半年で人生変える
世界は一瞬で変わる。
怪しい勧誘をしている訳ではありません。
やるか、やらないか。
決断は一瞬です。
その瞬間から世界が変わります。
世界はその人にとって存在しています。
これもまた怪しい書き方ですね。笑
でも、自分が見ている世界は、人が見ている世界とは違います。
世界をどんな風に捉えているかと言い方を変えれば分かりやすいかもしれません。
年収1000万円の人にとっての1万円と、年収100万円の人にとっての1万円は、全く価値が違います。
でも1万円は1万円。
同じ金額で同じものが買えます。
だから、世界はその人にとって存在していて、一人一人の世界は違います。
やるか、やらないか。
世界は一瞬で変わります。
世界を変えるのは、見方です。
だから世界を変えるのは自分です。
てあて整体スクールは自分の世界を変えるお手伝いをしています。
最短半年で人生が変わります。
整体師になって自宅サロンを持つのは、やろうと思えば、そこに向かって進む事が出来ます。
世界はそのための準備をする世界になります。
やろうと思わなければ、普段と同じ、昨日と同じ、いつもと同じ世界です。
どちらも悪い世界ではないと思います。
でももし、世界を変えたいと思ったら、決断をする事で始まります。
学校選びと起業について
てあて整体スクール・荒木です。
整体学校をやっていると授業見学や整体の体験に来る方がいます。
整体学校を選ぶために来ている人もいますが、整体を学ぶかどうかを考えるために来ている人もいます。
ところが中に学校選びから起業まで全部一緒に考えている人がいます。
学校選びと起業は別ものです。
でもつい一緒に考えてしまう。
学校選びをするということは、整体を学ぶということで。
整体を学ぶということは、整体師になるということで。
整体師になるということは、会社を辞めるということで。
会社を辞めるということは、起業するということで。
起業するということは、成功するか失敗するということで。
自分は本当に成功出来るのか?
整体ってのは将来があるのか?
本当に整体で食っていけるのか?
みたいなことを一緒くたにして全部決断しようとしている人がいる。
それは無理。
最初の一つを考えている時は、将来のことは決断出来ません。
もちろん整体を勉強するのは整体師になって起業すること、というのは良い目標です。
でも、今決断するのは勉強するかどうかだけ。
この整体スクールで学ぶかどうかだけ。
そうしないと上手く行きません。
整体師を学ぶ前に自分が整体師に向いているかどうかは分かりません。
整体師になることは出来ると思います。
時間がかかるかどうかだけの違いで、やる気が続けば整体師にはします。なってもらいます。なれるようにします。
でも、向いているかどうか、それで起業しようと思うかどうかは別です。
整体師にはなったけど、起業は自分に向いていないと思えば、起業しない方が良い。
当たり前です。
向いていないと思ったことをやっても、上手くいく確率は低い。
だから整体を学ぶかどうかと、会社を辞めるかどうかは別だし。
整体を学ぶかどうかと、起業するかどうかは別だし。
整体を学ぶかどうかと、成功失敗は別ものです。
整体を学ぶかどうかを考える時に考えるのか。
この整体が学びたいかどうか。
この学校やスクールで学ぶのかどうか。
そういうことを考えて下さい。
整体学校の先生が言うのも何ですが、やってみないと分からないこともあるし、やってみると変わることもあります。
思っていたのと違うかもしれないし。
別の才能を見出せるかもしれません。
てあて整体スクールの生徒さんで開業するのは、だいたい3割くらいです。
あと2割程度は今までの仕事に付加します。
(パーソナルトレーニング、ピラティス、ヨガ、など)
そしてのこり半分の人たちは家族のために使ったり、全く使わずに仕事が忙しくなったり、趣味としてやってみたりしています。
それでも半分くらいが整体を仕事に活かしているというのは、多い方だと思います。
まったく開業に繋がらないスクールなどもあるようですから。
全部を一緒に決めるのは危険です。
決断の練習
てあて整体スクールでは触診の練習をよくします。
指針整体の授業の前には必ずやりますし、触診という授業もあります。
何故か。
何度か書きましたが、幾つかの目的があります。
一つは手を作ること。
もう一つは決断の練習をすること。
手を作るというのは、触診の技術を上げ精度を上げることです。
触診では色々なことがわかるので、分かることが増え、細かなことまで分かるようになることが目的です。
これは同時に体を作ることにもなる。
整体師としての体の使い方と、整体師としての体(筋力的な意味含め)です。
決断の練習というのはどういうことでしょう。
触診をしても最初は何も分かりません。
服の上から出で触れただけで、その下に骨があるかどうかさえ分からないのが普通です。
でも、あります。
確実にある。
服の下には皮膚があり、皮下組織があり、脂肪や筋肉があり骨があります。
必ずある。
それを感知してどんな状態か分かるようになる練習をします。
その中で一番大切なのが「決断する」ことです。
では決断するって何でしょう。
ここで決断するとは、「ここはこうなっている。」と決めることです。
骨があってどちらかに曲がっていると決めることです。
分かることではなく、決めることです。
???
