整体師になる理由
整体師になる理由を聞くと、副業や転職や起業を考えている人が多い。
仕事を辞めて開業したいとか、起業して何かを始めたいと、直接的に言う人は少なくなりましたが、出来ればそうしたいけどリスクが高いからな、と思っている様子がよくわかります。
就職をしたいという人も多くいるようですが、てあて整体スクールに問合してくる人たちの中には殆どいません。
開業向きの整体だとか、他には無い整体だとか書いているので、そうなるんでしょう。
副業や転職、起業などで、どうして整体なのかということは大切だと思います。
他にも沢山仕事はありますから。
他ではなく整体やセラピーをやりたいのは何故なのか。
たぶん、人の役に立ちたい、直接、人に対して何かをやりたい、ということだろうと思います。
もう一つは一人でも出来ると言う事。
組織で仕事をしていると、直接喜ばれる機会は少ないですね。
物品を販売している営業職の人でも、その物品が使われて喜んでいる姿はなかなか見られません。
食べ物食べて美味しかったというのは家だし、洋服を着るのは外出した時だし、エアコン販売してああ涼しいと笑顔になるのは、その人の家です。
整体みたいにその場で、ありがとう楽になったと言われる仕事は、考えてみれば珍しいのかもしれません。
整体師を選ぶ理由・モチベーションには十分ですね
そして、確かに目の前で喜んでもらえるのは嬉しい。
やってて良かったと思います。
本当に。
でも実は。
理由なんて何ても良いんです。
整体師になりたいなぁ、人の体に触れて調子を良くしたいなぁ、で良いと思います。
そういう人が増えて欲しいと思います。
AIに取って替わられない仕事としての整体。
どうして骨格調整するのか。
整体の学校に入ると骨格調整を学びます。
どんな形であれ調整法は学ぶ事になると思います。
どうして骨格調整するんでしょう。
骨格調整の目的は「動いていない関節を動かす」事です。
もちろん歪んでいる関節、位置がズレてしまった関節の、歪みを戻したり、位置を調整したりも目的です。
でもそれよりも動いていない関節を動かす事の方が大切だと、てあて整体スクールでは考えています。
体の調子が悪くなっている時、症状が出ている時、体はいつもの普段の状態と違った状態になっています。
生まれながらにそうあるべき状態ではない状態になっている。
生理的ではない状態になっています。
では、生理的ではない状態だとどうなっているのか。
血流が良くない、どこかで阻害されている。
呼吸が深くない、浅くなったり止まったりしている。
ここがポイントです。
血流や呼吸が良くない時、どこかに問題が出る事になります。
血流が悪くなると、体を造っている細胞に酸素やエネルギーが届かなくなり、細胞本来の働きが出来なくなります。
呼吸が浅くなると、酸素の取り込み量が減ってしまい、細胞や筋肉などに送られる酸素が少なくなります。
体の動きも悪くなり、状態が良くなくなってきます。
血流や呼吸が良くなくなるのは、関節の動きが悪くなる時です。
関節の動きが悪いと、周りの筋肉が硬くなり、全身の動きが悪くなります。
だから動いていない関節を動かすようにします。
ズレている場合は、元に戻すような方向に動きを出します。
ズレていない場合には、まっすぐであっても動きを出すようにします。
胸の後ろ側の背骨(胸椎)の動きが悪いと呼吸も浅くなりますから。
てあて整体スクールではマッスルエナジーテクニックという、ボキボキしないファシリテーション(促通)テクニックを使って調整します。
筋肉も関節も調整できる手技です。
てあて整体スクールに入学すると開業出来るのはどうしてなのか。
てあて整体スクールは基本的には開業を目指す人のための整体学校です。
だから、東京練馬区のスクールに遠く山形や茨木や群馬、静岡などからも通学される人がいます。
名古屋教室には大阪や京都、和歌山、静岡などからも通学されていました。
・開業出来る整体の技術を身につける。
・開業準備と開業後の活動について知る事が出来る。
・他の整体院やサロンと差別化出来る技術が身に付く。
・患者さんに指導出来る体の知識が身に付く。
就職を目指している整体学校とは一味違う指導内容になっています。
開業出来る整体の技術とは、全身を整える事の出来る指針整体。ズレや歪みなど、特定の部位の調整が出来る骨格調整・筋肉調整の手技。
それらを使って患者さんの状態に合わせた組み立ての出来る考え方(症例別)を学ぶ事が出来ます。
とくに自分で考えられる整体を身につけられるのが、他ではなかなか学べないカリキュラムかなと思います。
筋肉を緩める技術も大切ですが、それだけでは開業は出来ませんから。
開業準備と開業後の活動について。
開業前の準備や開業後の活動について、荒木が実際に行って来た計画や予算の立て方などを知る事が出来ます。店舗を探したり内装を考えたりなど一般的な事だけでなく、準備段階から将来を見てやらなければいけないことがあります。
一部上場企業で経営企画業務をしていた経験や、大手整体学校で付属治療院の運営をしていた経験を元に、自身の経験も合わせて話をします。
また、整体師の法的な問題についても解説をします。
国家資格になっていない整体(民間資格)は、やって良いことと良くない事、法的な解釈がどうなっているか知っておかなければ行けないことがあります。
他の整体院やサロンと差別化出来る技術が身に付く。
指針整体は力を使わない整体で、押さない揉まない体重を掛けない、トントンと軽い刺激を全身に入れていく整体です。てあて整体スクールでしか学ぶことの出来ない、他にはない整体の手技です。
また、骨格調整と筋肉調整を行うマッスルエナジーテクニックは、ボキボキしない強い力を使わない調整法です。
