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現代舞踊公演を観て。

読了までの目安時間:約 4分

【新進舞踊家海外研修員による現代舞踊公演】を観てきた。
横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール。
池田素子さん、小松あすかさん、内田香さん。


赤レンガ倉庫1

「 Do not fear. 」 池田素子作品

何が始まったのか。
舞台上のことが分からなかった。
ダンサーの動きに意味を感じようとしていたのかもしれない。
何かが始まったことだけは分かった。
しだいに動きはピースになりパーツになり。
何か意味を持つような動きに見えてきた。
ただそれでも意味ではなかった。
ある瞬間。
突然、意味の萌芽が見え始める。
それは観る人個人で違うんだろうと思う。
ああそうだ。
そうだったんだ。
情景が少しずつ。
風景が少しずつ見え始める。

東京の唄が聞こえてきた。

突然、一気に世界が開け色が見え始める。
凄い。
ただのパーツでしかなった動きが情景を創り風景を見せ始める。
凄い凄い。
人と人のいるところの関係性、関係と関係の関係生。
それまでのピースやパーツが交錯し情景となりパーツ同士が関係を持ち出す。
世界が勝手に動いている間に、自分は自分で一人の世界がつながっていく。
それぞれの物語がぶつかり並走し交錯しながら展開していく。

とにかく素晴らしい作品。
現代舞踊展でこの作品が見られるとは思わなかった。
横浜の夜。
赤レンガ倉庫を最大限に利用し。
ダンサーも構成も振り付けも音楽・音響も衣装も舞台小物も照明も。
とにかく素晴らしい。


「 みち 」 小松あすか作品

セピア色の照明の中、踊るダンサー。
面白い照明だと思う。
衣装の色を変える照明。
身体能力とテクニックの高さも見える。
様々に構成され突き進んでいく舞台。
でもまてよ。
何だろうこの違和感は。
言いたいことは分かるような気がする。
たぶんこういう世界が見せたいんだろう。
でも。
何かが違う。
何だろう。
そうだ雑なんだ。
構成も振り付けも照明も衣装も表情もフォーメーションも。
全てが雑に見える。
少しずつ抜けている印象。
穴が見えてしまう。
残念。
もうちょっと詰めれば良いのにと思う。
デッサンのようなものが見せたいのであれば、デッサンを見せるような造りに出来るんじゃないか。
デッサンにはデッサンの良さがある。


「 note 」 内田香作品

黒いドレスを着た長い髪の女性。
上手に椅子が4脚、下手に2脚。

圧巻のダンスが続く。
椅子を使った展開がある。
美しいフォーメーション
素晴らしいテクニック。
音楽の盛り上がりにつれて盛り上がっていく舞台。

しかし。
どうしてドレスなのか。
どうして黒なのか。
どうして長い髪なのか。
どうして椅子なのか。
ここ横浜で。
赤レンガ倉庫で。
この空間で。

最後まで分からなかった。
これは見ている自分の問題なのか。


赤レンガ倉庫2

三作品とも力のある作家が創作した舞台で見ごたえがあった。
ただ、上にも書いたように個人的には池田作品が抜群だったと思う。
二作品にはいろいろと気になる部分が多かった。
好みの問題もあるかとは思うが、同時代のコンテポラリーダンスや現代美術・現代芸術・現代音楽と並列に並べてみるとはっきりするような気がする。
ダンスに時代は関係ないと思うが、時代を関係ないと言うのなら、時代に関係のないダンスを観たいと思う。
そういう作品を作ってもらいたいと思う。

関係者の方が見ていたら失礼しました。
良い作品を観たいと思う個人の感想です。



安定した体

読了までの目安時間:約 2分

「安定した体」と言われたらどんな体をイメージするだろう。
グラグラしない、どっしりした、落ち着きのある。
そんな言葉が頭をよぎる人が多いのかもしれない。


体は約200の骨と600の筋肉で出来ていると言われます。
生きている人はほとんど常に呼吸をしていて心臓も動いています。
呼吸をすると肋骨と背骨で囲まれた胸郭という、鳥かごのような形をした骨が広がったり縮こまったりします。
呼吸に合わせて横隔膜(という筋肉)や胸の周りの筋肉が動きます。
血液はかなりな圧力でお腹の中を上下に進み、体の隅々まで毛細血管として流れが続き、また集まって心臓に戻ってきます。
血管は柔軟性のある柔らかな組織で出来ています。


