運動習慣
年をとると運動習慣が大切だと痛感します。
今年の春から90代の母と同居していますが、全く運動習慣がない人でした。
運動習慣がない人は当然ですが、運動をするとどうなるかが分かりません。
特に運動を継続的に続けるとどうなるかが分からない。
たまにしか運動をしないので。
運動すると汗をかく。
運動をすると疲れる。
運動をすると筋肉痛になる。
という事になります。
良い印象が全くないですね。
でも、運動には別の側面もあります。
というか運動をたまにではなく、継続すると。
汗が出て爽快になる。
疲労のあとに筋肉が使いやすくなる。
適度な疲労で睡眠が取りやすくなる。
筋肉痛の後に筋肉量が増える。
継続していると、筋肉痛が出にくくなる。
筋肉がついて体が動かしやすくなる。
自分が変わるんですよね。
それが、運動習慣のない人は、自分が変わる前にやめてしまっている。
ダメとは言いませんが、習慣がある身としては勿体無いと思います。
ラーメンが食えないのが勿体無いというのとは、別の意味で勿体無い。
ラーメンは食べられなくても、栄養も取れるし美味しいものもたくさんあります。
でも、運動を継続するのと同じ事が起きるものは他にはありません。
散歩も運動です。
少しずつ運動習慣をつけてもらいたいと思います。
ダンスレッスンを休むかどうか
ダンスレッスンに行った時の話です。
神楽坂にあるセッションハウスでコンテンポラリーダンスのレッスンを受けています。
最近は松本大樹さんのレッスンですが、近藤良平さんや太田ゆかりさん、平原慎太郎さんのレッスンも受けていました。
今回は松本さん。
レッスンが始まって20分くらいしてからか、フロアエクササイズが終わり立ち上がってセカンドプリエをした時です。
プリエしながら頭からロールダウンしていきました。
そしたら、途中で左腰部がピキっと来た。
あっやばい!
瞬間的に思いました。
これはダメ。
すぐに、腰部を反らせて元に戻し、プリエだけしました。
プリエだけならなんともない。
どうかなぁと思いつつ、もう一回やってみると、やっぱりピキっ。
ダメかなと思いながら、次の動きまでやってみました。
出来なくはないが、腰が丸くなって上半身の体重がかかると、やっぱりピキっと来る。
やめた方が良いかなと思いました。
でも、ピキっの大きさがかなり小さいこと、特定の動くだけで来ることなど考えて、続けてみることにしました。
ただし、エクササイズが終わって振り付けに入って、動いてみてダメなら途中でもやめる。
振り付けに入ると、ピキっは出てきませんでした。
気をつけたことは腹圧でした。
腰が反ったりすると、すぐに抜けるように腹が緩む癖があります。
それに気をつけた。
そしたら続けられました。
患者さんから相談されたら、たぶん一旦は休んで下さいと言うような案件です。
40代を超えた頃から、ダンスの故障が増えました。
本番前にレッスンやリハーサルが積んでくると、数週間前あたりにどこかを故障していました。
良くないですね。
本番に間に合わなかったことはありませんが、リハーサルが全力で出来ない時期がある。
それで、少しずつ気を付けるようになりました。
40代は気をつけていると、故障が減りなんとなく分かるようになりました。
ところが、50代に入ると、気をつけていても故障するようになりました。
50代の故障は休まないとレッスンも出来ません。
だから50代は怪しくなると早めに休むようにしました。
レッスンも中断したり、リハーサルも1回くらい休んだり。
60代です。
60代でも年に1回くらいのペースで舞台や本番がありましたが、故障はやっぱりつきものでした。
東京2020オリンピックの時も、6月くらいに怪しい時期がありました。
その時は痛みがあるままテーピングや晒しを巻いて、動きだけやっていました。
60代は接触的にケアをしないとダメですね。
今だにレッスン以外の日は軽いストレッチくらいしかしません。
たぶん、筋トレや簡単なエクササイズを日常的にしないと、難しいんだろうと思います。
自分の場合は40年ダンス歴と整体師歴25年なので、なんとなく判断しやすいとは思っています。
でも、一般的には痛みが出たら、そして50代以上だったら、すぐに休むべきです。
その方が圧倒的に早く治るし早く復帰出来る。
それが嫌なら日常的なケアやトレーニングやストレッチが必須かなと思います。
自分のことを棚に上げてなんですが、そう思います。
偏頭痛の悩み
今はもうありませんが、以前、偏頭痛もちだったんですよね。
中学生の時と社会時の時でした。
理由はけっこうはっきりしていて、ストレスだったと思います。
その状況から抜けたら、綺麗さっぱりなくなりましたから。
中学の時は進学校で、周りがみんな勉強していて、自分もついていかなきゃと、平均てて一日4・5時間くらい勉強していました。
いまなら普通なのかもしれませんが、個人的には遊びたい盛りでした。
それに、いくら勉強しても成績が上がらない。
県立の高校に入って、勉強しなくなったらなくなってましたね。
次は社会人時代でした。
人間関係や仕事上でのストレスだったと思います。
一人で抱えるような仕事が多く、相談相手が上司だけみたいな。
相談というより、結果報告やお伺い的な感じだったんだろうと思います。
最終的には過敏性腸症候群やら突発性難聴によるめまいだとか。
会社を辞めて整体師になったら、綺麗さっぱりなくなりました。