他校でも指導しているところはありますが少なく、あまり他では見ない手技です。
これが開業した時の差別化に繋がると考えています。
どちらの手技も力を使わず、受けている患者さんが安心して受けられる整体です。
整体は怖いというイメージもまだまだある中、安心して受けられる整体は大きな差別化になります。
患者さんに指導出来る体の知識が身に付く。
てあて整体スクールの授業にあるストレッチや姿勢と歩き方だけでなく、ボディマッピングやアレクサンダーテクニークも患者さんに教えるための授業です。腰痛や肩こりの時にどんなストレッチをすれば良いのか、ただストレッチをやって下さいだけでは通用しません。
また、歩き方や姿勢は腰痛や肩こりだけでなく、O脚や外反母趾、脚が太いとか浮腫むなどの原因にもなります。
歩き方や姿勢を指導出来る知識を身につけることで、患者さんに安心して来てもらえるようになります。
ボディマッピングは間違った体の使い方の元となっている体の捉え方を見直す事で、自分の体を使いやすくするための方法です。
アレクサンダーテクニークの授業で話す内容とも合わせて、患者さんに体の事を教えたりアドバイスする時に使える知識です。
てあて整体スクールで開業出来るのは、これらの技術や知識が何度でも繰り返しリピート受講出来ることで、身に付くからです。(リピート無料)
一通り授業に出て卒業では、整体の技術も知識も身につきません。
開業出来る技術と知識が身に付くまで、安心して何度でも通える事が、開業に続く道だと思っています。
がんばりましょう。
開業までお手伝いします。
きっかけは35歳
35歳というのが一つのきっかけでした。
どうして整体師になったんですか?
会社を辞めて独立したのは何故ですか?
たまに聞かれます。
きっかけの一つは35歳になった事でした。
35歳になって考えたのは、もう人生半分まで来てしまった。
と言う事でした。
当時の平均寿命は76歳くらい。
35歳を超えれば後半戦に入ったと思ったんでしょう。
では、この人生をどうやって過ごすかと言う事を考えました。
人に雇われて生きるのか、自分で切り拓いて(と当時は思った)生きるのか。
ちょっと大袈裟な感じでそんなことを思っていました。
会社に雇われていたらこの後どうなるか、というのはある程度なんとなく分かって来ていると思っていました。
よほどのことがない限りクビにはならないだろうし、だとすればその時の役職から考えて、それからどんな仕事をしていくのかも、予想はつきました。
全く違う結果になる可能性はありますけど、当時はそんな風に思ってしまった。
では、会社という後ろ盾がなくなって、自分は一人で生きていけるのか。
一人の人間として世の中を渡っていく事が出来るのか。
そんなことを考えて会社を辞め自分で仕事を始める事を決めました。
辞めるまでに5年以上かかったのは、でもなぁとかやってはみたいけどとか、色々な事を考えました。
その前に別の会社に移って自分の実力を試してみると言うのはどうなんだろう、と思った時期もありました。
そう言う行動は取りませんでしたけど。
会社を辞めたのはアラフォー。
会社を辞めて独立して今年で22年になります。
今のところ何とかなってます。
きっかけは35歳。
30代に考えて行動するのは良いと思います。
体力も知力も経験も気合いもありますから。笑
マスクを外さないのは何故ですか?
荒木のツィッター(https://twitter.com/teateseitai)でアンケートを取ってみました。
外を歩いても自転車で移動しても、マスクをしている人が圧倒的です。
7月に入って外している人も見かけるようになりましたが、まだ多分1割程度ではないかと思います。
日常的にマスクをし始めて2年半近くになります。
国は外ではマスクを外すようにと言っています。
話をしなければ道ですれ違う程度なら問題ないと言っています。
何らかのエビデンス(証拠)があって、新型コロナウィルス感染症に罹って被るダメージに対するリスクよりも、この時期は熱中症によるダメージに対するリスクの方が大きいとの判断ではないかと思っています。
外でもマスクを外さない理由をツィッターでアンケートしてみました。
結果です。
コロナが心配 56.3%
同調圧力(周りの目が気になる) 12.5%
恥ずかしい 6.3%
特に理由はない 25.0%
このアンケートを取った仕事用アカウントのフォロアーは、バレエ関係の女性が多い印象です。
10代の方もいますが、多分、30代から60代の女性が多いように思います。
男性もいますが、かなり限られていると思います。
もちろん、答えられた方々がどういう年齢層かは分かりません。
コロナを心配する人が思ったよりも多い印象です。
恥ずかしいとか周りが気になるという方がもっと多いのかなと思っていました。
特に理由はないという人は、もう既にマスクは日常になっているのかも知れません。
以前のネクタイとかスーツ的な感じでしょうか。
心配な方がまだまだ多いのは気になります。
心配は体に良い影響は与えません。
もちろん感染のリスクのことを考える事は大切です。
でも、現状の重症化リスクや死亡のリスクは数字を見て、以前と比べればかなり減っていることも確認したいと思います。
体を見るセラピストとして。
人のいないところではマスクは外しましょう。
対して気にはならないかも知れませんが、呼吸が浅くなっています。
呼吸は食事や睡眠と比べてもとても重要です。
人は10分呼吸が出来ないだけで亡くなってしまいます。
人がいないなと思ったら、面倒でも外しましょう。
日陰があったら深呼吸も良いと思います。
暑さが継続して体も疲れています。
少しずつ気にして行きたいなと思います。