって来ているんじゃないかと思います。
不況や会社への不満が増えてくると、どうしても別の方向に目を向けたくなる。
なんて言ってる自分もそういう時代のムードがあったことを思い出します。
バブル崩壊の後に整体の勉強始めて独立、開業しましたから。
そういうタイミングで自分の好きな方向に向かうのは良いのかもしれません。
まあ、転職や独立だけが良いなんて言いません。
会社でやっている仕事もやっぱりとても素晴らしく、昔の仲間はそろそろ定年の今まで続けていて、やっぱり凄いなぁと思ったりもしますから。
ちょっとラッキーだなと思うのは、定年後はどうしようってのを考えなくて良いところかなと、最近思いだしました。
60歳とか65歳とかで放りだされたら、やることなくて暇になるんじゃないかと思ったりします。
最低でも50歳前後から定年後に何やるかは考えておいた方が良いかなと思います。
毎日、ぼちぼち出来ること。
10年とか15年続けていれば、退職した後にはすでにベテランですから。
後は仲間。
会社では仲間で仕事をしていることが多いので、意外に一人になると大変かもしれません。
最初から一人で楽しめることを始めていれば良いですけどね。
それにしても今日は外を誰も歩きません。
学校のすぐそばなので春休みは人通りが少ないんですが、土日でここまで人が歩かないのはさすがに珍しい。
小池都知事の要請がきいたのかもしれません。
やっぱり誠実に一生懸命話をすれば通じるものがあるんだろうとちょっと思います。
明日もスクールは休みですが、患者さんの予約を頂いているので、普通に来ます。
明日もまた一つ暇つぶしをアップしようと思います。
良い休日を。
てあて整体スクール
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どうして整体師になったんですか問題 ~ 整体あるある
どうして整体師になったんですか?
というのは本当によく聞かれる質問です。
整体の先生としても整体スクールの先生としても聞かれます。
個人的な話はもう何度もしてますが、かいつまんで自分の話をした後に整体スクールに入学された方々の理由を少し書いてみようと思います。
荒木のケースです。
35歳を過ぎて、人生半分だなぁと思ったのが最初です。
長男だったので、いずれ実家(三重県)に帰ることになるかもというのがありました。
企業に勤めて転職だと、自分の都合で名古屋(愛知)や四日市(三重)に転勤は難しいだろうと思っていました。
(当時はまだそういう時代でしたね。)
バブルがはじけ不況がやってきて、リストラがありました。
リストラと言っても希望退職や早期退職制度の導入みたいなことでしたけど、会社が荒涼としていたのを強く覚えています。
それが辞める切っ掛けの一つになっていました。
そしてもう一つ。
人生一回なんだから、自分の力だけで生きていくことなんて出来るんだろうか。
ちょっと試してみたい。挑戦してみたい。みたいな気分がありました。
かなり色々と悩み、長い期間考えてばかりの後に、整体を学び、学んだ後も退職や転職や開業については、迷ってました。
でも、なんだか決めた。
それはやっぱり人生一回なんだから、ってのが強かったかもしれません。
別の人の話。
人に直接喜ばれる仕事がしたい。
というのも多い理由です。
会社の中の一部門で仕事をしていると、直接、お客さんやクライアントさんとやりとりしない部門もあります。
整体師は目の前で喜ばれ、ありがとうと言われる仕事です。
そういう直接的に仕事をしている実感があるような仕事をやってみたい。
そういう人は結構います。
人の健康に携わる仕事に就きたい。
という人もいます。
女性に多いように思います。
自分自身の調子の悪さ、家族や友人知人の身体をなんとか出来れば、というところから、健康に興味がわき、仕事につながればと思う人。
整体だけでなく様々なセラピーなども考慮に入れて、結局は受けてみて自分が納得いくようなものをやりたいと探している人がいます。
家族の調子が悪い、家族の健康をなんとかしたい。
という人は一定数います。
そういう人たちはたいてい、マッサージが上手だったりします。
家族に上手いと言われたとか、自分で得意のような気がするとか。
それはとても良いことだと思います。
人に触れる仕事なので、触れることに慣れていたり躊躇がなかったりしますから。
パーソナルトレーナーやピラティスインストラクターの方も一定数来ています。
パーソナルトレーナーで個人で独立している人やこれからするという人は、痛みのあるクライアントさんを何とかしたいというところから始める人が多いようです。
ピラティスインストラクターの方はスキルアップや、自分のサロンのメニューに整体を入れたいという方が多かったように思います。
ピラティスなどの指導系のワークと整体は相性が良いようです。
ヨガのインストラクターの方も何人かいらしています。
骨盤ヨガなど開発されたりしている人もいました。
整体師になる理由は様々です。
ただ、てあて整体スクールで少ないのは、整体でで儲けようという人たちです。
ちょっと不思議ですね。
独立開業するのに儲けるために職種を選んでいない。
儲からない訳ではありませんが(笑)、儲けよう!と思ってくる人は少ないようです。
儲けたいというマインドは悪くないんですが、意外に少ないですね。
心の底に持ってるのかもしれないですけど。(笑)
理由はなんであれ、整体師はこれからどんどん需要が増えてくると思っています。
身体の調整が出来るというだけの整体師ではダメですが、身体のプロとして様々なアドバイスや指導や調整の出来る人材は必要になってくると思っています。
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転職独立したら前職は関係ない!?問題について ~ 整体あるある
スクール見学に来る男性に多いんですが、こんなことを言う人がいます。
整体師になったら
今までとは全く違う仕事なんだから
前職のことは忘れて
全く新しく始めるんだ
みたいなことです。
例えば会社でシステムの仕事をしていたり、総務の仕事をしていたり、営業だったり。
