【ダンス専科】への道 荒木靖博65歳 ②
4月6日に本番のある【ダンス専科】。
神楽坂セッションハウスで踊るまでの道のりを書こうと思って二回目の投稿になります。
前回は1月16日でした。
土曜の夜に時間があったので、地区区民館を借りて自主トレをしました。
自主トレと言って何をするのかというと、床の上でストレッチをして前回もらった振り付けを何度か繰り返すという事です。
ストレッチはいつもやっているもので、床の上でゴロゴロしながら脊椎や肩関節・股関節・膝関節など動かしていきます。
筋肉を引っ張る感じではあまりなく、ただ体側は引っ張って伸ばしたりしますが、他は動かしながら緩めていきます。
40代くらいまではストレッチもそこそこに動いていたりしましたけど、50代くらいからは っくりストレッチして関節の動きを出して、筋肉を温めて緩めないと、すぐ故障します。
分かってるのに50代前半くらいまでは、そこそこストレッチで故障してました。
ばかですね。
で、今はストレッチのというか、筋肉温めて伸ばして関節を動かしてという時間を(自分の感覚としては)長めに取ります。
ま、20分くらいでまだ短いとは思いますが、それ以上やると今度は逆に筋疲労がおきて動けなくなったりします。
どうもしょうがないですね。
体が動きそうになったら、前回やった振りを動いてみます。
当然、動画を見ながらですね。
便利になりました。
昔は動画なんて撮れなかったので、覚えました。
いや、覚えると言っても、レッスン終わりに紙に書いて覚えてましたね。
紙にどうやって書くんだって思うかもしれませんが、人間追い詰められると色々出来るものです。
いや追い詰められていた訳ではなく、好きでやってただけですけど。
それも終わって少しインプロビゼーション(即興)で振り付けしたりしていました。
これは全くの趣味。
頭の体操で体の体操です。
動画を撮って残してあるものもありますけど、発表はなかなか出来ないですね。
また、作品創りをする時の参考になればと思っています。
2023年 今年の映画
今年見た映画です。
今年の一番は「宇宙人のあいつ」が面白かったかな。
バナナマン日村さん、中村倫也さん、柄本時生さん、伊藤沙莉さんと言うキャストが良かったのはもちろん、日村さんの演技が日村さん以外では誰にも出来ない世界観を作っていて最高だった。
普通、あんな荒唐無稽な設定とストーリーは成立しない。
それを成立させていたのは凄いと思う。
あとは「BAD LANDS」かな。
安藤さくらさんは安定の良さだけど、宇崎竜童さんの存在感が最高だった。後、賭場の女性。
昨年の個人的一番は「偶然と想像」だったので、今年も似たテイストがないかと思ったけど、あまり見つからなかった。
外国と比べても仕方がないけど、韓国映画はいろいろは作風でどれも良い感じでした。
北野監督の「首」は期待が大きかっただけに、ちょっと残念。
コメディだったんだろうか?と思うが、設定も演技も含め海外では受けるのかなと思ったりもする。
しかしあの、獅童さんの走りは本当に時代を感じるような、素晴らしい演技だったなと思う。
日常的に和服着てることや畳をきちんと知ってる感じ。
TV番組からの映画は、普通に観られるけど、感動ということはないかな。
俳優さんが良くても、映画が良いかどうかは分からないと言うのは、最近とても思う事です。
あと、次回作の伏線的なことを最後に入れるのは如何なものかと思ったが、外国映画でもあったな。
では、一本ずつちょっとだけ感想も。
非常宣言・・・韓国映画、ソンガンホさんが出ているので観に行きました。
イチケイのカラス・・・TVが好きで観に行きました。まあ、まあ。
仕掛人 藤枝梅安・・・豊川さんは良いんだが、この年齢ではちょっと。
シャイロックの子供たち・・・思っていた内容と少し違った。
Winny・・・静かな面白い映画でした。
湯道・・・好きですこう言うの。
エブリシンング・エブリウェア・・・分からなくもないが私にはそれほど面白くない。
メグレと若い女の死・・・ちょっと暗過ぎるかな。
GOLD FISH・・・面白いんですけどね。
ロストケア・・・長澤さんと松山さんなので観に行ったが、どうも結末が分からなかったかな。
映画ネメシス黄金螺旋の謎・・・もうちょっと入り込めなかった。
AIR /エア・・・マットディモンさんなので観に行きました。上手くできた映画でした。
パリタクシー・・・静かな良き映画でしたが、少しありがち。
最後まで行く・・・やりすぎですね。でも面白い。
宇宙人のあいつ・・・結果的に今年一番面白かった。俳優陣が最高でした。
岸辺露伴ルーブルへ行く・・・美しい映画でした。が。
せかいのおきく・・・俳優の無駄遣い。せっかくだったのに。モノクロの意味は?