頭痛には大きく二種類あります。
偏頭痛と筋緊張性頭痛です。
偏頭痛は実はほっとかない方が良いと思います。
僕も市販の薬など飲んでましたけど、医療機関に行った方が良いと思います。
偏頭痛と筋緊張性頭痛の違いは、偏頭痛が頭の中で、緊張性頭痛が頭の外の問題です。
頭の中ってことは、脳血管の問題ということもあるので、薬でごまかしてばかりはいけないと思います。
急な時はしょうがないと思いますけど。
筋緊張性頭痛は頭の外なので、筋肉や筋膜の緊張。
肩こりが酷くなってというイメージです。
睡眠や入浴、ストレッチや軽い運動で対処出来ると思います。
整体などでも良くなります。
相談してみて下さい。
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東京都練馬区東大泉 5-27-18-Ateate@nifty.com
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我に返る 素に戻る
アレクサンダーテクニークってどんなものか説明する言葉を考えていて思いつきました。
我に返る
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アレクサンダーテクニークは知らないうちにやってしまっている、やらなくても良いかもしれない事から離れてみるという方法です。
自分本来の在り方(使い方でもある)を見つけるのに、知らないうちにやっている事を手放して、元々の在り方だけでやってみるというやり方。
どこをどうしようとか、別の方法でやってみるとか、ではなくて、やってる事をやめるだけ。
我に返った時とか、素に戻った時ってそうですよね。
あれっどうして私こんな事してたんだろう、みたいな感じになります。
入っていた力が抜けて、面倒な方法ではなくストレートな方法でアプローチしている。
あっけない感じです。
やってることは、何もやってない事なので、簡単なんだけど、いつもと違う方法でやる事になるので、ちょっと不思議な感じがします。
深呼吸してやってみるとか、肩の力を抜いてやってみるとか、そんな方法と似ているかもしれません。
ぎっくり腰で俯せになれない患者さん
先日、ぎっくり腰から1週間で、俯せになれない患者さんが来ました。
どうします?
床にもベッドにも俯せ(下向き)になれない。
仰向けにはなれて、膝を曲げていると楽という患者さんです。
とりあえず仰向けになってもらいました。
仰向けになって膝を曲げると楽という事は、腸腰筋の硬さや短縮が考えられます。
腸腰筋は腰椎の前側から大腿骨の小転子につながっています。
これが硬くなっていたり短くなっていると、骨盤の動きや腰の動きが制限されます。
膝を曲げるということは、股関節を屈曲させる(曲げる)事で、腸腰筋が緩みます。
腸腰筋が緩んで楽ということは、この筋肉が何らか問題を起こしている。
ということで、腸腰筋を緩めるとなるんですが、最初に手をつけたのは梨状筋でした。
梨状筋は仙骨から大転子につながる筋肉です。
腸腰筋とだいたい対をなす、反対側の筋肉になります。
腸腰筋が短縮していたり硬くなっていたりすると、対をなす反対側の筋肉の梨状筋も硬くなったり短縮している事があります。
仰向けで梨状筋を緩めるには、患者さんの自重を使うと簡単に緩みますので、少しずつ緩めました。
と言っても指を梨状筋に当てていただけですけど。
梨状筋が少し緩んだので、次に腸腰筋を緩めました。
虚血性圧迫という方法で、てあて整体スクールで教えている中で、3つだけある痛みを伴う可能性のある手技です。
腸腰筋に手指を当てていきます。
しばらくすると緩みを感じました。
そうなると、膝を伸ばす事が出来ます。
ここまで来れば一安心。
筋膜の繋がりを末端から診ていき、出来るところを緩めました。
終わると、俯せになれるということになったので、俯せになってもらい、歪み調整の出来る部分だけをやりました。
テーピンングをして座り方・立ち方など姿勢を見て、この日は終わりました。
次回の予約を取って終了。
特定の姿勢しかとれない患者さんはたまにいます。
俯せだけ、仰向けだけ、一度は座るだけしか出来ない患者さんもいました。
自分のやっている手技は、何をしているのか。
どの筋肉を緩めているのか、どの関節を動かしているのか。
それを知っていれば、アレンジして同じ効果を生む手技を考えられます。
ただ、手技の手順や接点・角度・強さだけを知っていても、臨床では使えない事が、たまにあります。
てあて整体スクールでは手技の理由を必ず説明しています。
目的は何なのか。
面倒でも話すようにしています。
スクール生募集しています。
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ニーイン・トーアウト
膝が内側に入って、爪先が外に向く。
大人バレエなみなさんはご存知かと思います。
プリエする時にならないように気をつけるアレです。
気をつけているのに、知らず知らずのうちにそうなってしまう。
という人もいるかもしれません。
写真の向かって右側(左脚)がそうなっています。
これ。
ターンアウトがしずらいという事以外に何が問題なんでしょう。
そしてどうしてこうなってしまうんでしょう。
ある程度は生まれつきだから仕方がない、なんて思ってませんか?