分かるようになるんじゃないか?と思いますよね。
でも最初は分からないと感じます。
分かっていることなんですけど、分からない。
それを、「自分はこうなっていると感じた」と決めます。
決めることから全てが始まります。
だから間違っていても良い。
どんなに間違っていても良いです。
練習ですから。
どんどん間違えて良い。
そのうちに精度は上がります。
知らないうちに上がってくる。
それよりも、決めないと何も始まりません。
う〜ん分からないなぁ。
と判断してしまうと、その判断はいつまでも続きます。
保留の状態になる。
保留の状態は心が楽な状態です。
間違えるリスク、失敗のリスクががなくなりますから。
だからつい分からないと判断したくなる。
それを避けるためにも決断します。
ここはこうなっていると決めます。
決めることは全ての始まりにつながります。
整体師は決める仕事です。
就職したとしても、開業したとしても、やることは、患者さんと一対一で整体をすることです。
その時。
患者さんの体がどうなっているか。
その体をどんな風に調整するか。
調整はどの手技を使うのか。
手技の力加減はどうするのか。
などなど。
全て自分一人で決断して決めなければいけません。
開業する人なら、店の名前や営業時間や宣伝や料金など、全部自分で決めます。
そして全部自分に責任がかかってきます。
結局、決めることは自分が責任を持つことの練習にもつながります。
精度は繰り返しやれば上がります。
決断は、自分の手の下の状態を、言葉にしたり、認識したりするための、練習です。
だから触診の練習では、患者さんの体がどうなっているか、初日から全部決めてもらいます。
間違っていても本当に良いんです。
その場で触診が正確に出来たかどうかは、全然問題ではありません。
0を1にするのは自分です。
整体師になる。
整体スクールで解剖学や整体を教えることは、多分、1を5に5を10に10を100に、結果、1を100にすることだろうと思います。
荒木はそれをやっています。
入学した生徒さんが整体師になるように。
整体師として開業出来るように。
開業しない人でも整体師としての技術知識を身につけるように。
それは荒木の仕事です。
でも、0を1にすること。
整体師になろうと勉強を始めることは、自分でしかできません。
卒業して開業することは、自分でしかできません。
0を1にするのは自分です。
誰かがやってくれる訳ではない。
大変なのはきっと覚悟だと思います。
覚悟が出来ないと始められない。
0を1にすることは出来ないと思います。
荒木の場合だと、教え”始める”ことでした。
人に教えることは昔から好きで、いろいろな方法を考えたり表現を考えたりして話をします。
でも、教え”始める”のには時間がかかりました。
人に整体を教えることは、その人の一生を背負う可能性のあることだと思ったからです。
もちろん、整体の勉強をすることも、卒業して開業して成功したり失敗したりすることも、全部本人の問題です。
でも、そこに関与する。
その覚悟はけっこう時間がかかりましたね。
1年以上悩んだかも知れない。
でもやろうと決めました。
そこで0が1になった。
ちょっと劇的な書き方してますが、そんな格好の良いものではなく、グダグダグダグダ悩みました。
でも最終的には決めて始めました。
始めたらもう突き進むしかないということで、15年以上経ちました。
教えようと思ったのは、当時、なんだか強押しだとかボキボキの整体が多く、力を使わない安心して使える手技があまりなかったから。
教えて欲しいと同じタイミングで何人かに言われたから。
そして、指針整体がとても良くて効果的で好きだったからです。いや今でも好きですけど。
入学は大変です。
入ってしまえば勉強するだけなので何ともありませんが。
入学を決めるまでは大変だと思います。
開業も同じで大変です。
開業を決めればやることは決まっていますから大変じゃありません。
でも、開業を決めるのは大変。
いろいろ悩みます。
だから考えに考えて決めることになると思います。
一つだけアドバイス。
期限を決めて考えることです。
期限を決めないと、ずっと悩みます。
考えて考えて結論が出ない時期が続きます。
それがそのうち楽しくなります。
ウキウキ嬉しいというのではなく、安心してしまうんです。
考えて考えて結論が出ない状況に慣れて安心してしまう。
結論が出なければ、入学後の心配は起こりませんから。
勉強が出来ないかもとか。
卒業できないかもとか。
開業出来いないかもとか。
開業したら失敗するかもとか。
そういう心配が起こりません。