それらは整体とは全く違う職種なので、それまでの職歴なんかを引きずっていたら上手く行かない。
これまでのことはすっぱり忘れて、全く新しい自分でやっていくんだ。
みたいなことですね。
違います。
無理です。
もちろんその心意気は良いですよ。
仕事の内容はある程度決まっていて、それをきちんとしていれば給料が入る。
なんてことはなくなる訳ですから。
最初から最後まで自分でやらなければいけない。
全部自分の責任でやっていく。
そのためには覚悟が必要だ。
それは正しい。
でも、あなたが積み上げ作って来た仕事のやり方や進め方、人との付き合い方や人脈などは財産です。
捨てるなんてもったいない。
それを活かすべきです。
それに、今までの仕事のスキルだって生きてくることもあります。
総務経理をしている人なら、損益計画をきちんと立てられます。
営業の人なら宣伝広告は慣れているでしょう。
システムならホームページやネット環境のことは得意かもしれない。
いろいろと活かすところはあります。
それを捨てることは絶対に良くない。
逆に活かさなければいけません。
それが差別化やオリジナリティーにつながることもあります。
患者さんと話をするにも話題になったりもしますしね。
ひとつだけ難しいことがあります。
人脈です。
会社の友人知人は開業するまでは応援してくれると思います。
でも開業後に患者さんとして来てくれる人はごくわずかです。
殆どいないと思った方が良い。
仕事終わりに呑みに行くのは別ですけどね。
何年も一緒に机を並べた仲間に、身体を任せるってのはなかなかむつかしいことのようです。
そこだけは活かせないかもしれません。
てあて整体スクール
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どこに行っても治らなかった問題 ~ 整体あるある
整体師を何年も続けている先生に聞くと、だいたい同じことを言うことがあります。
これもその一つ。
開業1年目くらいまでに。
「沢山の整体や治療院に行っても全く良くならなかったのに、先生のところに来たら良くなった。」
という声を聞いたことがある。
って話です。
「あああ、そういう患者さんいるんだよね、たまたま良くなったらそんなこと言われちゃって。(笑)」
みたいな言い方をします。
自慢でもなく謙遜でもなく、そういう患者さんいるよね、みたいなことです。
整体師を長く続けている、多くの先生にそう言う患者さんが何人かいます。
しかも一年以内の時にです。
もちろんその先生がきちんとしていて力のある先生だと言うのは前提です。
でも、突出して凄いって訳じゃない。(失礼!?)
ではどうして、他の治療院や整体院を巡り巡っても良くならなかったのに、その先生のところで良くなったのか。
たぶん、タイミングが良かったんだと思います。
たまたま、良くなるタイミングでその患者さんがその先生を見つけた。
そういうことだろうと思います。
元も子もないような感じですね。(笑)
でも違うんです。
このタイミングってのが大切なんです。
そのタイミングで、その患者さんに、その先生が見つかる必要がある。
そのタイミングで、その症状を治せる技術知識を持っている必要がある。
そういうことなんです。
見つかるためには。
その時期に開業している必要があり。
その患者さんに届く宣伝をしている必要があり。
その患者さんが受けてみようと思うような内容(見た目・施術内容・料金・場所)である必要があります。
そうやってタイミング(時期)が合った患者さんに、治せる技術を持った状態で会ったということです。
つまり、タイミングが良かった。
チャンスの女神は前髪しかない、と言われます。
タイミングを外すと前髪はつかめません。
すぐにどこかに行ってしまいます。
知らず知らずのうちに、自分にとっても、自分が考えている患者さんたちにとっても、良いタイミングで開業することが出来た。
そういう先生はやっぱり長く継続している先生に多いように思います。
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自分が腰痛になったら問題 ~ 整体あるある
センセイは腰が痛くなったらどうするんですか?
どこか行きつけの先生とかいるんですか?
それとも何か方法があるんですか?
たまに聞かれます。
整体師自身が腰痛や肩こりや膝痛になった時にどうしているのか。
自分自身の話を先に書きます。
最初は痛みが出たら自分で対処します。
腰痛なら
・朝夕のアキレス腱ストレッチ。
・ウォーキング。
これで殆どの腰痛は治ります。
整体なんて行かなくても大丈夫だと思います。
それでもダメなら。
・テーピング。
・酒を抜く。
・風呂にゆっくり入る。
・出来れば臀部から下肢後面ストレッチ。
・晒(さらし)を巻く
・サウナで温冷法(サウナと腰まで水風呂に交互に入る)
ここまでやらないといけない時は、ちょっとやっかいな時です。
これでもダメなら、整形外科でレントゲンなど撮ってもらい器質的な状況を確認します。
(骨に変形がないかなど確認)
それでもダメなら昔からたまに行く整体の先生のところに行きます。
でも、器質的な問題がある場合(骨に変形等)は、その先生の意見を聞きたいってだけです。
自分の判断とその先生の判断が合っているかどうか、身体の状態を確認します。
他の整体の先生も同じようなことだと思います。
殆どの症状には先ず自分で対処する。
それで殆どの症状は良くなります。(8割くらい治る印象)
だったら整体師はいらない!?ってこともありません。
整体師のアドバイス通りにする患者さんは殆どいないので、結局、整体師がある程度状況を変えないと良くなって行かない。
それに自分でケアするのだと少し時間が掛かります。
整体師なら自分の研究のためもあって、面白く観察してますが、普通の人にとってはただ痛い日々ってだけですからね。(笑)
整体師自身が腰痛になったら、とりあえずは自分で対処しています。
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