知らないうちにそうなっているからって、生まれつきという事はありません。
殆どの場合はそうやって体を使っているのが原因です。
上の写真で言うと、右側の脚(左脚)の股関節が開いていない(外旋が狭い)ことが原因だったりします。
股関節の開き(外旋)よりも、爪先の開き(外旋)を大きく外にすると、膝が内側に爪先が外側になります。
左右の股関節の開き(外旋)が違うのに、爪先の開き(外旋)だけは合わせているとそうなります。
ここで。
股関節の開きが少ないと、前腿(大腿四頭筋)を使いやすくなります。
その事で股関節の外旋がよりしずらくなってしまいます。(ターンアウトしにくくなる)
先ずは爪先の開きよりも、爪先と膝の方向を合わせる事を先にして下さい。(そのことで爪先が開かなくても)
それとは別に、開きの悪い股関節のストレッチをします。
そして、ポジションに立つ時は、開きの悪い股関節の側の、お尻の筋肉や内転筋などを使ってターンアウトを頑張るようにします。
ニーイントーアウトの脚元だけを見るとこんな感じです。
向かって右側の脚(左脚)の土踏まずが落ちています。
クラスで「土踏まずを上げて!」と言われたりします。
ここで土踏まずの部分だけを引き上げようとするのは、あまり良くありません。
原因は股関節の開き(外旋)が少ない事ですから、股関節がターンアウト出来るように、股関節のストレッチをする事。
股関節のターンアウトを頑張る事。
足の注意としては、踵・母趾球・小趾球の三点に乗る。
土踏まずが落ちてなくなっている場合は、母趾球と踵に乗っていて、小趾球には殆ど体重を感じない事が多いです。
体はつながっています。
一部分だけをなんとかすると、別の場所に無理が来ます。
全体をつなげて感じ、使うようにして下さい。
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今月は調子を崩す人が増えています。
整体師としても活動しているので、患者さんの変化を肌で感じます。
今月は調子を崩す人が増えています。
特に腰を悪くする人が多いように思います。
たぶん、気候の関係が大きいと思います。
季節の変わり目で天候が落ち着きません。
急に暑くなったり、涼しい日が来たり。
天候の変化は気圧の変化でもあります。
季節の変わり目の暑さ寒さは一定ではありません。
体は冬から夏に向かう途中で、少しずつ汗をかきやすくなったりして来ます。
その変化と気温が一致しないと、自律神経系が乱れたりします。
また、気圧の変化は”体の中”に影響します。
体の中とは脳脊髄や関節など外界と通じていない場所の事です。
脳脊髄や関節など密閉された空間は、気圧によって圧迫されたり拡張したりします。
袋菓子を持って飛行機に乗ると膨らんでくるのは、上空で気圧が下がって拡張してくるからです。
これと同じ事や脳脊髄(を包んでいる膜)や関節(関節で密閉された空間)で起こります。
それで調子が悪くなる。
ここ数年の運動不足(コロナ禍でのリモート増加など)も影響しているかもしれません。
体を動かしてください。
ウォーキングでもラジヲ体操でも、軽いストレッチでも大丈夫。
なんでも良いので関節を動かして筋肉を曲げ伸ばししましょう。
そのことで筋肉が温まり緩んで来て、血流が良くなります。
脳脊髄や関節の周りが物理的に動く事で、水分の移動が促され、気圧による変化が少し軽くなります。
また、脳脊髄の状態が変化する事で、自律神経系も整ってくると思います。
ほんまかいな。
と思うより、体を動かしましょう。
必ず少しは楽になります。
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東京都練馬区東大泉 5-27-18-A※メニュー※
・整体60分 7,000円 (初回 別途初診料1,000円)
・クラニオ60分 7,000円
・アレクサンダー40分 5,000円
※問合(LINEからの申込で初診料無料)
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患者さんとする話
ある患者さんと呼吸と体の話をよくします。
