アレクサンダーテクニーク グループレッスンでした。
なんでしょうね。
これ。
先日行ったアレクサンダーテクニーク・グループレッスンの一コマです。
荒木は毎月1回大泉学園でアレクサンダーテクニーク・グループレッスンを行っています。
毎回、テーマを決めてやっています。
最初はNHK文化センター光が丘教室でやっていたんですが、その教室自体がクローズになった関係で、大泉学園まで来ていただいて続けることになりました。
もう7年以上通って来てくれている生徒さんもいます。
少しずつ少しずつ気づくことがあったり、何となく調子が変わって良くなったり。
悪くなる程度が酷くなくなったり。
劇的な変化はごくたまにしかありませんが、日々の中で少しずつ変化に気づけるようになるのは良いことだなと思っています。
今月は床で何かやりたいと思い、近所の施設を借りて行うことにしました。
最初に少しストレッチもやったりして、四つ這いで動くワークを行いました。
四つ這いは荒木のアレクサンダーテクニークの師匠である石坪さんがよくやっていました。
体の感覚を得たり感じたりするのに、面白いワークだと思って荒木も取り入れています。
この時は体の中を通っている上下の方向性がどんな風に感じられるかと思って、頭をつけて動くことをしてみました。
頭を付け合ったら、片方が頭で押して下さいと言うと、それに応じて、反対側の人は後退りします。
押されるんだから当然ですね。
次に片方の方は骨盤を意識して押してみて下さいと言うと、おおおぉと少しどよめきがありました。
かなり大きな違いがあったようです。
どう違うんでしょう。
言葉では上手く言えないけど、全然違うと言うことでした。
体の使い方は、思いを変えるだけで変わります。
それは思いが変わると、使い方が変わるからです。
動作として全く同じことでも、やろうとすることが違うと違う筋肉を使うことがあります。
例えば椅子に座っていて、お尻に乗っている体重を、全部足裏に移します。(お尻が浮いて足に乗ります。)
そしたら、膝と股関節と足首を伸ばしてもらいます。
結果的には「立つ」ことになります。
でも、立って下さい、と言われてする動作とは違う人が殆どです。
どっちが良いかという話ではなく、どちらでも同じ結果になることがあると言うことです。
選択肢は沢山ある。(かもしれない。)
一つしか方法がないと、それが出来ないと全部できなくなってしまいます。
でも選択肢があれば、他の方法を試してみることも出来る。
そんな話もアレクサンダーテクニークでしたりします。
(アレクサンダーテクニークがそう言うことをやっていると言うことではなく、アレクサンダーテクニークの説明の一環としてそんな話もしたりします。)
自分の体がどうなっているか。
どんな風にそれを感じられるか。
もしくは感じられないのか。
自分の使い方を考える時間はなかなか面白いものです。
月に1回やってます。
興味のある方は問い合わせ下さい。