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「 人間は老いを克服出来ない 」

読了までの目安時間:約 1分

「 人間は老いを克服出来ない 」

生物学者池田清彦さんの本です。
メールマガジンを元にしたエッセイ集のような内容です。
老いについても書かれていますが、他のことについても面白い内容です。
人の家畜化についてなんかは、いろいろ考えさせられます。
動画で紹介しました。


「人間は老いを克服できない」 池田清彦著

読了までの目安時間:約 2分

読みました。
とても面白い。
老いについてだけの本ではありません。
題名は出版社の編集さんが考えたんじゃないかな。
「老いについて」は一部で、科学エッセイというのか、池田さん生物学者としての調べ方や見方からさまざまな事について書いています。
書かれているのは

・老について
・人類の自己家畜化
・構造は機能に先行する
・コオロギ色や今般のワクチン
・人為的地球温暖化
・ウクライナ紛争とエネルギー戦略
・lGBTQについて生物学的見解

人類の家畜化についてや、構造は機能に先行する、コオロギ食や今般のワクチンについてなどは、本職の分野なんだろうと思う、
ウクライナ紛争をエネルギー戦略から見て、さて日本はどうかと考えるのもなるほどと思う。
また、LGBTQについては生物学的な話が出てきて、こう言った事実・現実から考えるべきなんだろうと思わされた。
池田さんの考え方は世の中の一般的なバイアスがかかっていない分、受け入れ難い人も多いと思うが、一読の価値はあると思います。
地球温暖化やSDG'sなんかについては、知っておくと良い話だと思いますよ。

人間は老いを克服できない >>>

「本当のことを言ってはいけない」 池田清彦著

読了までの目安時間:約 2分

たまに本を読んだ感想を。

「本当のことを言ってはいけない」(角川新書)は池田清彦さんの著作。
池田清彦さんはTVのバラエティーを見ていた時に出ていました。
コメンテーターと言うんだろうか、自分の知っていることを状況に合わせて関連付けて話をする。
その内容がとても面白く、気になっていました。
渋谷から下北沢まで散歩をする時に、途中に河野書店(>>>)という古書店があって、そこで一冊本を見つけました。

「科学は錯覚である」(宝島社 池田清彦著)

1993年に書かれた本で池田さんが40代半ばの頃の著作です。
これがまた面白い。
面白いが40代の著作なので頭が冴えすぎていて言葉も先鋭的、どうも切り口鋭すぎて肩に力が入りそうになる。
ということで60代も半ばを過ぎた最近の著作はないかと探しました。
(前の本は読みかけで置いてある。)
そこで見つけたのが今年1月に上梓されたこの本です。
いや面白い。
メールマガジンを加筆訂正したものだというので、連載のようにもなっているエッセイのようでもあるけど、それぞれにきちんとした考えの流れがあって分かりやすい。
なんとなく養老孟司先生を思いだすような考えの筋道。
扱っている題材も興味のあるものばかり。

モノを考える時のベースになる視点というか味方が、とても共感出来る。
考えた結果の主義や主張(と言うほどのものではないとご本人は言うと思うが)には、自分とは今のところ相いれない部分も若干あるが、ベースとなる視点・見方が好きなのでどんどん読むことが出来る。
「生と死の意味について」「AIと私たち」「市場原理と成果主義」「動植物散策」「短絡主義がもたらすもの」いずれも今読むべきものだなと思った。
構造主義生物学が本業とのことなので、今後はそちらの著作も読ませてもらおうと思う。
楽しみが増えた。

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