大名倒産・・・こう言うのはありです。
小説家の映画・・・韓国映画。 良い映画でした。
リバー流れないでよ。・・・タイムリープ系でしたが、面白く観られました。女優さんが良い。
君たちはどう生きるか・・・はい。ありがとうございます。
リボルバーリリー・・・ちょっとやり過ぎですが、美しい映画でした。続編の布石はいらん。
バラシファイト・・・作りたい気持ちは分かるが、ちょっとこれはなぁ。
コンフィデンシャル・・・韓国映画 韓国映画は大きな映画も良いよね。
アステロイド・シティ・・・これは何でしょうって感じ。
名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊・・・ちょっと大袈裟かなぁと思う。でも観やすい。
ミステリと言う勿れ・・・TVが好きで行きました。満足です。
いまダンスをするのは誰だ?・・・パーキンソン病の啓蒙映画としては良いと思うが。
イコライザー・・・デンゼルワシントンさんなので観に行きました。人を殺し過ぎ。
春画先生・・・良いんですが、ちょっとドキっとしますよね。
BAD LANDS・・・ 良くできた映画、安藤さくらさん良い俳優さんだなぁ。
ゆとりですがなにか・・・これも良く出来た軽い映画。
私はモーリーン・カーニー・・・実話原作で少し苦しくなる映画でしたが、良い映画でした。
ドミノ・・・この手の映画は好きですが、最近はちょっと手が混み過ぎている感が。
OUT・・・品川監督の作品、やっぱり上手い。気軽に楽しめるエンタメ。
法定遊戯・・・まあまあ、と言うと失礼ですが。
首・・・ちょっと勉強し過ぎのような気が。イマイチでした。ただ、中村獅童さんとキム兄は良い。
ポッドジェネレーション・・・考えさせられる系でしたが、まあ静かに観られました。
飛んで埼玉・・・前回のような爆発はないが、とても楽しめました。
39本か、けっこう観たな。
民生炒飯 @横浜中華街
先日、久しぶりに横浜中華街に行きました。
患者さんに頂いたチケットでモダンダンスとバレエの舞台を観に行ったついでです。
今回は炒飯が食べたいと思ったので、ちょっと調べて出てきたのが「民生炒飯」という店です。
中華街の少し外れにある店のようで、炒飯専門という事で行きました。
動画を撮ってみましたが、夜の中華街はなんとなくやっぱり画になりますね。
色が綺麗で映画のようでした。
民生炒飯は小さな店でテーブル2つとカウンター5・6席くらいのお店でした。
台湾屋台のお店で中華街に乗り込んだということでした。
中華街で台湾屋台飯。
ま、でも、炒飯が食べたかったんだから。
という事でナンタラソーセージの炒飯をいただきました。
ご飯がパラッパラのパラパラで屋台飯って感じでしたね。
食器がプラスチックだったのも一興です。
たまに良いものです。
熊谷守一美術館 〜 動画編集 〜
先日、休みを利用してカミさんと熊谷守一美術館に行って来ました。
以前にも何度か訪れたことのある美術館でしたが、今回は動画も撮ろうと思って行きました。
「最後の十日間」と言う企画展が開催されていて、こちらは守一さんの次女であった熊谷さんの作品が展示されていました。
一階と二階は守一さんの作品で、とても見応えのあるものです。
特に個人的には油絵の絶筆となった「アゲ羽蝶」は好きな作品です。
この作品を描いたのが亡くなる前年の96歳!
写真や映像では全く色が違うので、ぜひ直接ご覧になることを勧めます。
と言うことで動画を二本編集しました。
一本は普通に、もう一本はお遊びです。
夏休みの暇つぶしにどうぞ。
ペパカフェ・フォレストでランチ
休みになると吉祥寺に行くことがあります。
パルコに入っているアップリンク吉祥寺で映画を観て、散歩。
散歩の途中でランチを食べることもたまにありまして、井の頭公園にあるペパカフェ・フォレストという店にもたまに行きます。
ここはベトナム料理やタイ料理など南国系の料理の美味しい半オープンカフェで、冬になると外側の席ではストーブを足元に持って来てくれます。
夏は大きな扇風機が轟音と共に回っています。
昨日はここで久しぶりにランチをしました。
どんなところなのかちょっとだけ動画を撮ったのでどうぞ。
エゴン・シーレ展 @東京都美術館
都美術館でやっている、レオポルド美術館【エゴン・シーレ展】を見に行きました。
美術館にはたまに行きます。
たまにと言うのは数ヶ月に一回くらいの頻度。
比較的良く行くのは青山にあるワタリウム美術館。
森美術館や西洋美術館・近代美術館なども行きますが、都美術館もたまに行きます。
公募展などを見たりすることもあります。
今回は【エゴン・シーレ展】
自画像が印象的でいつか見たいと思っていた作家さんです。
行って見て知りましたが、早逝されているんですね。
28歳。
10代からの作品が展示されていましたが、信じられないくらい大人びている。
というか老成している。
16歳17歳くらいの作品に幼さが見られる部分もありましたが、それにしても幼いというより少し表現が若いという感じで、それにしても16・17の作品ではない感じでした。
20歳を過ぎるともう本当に出来上がっていて、70代80代になった時の作品を見て見たいと思いました。
28歳での死は残念です。
道すがら動画を撮りました。
美術館の中では風景画だけ撮影可だったので、動画に載せました。
4月9日までやっているようです。
春休みになる前の平日昼なら、当日券で見られると思います。
レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 >>>
Came to see you , Ships Cat.