生きている人は常に動いている。


呼吸をし血液が流れている体は、沢山の筋肉と沢山の骨で立ったり座ったりの姿勢を取っていたり、歩いたり走ったりパソコンを打ったりご飯を食べたりします。
つまり止まれない
完全に動きがなく止まっているとしたら、その人は死んでいる人です。
「安定した体」はその動いている体が、柔軟にバランスを取って、立ったり座ったり歩いたり走ったりパソコンを打ったりご飯を食べたり出来る体です。
倒れたり転んだり躓いたり、どこかが固くなったり、呼吸がしづらくなったり、血流が悪くなったりしない。
そんな体です。


安定した体や真っ直ぐな体を求めるあまり、体の動きを止めてしまったり、固めてしまったりすると、実はそれは逆効果になります。
常に動いている体を感じることから始めてはどうだろうと思います。


待乳山聖天 写真は本文と関係ありません。

養老孟司の<逆さメガネ> を読んでみて。

読了までの目安時間:約 3分

整体スクールの生徒さんによく本を貸します。
この本良いよと渡します。
解剖学や生理学の本はほとんどなく、脳科学だったり読み物だったりします。
よく紹介したり貸したりするのは、養老孟司先生や福岡伸一さんや池谷裕二さんなどの本です。
脳科学や解剖生理学などをベースに世の中のことを見たりしている方々です。
先日、【養老孟司の<逆さメガネ>】という本を生徒さんに貸しました。
彼女は幼児教育関係の仕事をしています。
読んでみた感想を聞きました。


「最近の教育は、自分は変わらないと思っている人に、情報として新しい知識を入れていくようなものだ。」という部分が印象に残ったとのことでした。
書き方はどうだったか忘れましたが、そんなことが書いてありました。
内田樹さんも同じようなことを書いていたことがありました。
「これを勉強するとどうなるんですか?」と聞かれても本当は答えようがない。
「なぜなら勉強した後は別人になっているから。」というものでした。
確かにそうですね。
勉強をした後の自分を、勉強する前の自分は、想像はできるけれど理解することは出来ません。
なぜなら勉強したことが体に入っている自分は、今の勉強する前の勉強する内容が体に入っていない自分、つまり別の人だからです。
でもこれ、なかなか理解されない。
勉強しても自分は自分で同じと思っている人が多い。


整体の授業をやっていて無駄話を良くします。
無駄話に聞こえる話です。
でもそれは必ず何かになる。
役に立つという言葉を使いたくないので、何かになると書きましたが、世の中的に言えば何かの役に立つということです。
学校で勉強した数学や科学や物理学は社会に出ても何の役にも立っていないという人がいますが、あれは全くナンセンス。
数学や科学や物理学を学んで変わった後の自分が今の自分になっているということが分からないから、そう思ってしまいます。
でも実際は変わってしまっている。
どう変わったかは検証のしようがありませんが、今の世の中や人への対応が出来ているのは、数学や科学や物理を分かろうが分からなかろうが勉強した事実があるからです。
そうやって変わってきた今の自分があるからだと思います。


けして無駄話の言い訳ではありません。(笑)

素直

読了までの目安時間:約 2分

個人的には今年も仕事が始まりした。


年末年始の時期にいろいろと考えて、今年も目標というかキャッチフレーズのようなことを考えました。
今年は「素直」で行こうと思います。
珍しく年末30日から年始3日まで5日も休みがあったので、いろいろな人のことを考えていました。
自分にとってこの人は良い人だなぁ素敵だなぁと思う人たちに共通していることは何か。
考えてみたら皆さんとても素直でした。
でもこれがなかなかな素直さです。
自分の思っていることをやり続ける。
人が何と言おうがやり続ける。
そして没頭する。
没頭するので周りのことは見えません。
気にならない訳ではなさそうですが、気にしても仕方がないと達観しているような部分がある。
そして突然、自分の思ったことだけで進んで行きます。
周りにいると突然感が半端ない。
あれそうだたったんでしたっけ!?
そんなことがままあります。
それでも嫌味がない。
ここポイントですね。
難しい。
でも全体を俯瞰して眺めてみると素直なんだと言うことが分かります。
ひねくれていない。
曲がっていない。
そこが力強さにもなっているように思います。


だから今年は素直。


問題はあります。
素敵な人たちは根がひねくれていない曲がっていないから、素直であれば猪突猛進に見えるだけで素敵に見えます。
ところが私の場合は根が曲がっている可能性が大きい。
限りなく曲がっていそう。。。
そこです。
根が曲がっているところで素直にすると、傍からは曲がって見えます。
なので先に宣言しておかなければいけません。


今年は自分に素直にやります。
ま、なるべく。

晴れ着

読了までの目安時間:約 3分

今年は年末に実家のある三重県に帰省して、元旦に東京に戻ってきました。
夕方になる前の時間に近鉄電車を四日市方面から名古屋まで。
名古屋からは東京まで新幹線で。
東京から池袋までJRに乗って。
池袋から大泉学園までは西武池袋線でした。
でっ!?