彼女には呼吸を指導している先生を紹介しました。
整体を受けに来て、体の状態をみたり話を聞いていて、きっと良いのではと思ってお知らせしました。
しばらくして呼吸の整体の先生のところに行き、呼吸の講座を受けるようになりました。
そして沼に。
呼吸の話は奥が深い。
というか一般的に語られるような内容ではない指導の仕方をする先生で、それが良かったんだと思う。
呼吸はその人の在り方です。
呼吸はするものではなく、そうしているものです。
寝ていても呼吸はしているので、意思でしているものではありません。
ところが呼吸は意思でもすることが出来ます。
ここに大きなポイントがある。
呼吸は意思でするのではなく、そうなっているもの。
上手くいかない時は、そうなっているものに何かやらなくても良いことを加えてしまっている。
だから、やめるしかない。
あるいは、呼吸に対して”何もしない”ということしかない。
呼吸を整えたいと思ったら、呼吸に対して何もしないという選択をするしかありません。
”普通”は何かを整えたりしようとする時は、何かをします。
Doingですね。
でも、呼吸に関しては、何かをすると、必ず上手くいかない。
何かをするものではなく、そうなっているものだからです。
ちょっと禅問答みたいですが、考えてみるとそうなんです。
呼吸に対して何もしていない状態、元々の状態が呼吸が整った状態です。
だとしたら、今の状態を変えるのに、何かをして(付加して)しまうと、何もしていない状態には戻りません。
だから、元々ある状態の”何もしない状態”になるしかない。
呼吸の患者さんが来ると、そんな話を延々とします。
そして、荒木が紹介した先生に言われる、さまざまな話を少し自分なりに解釈して話をしたりします。
上のような話になるので、人とはあまり出来ない話(笑)みたいなんですよね。
いつも楽しませてもらっています。
映画の話やダンスの話もしますけどね、こういう体関係の話は大好きです。
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最大20%戻ってくるキャンペーン! 対象店です。
こんにちは。
練馬区大泉学園の整体院。
てあて整体院・荒木です。
6月7月はPayPayでお支払い頂くと、20%分のポイントが還元されるキャンペーン対象店です。
「練馬区ないのお店で買い物!最大20%ポイント戻ってくるキャンペーン!」
昨年もありましたが、今年も参加しています。
PayPayで支払うとポイントが還元されるキャンペーンです。
荒木の懐に関係なくポイントが付加されます。
1回当たり3000円までで、合計10000円までのようです。
てあて整体院の整体は7000円なので、1400円分のポイントが付きます。
20%はさすがに大きいので、初めて受ける方や久しぶりにと言う方は連絡下さい。
お待ちしています。
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頭痛について【動画】
カラダの話という動画のシリーズです。
【 頭痛について 】
頭痛にもさまざまありますが、大きく分けると偏頭痛と緊張性頭痛(筋緊張性頭痛)があります。
偏頭痛は頭の中の問題で、緊張性頭痛は頭の外の問題。
頭の中とは脳の血管の問題のことが多いので、薬で対処するだけでなくお医者さんを受診されることをお勧めします。
これに対して頭の外は頭蓋骨の外、皮下組織や腱や筋の問題です。
緊張性と言うくらいなので、筋肉や筋膜が緊張して頭痛につながってしまう。
こっちは手技療法やセルフケアでも対処できる部分があります。
筋肉や筋膜を緩めてやれば良いと言うことになります。
簡単な見分け方は、お風呂に入ってズキズキが酷くなるのが偏頭痛で、痛みが軽くなるのが緊張性の頭痛です。
血流が良くなって脳の血管の炎症が酷くなると痛むし、皮下組織や筋肉が緩むと痛みが楽になりますから。
長く続く偏頭痛は医療機関に、緊張性なら整体など手技療法に問合してみて下さい。
動画でも解説しています。
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