関西での出張セミナーの空き時間に、中之島美術館(大阪)のシップスキャットに会いに行きました。
その時の動画。
昨年、竣工した大阪の中之島美術館を守る猫=SHIPS CATをニュースで一目見て、これは見に行かねばと思いました。
とは言えそれだけでいくのも何だなと思いつつ時間が過ぎていましたが、兵庫県でセミナーをやることになり、ならばと時間を作って行って来ました。
地下鉄淀屋橋駅から歩いて行きました。
良い時間でした。
この時は美術館の中には入っていません。
たまにはぶらぶら時間を作って散歩するのも良いですよ。
ずっと休みはないんですか?
先日、スクールの在校生に聞かれました。
たぶん、将来、開業した後の生活がどんなものなのかを考えていて聞いたんだろうと思います。
「休みはあるのか?」
気になるところですね。
定休日は決めていません。
だから、患者さんの予約が入っていない日は休み、と考えることも出来ます。
でもこれちょっと違う。
整体師で整体院をやっているとしても、ちょっと違います。
整体師は整体だけやっている訳ではありません。
整体院を運営しているんだとしたら、お店の宣伝もしなければいけないし、掃除や消耗品の補充、経理の伝票つけも必要があるかもしれない。
セミナーやワークショップに行くこともあるかもしれないし、専門書で調べものをすることもあるかもしれない。
そうなると患者さんの予約が入っていないというだけで休みになるかどうかは分かりません。
では逆に整体の予約が入っている日はどうなのか。
朝一で午前中に予約が入っていて、午後からは空いている日はどうなのか。
逆に夜だけの患者さんで、午前中から午後一杯は空いている日はどうなのか。
患者さんの予約がない時間帯はどうなのか。
上に書いたみたいに、掃除したり勉強したり、宣伝のためにブログ書いたりしているかもしれないし。
映画に行っているかもしれない。
休みなんだか休みじゃないんだか。
そもそも。
休みって何でしょうね。
長いこと会社勤めをしていると、休みは会社に行っていない日というイメージがありました。
今は家でも仕事をしていると休みではない事になって来ました。
以前、ワーク・ライフ・バランスという言葉を聞いて、とても違和感を覚えたことがありました。
「仕事と生活の調和」ということのようで、これは前提として「仕事」と「生活」が別物で相対するものということになっている気がします。
仕事は生活と別物なのかって話です。
休みはないんですか?という質問には、休みと休みじゃない日が別物だという前提があります。
そこから考えてみる必要があるかもしれません。
最近のイメージとしては、仕事も休みもあまり区別がない感じです。
グラデーションなのか同じものなのか。
そもそも論でもありますが、仕事も生活だし休みも生活だし。
会社に勤めているなら気にしなければいけないことだとも思いますが、自分で仕事してるんだから考えなくても良いのかもしれません。
休みってあるんですかね?
いわゆる一つの人生の悦び
4月18日(土)に神楽坂セッションハウスで舞台に出ます。
シアター21フェスという公募公演で、以前にも数回出演したことがありますが、今回はダンス仲間のおじさん二人で出ることにしました。
そのリハーサルが今日から始まりました。
いわゆる一つの人生の悦びだわな。
やっていることと言えば、10分間をどうするか。
始まりはどうする。
途中はどうする。
最後はどうする。
始まったら二人の関係はどうする。
ではどんな動きから始まる?
踊るの?