はい、そこなんです。
で、何があったかと言うと。


晴れ着の人を一人も見なかった。


そうなんです。
帰省していた実家から4時間以上かけて、名古屋から東京まで電車に乗っていたんですが、晴れ着を着た人が一人もいない。
ついでに言えば着物を着た人も一人もいませんでした。
JRは品川から渋谷新宿周りなので、明治神宮のある原宿を通過しました。
なのにゼロです。
ついにここまで来たかと思いましたね。
正月はなくなったのかなぁと。
ところが逆に元旦を休日にする店舗が増えているようにも思えました。
昨年くらいから定休日や休日を作るチェーン展開のお店が出てきたように思います。
たしか外食産業であったような。
そしてスーパーも休みがなん店舗かありました。
実際は何年か前からそうだったのかもしれませんが、目についたのは今年ですね。


何が起こっているんでしょう。


そう言えば、1998年の春に驚いたことがありました。
当時はまだサラリーマンで通勤電車に乗っていましたが、その通勤電車で”茶髪”のサラリーマンを見たんです。
茶髪と言っても黄色じゃないですよ、抑えた茶色でしたけど、初めて紺色のスーツを着て髪を染めている男性を見ました。
この前後の正月に車や自転車やバイクの注連飾りが突然なくなったのに気がつきました。
今となっては分からないと思いますが、以前のお正月の松の内は車や自転車やバイクの前に注連飾りをつけて走っていたんです。
これも綺麗さっぱりなくなりました。


だからって何!?ということではないんです。
個人的には寂しいですけど。
でもまあこうやって変化していくんだろうと思います。
でもまあ寂しい。
しかしこの変化はどういうことなんだろうとは思います。
どうしてなんでしょう。
何かきっと理由があると思います。

おめでとうございます。

読了までの目安時間:約 1分

鳥出神社


明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。


てあて整体スクール
てあて整体院
荒木靖博


MT.Fuji

※新年の営業は1月4日から

年末ダンス三昧

読了までの目安時間:約 2分

time to go 2018

” TIME TO GO 2018 ”

下北沢ハーフムーンホールで太田ゆかりさんのTIME TO GOを見てきた。
今回は太田さんに加えてCI.coの勝部ちこさん鹿島聖子さん、現在ローザスの橋本唯香さんに、バイオリンの和田明佐美さんが参加してのパフォーマンスでした。

圧巻のパフォーマンスと言うよりは、年末に気軽に見られる良い時間になったと思います。
とは言え、先ずは静謐な空間と景色が出来上がったところから始まり。
少しずつ動きが繋がり離れ関係しあい、関係しあわず。
時に砕けて笑いを誘い。
やめてみることもやりすぎてみることもあり。
ないようである場面が展開していきました。

バイオリンが圧巻だったなぁ。
とても良かった。
音が素晴らしい。
力強く繊細で。
引っかかりのある和音や音が雑音のようにもメロディーにも環境音にも聞こえるような。
素敵な演奏でした。

明日明後日は田町アーキタンツで池田扶美代さんのワークショップ。
ローザスのActerlandとRainを踊る。
3時間を二日間のワークショップ。
持つんだろうか。

今年の最後はダンス三昧。
観て踊って終わります。
とは言え行く前に患者さんをやってから。
そして今日は年賀はがきも書いたし。
なんとか年が越せそうになって来ました。

年の瀬は突然に。

読了までの目安時間:約 4分

急に年末がやって来た。
去年は12月中旬になっても年の暮の感じがしないなんて言っていたが、今年は感じがしないということさえ感じず、年末のことを忘れていた。

それが突然やって来た。

先週名古屋で忘年会をやったと思ったら、今週に入って大掃除がありそのまま忘年会。
あっと思ったらあと一週間で新しい年を迎えることになった。
年賀状のことを思い出したのも数日前だったのに。
えらいことだ。
(注:「えらい」とは関西弁で大変だとか疲れるという意味。)
今年はどんな年でしたかとか、来年はどんな年にしたいですかとか。
そして今年に限っては平成最後のというような形容詞がつく会話が増えてきた。
いや、なんとなく頭の上をそんな会話が通過していく。
どうですか?
なんて聞かれても、ぼんやりしていたら何となく時間が過ぎていてみたいなことになりそうだ。

