体の地図で楽姿勢 【出版ボツ企画】
2020年に自著を上梓しました。
・「カラダの地図」で疲れ・不調・故障が消える! >>>
この本はアマゾンで買えるようなので、ぜひ、興味のある方はお読み下さい。
派手な内容ではありませんが、読んで自分の体のことを考えるには良い本だと思っています。
実はその後も年に数回ずつ出版企画を書いては、いろいろな出版社宛に送っています。
何度かは編集者の方から連絡をもらい、一度は直接会ってお話もしましたが、なかなか出版までは行きつきません。
今年に入って1月にも一つ企画を書いて送りました。
「体の地図で楽姿勢」
ある出版社さんから連絡がありました。
「企画会議にかけたいと思うが、シニア向けに書き直すことは出来るか?またはこのままでもシニア向けの内容になっているか?」
と聞かれました。
姿勢の話なのでこのままシニア向けになりますよと連絡をしました。
暫くしてまた連絡がありました。
「書籍の買取は出来ますか?冊数は後日で大丈夫です。整体院などで取り扱い出来ますか?」
取り扱いは出来るけれど、買取をするとしても20冊くらいですよと返信をしました。(後で沢山買ってと言われても無理なので)
買取の話をされることがあると、聞いたことはありましたが、本当なんだなぁと思いましたね。
そして2週間くらいして返信がありました。
「残念ながら次の企画会議に進めませんでした。
ライバルとなる類書が多数ある中、
お買取りの冊数と、SNS等での発信力の点で、
弊社ではなかなか厳しいという意見でした。」
SNSはツィッターが2000フォロアーくらい、ユーチューブは200名、FBは500フォロアー位です。
これはある知人の編集者さんに聞きましたが、フォロアー1万名以上でないと企画会議にかけにくいことがあると聞いたこともありました。
まあ、あれです。
SNSフォロアーは何となくわかるような気がします。
発信力のある人は売れる可能性が高い。
でも、買取冊数が少ないと企画会議にかけにくい、というのは気になります。
私の企画が買取がなければ売れそうにない(採算に乗らない)企画なんだろうと思います。
それはそうなら仕方がないというか、そうだろうなと思います。
でも、買取冊数が多ければ企画会議に乗るというのは、どうなんだろうと思います。
最初からある程度以上は売れない前提なのに、出すのかなと思ったりします。
いや、買取があれば収支が赤字にはならないというのかもしれません。
そうなんだろうと思います。
でも、どうなんだろうとも思います。
でも、確かになとも思います。
本はなかなか読まれなくなっているようでもありますから。
買取を提案されなくても出版して欲しいと言われるような企画を考えられればと思っています。
ところで【体の地図で楽姿勢】という企画について。
姿勢を楽にしたり良くしたりの指導書・実用書で一番難しいのは。
継続しないという事です。
例えば猫背の人に背中を反らせて下さいとか、壁を背に背中と後頭部がつくようにと言えば、一瞬で猫背は治ります。
でも継続しない。
反り腰の人に腰を丸くと言えば、反り腰は治ります。
でも継続しない。
すぐに戻ってしまいます。
元に戻らないようにするにはどうすれば良いか。
そこが難しいところです。
人は視覚情報に7割支配されていると言います。
脚はズボンやスカートの上端のウエストから始まっているように見えます。
そうすると座る時にはウェストから体を曲げて丸くして座りやすい。
それは普通のことで、殆どの人がやっていることです。
でも、胴体は骨盤の下まで繋がっています。
頭から背骨、背骨から骨盤は硬い伸びない靭帯で一つ一つの骨が繋がっていて、それぞれ大きくは動きません。
腰は丸くなるようには出来ていない。
そういう、体の中の骨の形や関節の位置などを、触れたり浮かしたりイラストで見たりして確認するのが、体の地図です。
その体の地図を視覚情報に支配されている今の情報から、本来の動く場所や形を確認したものにアップデートする、描き替えることで、姿勢を作りやすくする。
そんな方法を提案したいなと思って書いた企画でした。
面白いと思うんだけどなぁ。