いや踊らなくても。
とは言え踊り的なことが30秒くらいは。
なんてこと。
一般的には意味のないこと。
10分を人前でどうするか。
表現しようとしていることは何か。
これ面白いよね。
面白いと思う。
いいんですかね。
いいんじゃないですか。
みたいな。
以外に半分くらいまで構成は出来たようなイメージ。
面白い。
というか楽しい。
何なんでしょうね。
いつも思います。
仕事の時間削って。
わざわざ場所とって合って。
人のためとか人類のためとか全然ないことを。
しかも儲からないのに。
全然儲からないのに。
体も疲れちゃうのに。
翌日に残るのに。
やってる。
それはやっぱりいわゆるひとつの人生の悦びだから。
でしょうね。
吉祥寺まで9000歩
目的地はココでした。
てあて整体スクールのある大泉学園から吉祥寺パルコ地下1階に最近出来たUPLINKに行きました。
UPLINKは渋谷にある小さな映画館ですが昨年末に吉祥寺パルコにも新たに出来ました。
渋谷UPLINKにはよく行っていたので吉祥寺ならバスで一本だし何かがあったら行こうと思っていました。
今日は休み。
何か見るものはないかと思って最近公開の「翔んで埼玉」にするか吉祥寺UPLINKにするか考えて吉祥寺に見るものがあったら行こうと思い探しました。
で、ありました。
「マイ・ジェネレーション」
何の映画だか分かりません。
でも1960年代の話のようでファッションがどうのと書いてあったしアップリンクだし行くかと行くことにしました。
他に用事もないし時間を持て余していたので歩いて行ってみることにしました。
歩いてっ!
以前、一度だけ歩いたことがあります。
吉祥寺までのバス通りをがんばって歩いて1時間10分だった記憶があります。
もう10年以上前だったと思います。
10年経っているし休みだしで2時間くらい時間を見て出ることにしました。
最近、あんまり歩いていないくせに患者さんには歩け歩けなんて言っているのでここらでちょっと気合を見せとくかというような気持ちもあったような気がします。
まあ基本的に気合の人ですから。
歩き始めて30分くらい経ったところで気合がどこかに行くのが分かりました。
気合の人なのにどうしたんでしょうね。
ちょっと大変。
でもまあ歩き始めたんだから仕方がないかと歩き続けました。
今日はバス通りではなく愛と気合の勘を頼りに鼻を効かせることにしました。
最近は勘を働かせることが少なく特にグーグルマップが出来てからは頼りにしないと言いつつチラ見をするようになって鼻も効かなくなり勘も働かなくなっていた訳です実は。
でも、風がなんとなく呼んでいます。
昔取った米ぬか。
いや昔取った杵づかです。
なんとなく道を曲がったり斜めに移動しつつ途中で早咲きの桜や梅を見たりして歩いていたら突然吉祥寺に続く道に出てしまいました。
出てしまったものは仕方がないということでその道を辿って吉祥寺へ。
約9000歩
1時間10分
あれっ!?
結局1時間10分で!?
どうして!?
と思いましたがバス通りよりも斜めに進む道が多く結果的に近道をしたようでした。
ちょっと大変と思っていたのにさほど大変ではなかったような。
そして吉祥寺UPLINKへ。
と言いたいところですが時間の余裕を持って出たので早く着きすぎました。
仕方がない仕方がないと言いつつルーエ(書店)へ。
すぐに素敵な本が目に飛び込んできて購入。
「しょぼい起業で生きていく」(えらいてんちょう著)
「このままだと、日本に未来はないよね。」(ひろゆき著)
あああどっちもひらがなのさくしゃだなぁとなんとなくひらがなで思考しながらちょっとこれはきっと面白いにちがいないだろうと思いました。
で、UPLINKへ。
「マイ・ジェネレーション」を観ました。
これは映画!?
ちょっと何だか随分とアレな映画でしたが面白いことは面白い。
1960年代。
ちょうど小学生から中学生あたりの話です。
マイケル・ケインという俳優さんが企画したもののようで全体を繋いでいく役目もしていました。
ビートルズローリングストーンズマリークワントツィッギー。
で、ポールマッカートニージョンレノンでミックジャガーキースリチャーヅとか。
懐かしい人たちがどんどん出てきます。
その年代の映像と独白とが絡み合って時代の雰囲気を存分に表現している。
感じがしました。
でもなぁと。
これはあれか。
自慢か!?
自慢マンなのか!?
結局団塊の世代の話だなぁと思ったりしました。
確かに様々なことを変えてきた年代だったと思います。
時代的にそう言う時期に来ていたこともあるんだろうと思いますけど。
でもなんか少し。
あれです。
鼻につくって言うと言い過ぎですけど。
どうしてこれを今作ったのかということを考えたりします。
時代を知るには面白い映画だと思います。
帰りは当然バス。
「しょぼい起業で生きていく」を読み始めましたけど、これは面白いです。
これから仕事を変えて起業開業しよって人は読んでおくと良いかもしれません。
何言っちゃってんの!?そんな甘くないよという人は読んでも読まなくても一緒です。