今年は実感がない年だったような気がします。
生徒さんや患者さんや取引先や仕事関係の人も読んでいるブログでこんなことを書くのも何なんですが、ちょっと実感に薄い年だった。
何がという訳ではないけど、少し上滑りしていたような印象がありました。
自分のことなのに、気がしたとか印象がというところが正にそれを表しています。
それが、ここに来て実感が掴め始めました。

バレエカレッジという企画に参加しないかと声をかけられて、10月から毎月1回バレエ関係のワークショップを始めたのが関係しているのかもしれません。
1回の講座のために、毎月、結果的に20ページくらいのテキストを作っています。
それが3ヶ月続いていたら、今までの自分の考えていたことや指導したりアドバイスしたりしてきたことがはっきりしてきた。
そして実際に講座をやることで問題点や新しい発見があった。
それが少し影響しているような気がします。
とてもありがたいことです。
自分だけではそうは掴めない感覚ですから。

他にもアレクサンダー・テクニークのATIという国際組織の総会に参加したことや、日々の患者さんとの会話や整体スクールの新しい生徒さんとの授業でも、発見が少しずつつながってきた感じがします。
還暦になったことで少し気負っていたところもあるのかもしれません。
もう〇〇なんだから、みたいな。
それは自分が一番面倒だなと思っている考え方なのに、そんな風にどこかで考えるってのはまた面白いことでもあるけど、ちょっと厄介なことでもありました。
それが意外に慣れてきたというか、自分の年齢に自分がフィットしてきた感じ。
60を超えたところで踊ったのも良かったかもしれません。

なんちゃって。
まだまだ振り返るには早すぎるんですが、そんなことを思った朝でした。
あと一週間、実感を伴って過ごしたいと思います。


名古屋教室忘年会
名古屋忘年会・てあて整体スクール

東京校忘年会
東京忘年会2018

吉村芳生 ~ 超絶技巧を超えて

読了までの目安時間:約 3分

東京ステーションギャラリーでやっと見てきました。
吉村芳生さんの展覧会。
超絶技巧を超えて。
美大出身の患者さんが教えてくれた美術展です。

「センセイ、この人はどうかしてますよ。ホントに。」

と平仮名とカタカナで声が聞こえるような連絡がありました。
しかし、スーパーリアリズムではありません。
以前、練馬区立美術館で見たグスタボ磯江さんの作品のように、全くどうやって見ても近づいても遠ざかっても老眼鏡を取り出して覗き込んでも写真にしか見えない。
手で描かれた痕跡が全く分からない。
というものではありませんでした。
たしかに写実だし現実を写し取っています。
それはたぶん、デジタルカメラがする手法を手で再現している。
でも超写実ではない。
手で描いているのが分かります。
そして多作。
信じられないほどの多作です。
自画像が2000点以上。

どうかしてます。

ある年の自画像を一日一日ハガキ大の紙に一日残らず書いていく連作の作品。
ある年の自画像を毎日来る新聞に書いていく作品。
ハガキ大の連作は365枚。
新聞の自画像は364枚。(1月2日が休刊日だったから。)
しかも新聞の自画像は364枚を9年かけて書いている。
新聞の紙面と自画像の両方を手書きで描いている作品も多数ある。
他の仕事もしながら。

そして17メートルの金網の絵。
金網だけを17メートル描いた絵。
自分の手で17メートル。
金網だけ書くって。
あなた。。。。。。

年明けまでやっています。
興味のある人はどうぞ。
ホントどうかしてます。


超絶技巧を超えて。

2018.11.23 - 2019.1.20
東京ステーションギャラリー
入場 900円

https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/18899


吉村芳生2

吉村芳生

マグカップ

読了までの目安時間:約 2分

‪センセイ、この人はどうかしてます!

美大出身の患者さんからの連絡があった。
これはという美術展があると連絡をくれる。
今回は東京ステーションギャラリーでやっている吉村芳生さんの「超絶技巧を超えて」という展覧会。
月に一度の名古屋の整体スクールに向かうのに時間があったので寄ってみた。

月曜定休。

はいありがとうございます。
調べずに行くとこういう事あるよね。
時間を持て余したのでお茶でもとカフェに入った。‬
‪ダージリンを頼んだら、マグカップで、薄っす〜い色の飲み物が来た。‬
‪ティバックも茶葉も入っていない。‬

‪薄い。‬
‪絶望的に薄い。‬
なるほどこういう事は続くものだ。

‪マグカップは紅茶用なのか。‬
知らなかった。
‪鳥取の砂場珈琲に似た名前のカフェでもそうだった。‬
しかし店内を見るとコーヒーもカヘラテもそのようだ。
知らなかった。
‪マグカップには騙されるな。‬
そして月曜日は東京ステーションギャラリーはお休みだ。

帰ってきたら行こ。


吉村芳生

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