始めなければ起こらないので、安心してしまいます。
それでも良いとも言えますけど、あまりに長いと時間の無駄です。
期限を決めて、当面の結論を出して下さい。
やるならやる。
やらないならやらない。
そうして次に進む。
そうすればまた新しい世界が待っています。
新しい景色が見えてきます。
そこでまた考えたくなったら、また考えれば良いと思います。
0を1に出来るのは自分だけです。
大変ですけど、自分で考えましょう。
期限を決めて。
「辞めてでも環境を変えなければ」 ~ 中居正広さんの言葉 ~
元SMAPの中居正広さんがジャニーズを退所することになった。
記者会見の様子が文字起こしされていて読んでいたら、あああこれはと思う部分がありました。
「解散の時もそうでしたし、間違った判断をしてしまうことはあると思いますし...後悔する決断があってもいいんじゃないかなって。
後悔がないようにしなさいって、後悔がないように間違った選択をと言われますけど、時として、後悔と分かっていても飛び込まなくてはいけない瞬間っていうのは人生において一度や二度あってもいいんじゃないかなって、思えるようになったというか。
そこに足を踏み入れたらどうなるか分からないというのもあるけど、踏み入れる勇気というか。後悔を受け入れるというのも大事なんじゃないかなと思います。」
転職とか開業とか起業とか、そんな時に後悔をする決断である必要はありませんが、彼の思いが伝わって来たのでシェアしておきます。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/masahiro-naki_jp_5e4f7f9fc5b6b82aa650d84b?ncid=fcbklnkjphpmg00000001&fbclid=IwAR2bzPzssT3xqWXp6a7ioQdDBf1q3s8npyJUjKt1e-LmtIXcYkxO17oZD6U
決断は一つずつ
昭和は、ああすればこうなる、時代だった。
何かの本に養老先生が書いていたと思う。
昭和の時代には答えがあった。
原因と結果がつながっていて、こんな風にやっていけば結果はこうなる、というのが分かっていたと言うようなこと。
平成に入ってそれがなくなった。
ああしてもこうならない。
結果はいろいろになる。
結果は分からないと言うようなことですね。
なんとなく分かるような気がする。
多様化したと言うのか、複雑化したと言うのか。
結果が見えてこないと言うのか。
例えば大学に行けば就職が出来て、なんとなく食えていく、と言うのが昭和までの時代。
平成に入ると大学に入ったところで、就職は分からない、食えるかどうかも分からない。
そんなようなことかもしれない。
ちょっと違う話を書こうと思っていて、こんな話になってしまった。
決断は一つずつするべきだろうと思う。
整体やセラピストで脱サラや転職や開業を考えている人に言いたいことです。
整体スクールの見学や問合せに来る人と話をしていると、全部一緒に決断しようとしていることがあります。
整体スクールに入学するかどうか。
整体を勉強して整体師になるかどうか。
整体師になって開業するかどうか。
今の会社を辞めるかどうか。
整体師として食っていくかどうか。
これらを一度に全部一緒に決断して入学しようとする。
入学=整体師になる=会社を辞める=整体師として独立する=成功!?
食えるの!?食えないの!?
みたいなことになる。
これは流石に厳しい。
その途中で考えが変わることだってあるかもしれないし、状況が変われば開業や仕事の仕方も変わるかもしれない。
今の会社が副業OKになったりするかもしれないし、週末開業だってあるかもしれない。
整体の勉強をしたら、もっと他の勉強をしたくなるかもしれないし。
ひょっとして好きじゃなかった・・・みたいになるかもしれない。
それを全部一緒と言うのは無理があると思います。
あまりにもリスクが高い。
いろいろな要素があることを一つにするのには無理があると思う。
余裕と言うかバッファと言うか余地と言うか。
残しておかないと。
逃げ道ではないんです。
進むべき道を一つに限定しない。
まだまだ可能性がある。
ってことです。
先ずは勉強をするかどうか。
そこから一つ一つ考えていくことが大切と思います。
もちろんその先に会社を辞めることや、開業することや、整体で成功すること食べていくことが待っるかもしれない。
それは考慮に入れたうえで、先ずは目の前のことをどうやって決断するか。
するの!?しないの!?
は一つずつ。
決断は一つずつする方が良いと思います。