前ももストレッチ 【動画】
前もものストレッチ【動画】を紹介します。
このストレッチは、脚が太い人、脚が疲れる人、冷え性の人などに良いと思います。
歩く時や立っている時に前ももを良く使う人がいます。
膝を持ち上げて前ももを使って歩くと、必要以上に筋肉を使うので脚が太くなります。
また、その事で脚が疲れる。
膝を持ち上げるので、歩く時に足首を使わなくなり、ふくらはぎの筋肉や脚の裏側の筋肉群(臀筋・ハムストリングス)を使わないので、血流が改善されにくく、冷え性の原因になる可能性がある。
ということで、この簡単な前ももストレッチをすると、少し改善されます。
でも、根本的には歩き方や立ち方を変える必要があります。
姿勢や歩き方は荒木も教えています。
気になる方は問い合わせ下さい。
足裏感覚 浮指について
歩いている時の後ろ足の感覚。
足裏全体ですか、足指の付根(母趾丘・小指丘とか)ですか、それとも指先を感じますか?
足裏全体を感じるとか、あるいはあまり足裏とか指の付け根とか感じないと言う人。
注意が必要です。
ひょっとして浮指じゃないですか?
浮指は足の指先が浮いたようになっていて、指に重心が全く乗っていない状態です。
足裏に墨とかインクを塗って白い紙の上に立つと、指以外の足裏しか黒くならなかったり、人差し指から外の4本は点々とついているけど、親指がついていなかったりします。
かかと重心だったり、上に書いたように、足裏全体や歩く時足指の付け根で床を押したりしているとそうなります。
それが?
と思う人もいると思います。
確かにただ足指があまり使えていないと言うだけです。
でも、それが、だけじゃないんです。
歩く時、足裏全体や足指の付け根で後ろ足を押していると、前ももで膝を持ち上げる事になります。
そして、あまり足首を曲げ伸ばししない。
前ももで膝を持ち上げると言うことは、前ももの筋肉が張ってくると言うことで、脚が太く見えます。
見え方だけだったら良いんですけど、もも裏を使わず、足首を曲げ伸ばしないと、脚の後ろ側の筋肉を使わない事になります。
脚の後ろ側の筋肉を使わないと、血流があまり良くなりません。
血流が良くならないと、体温が上がりにくかったり、浮腫みがちになったりすることもあります。
前ももが張ることで脚が太くなるだけでなく、脚の後ろを使わないので、お尻も下がってしまいます。
また、膝を前に上げるような歩き方は、内股気味になってしまい、O脚の原因になることもあります。
足指の付け根(母趾丘、小指丘等)で地面を蹴るようにすると、足指の付け根の横アーチが崩れ、地面に落ちてしまいます。
そのことで、足の人差し指が母趾の付け根を押し、母趾が外(内側)に離れてしまい、外反母趾の原因となることもあります。
また、内股気味だと股関節の動きが悪く、内臓の下の方の血流や柔らかさも失われる可能性があります。
お腹の血流が良くないと、冷え性や女性特有の症状も出たりする可能性があります。
良くないすね。
浮指は立っている時に足指に力を入れることでは、殆どは治りません。
常に足指にだけ力を入れるなんて出来ないからです。
歩き方を見直すこと。
立っている時の重心を見直すことが大切です。
歩き方は上にも書いたように、足指の先まで意識が残るように。
後ろ足で地面を押すような感じ。
強く蹴るのは難しいと思うので、後ろ脚の足指が残っている意識があれば良いと思います。
また、立っている時は、逆に足裏全体に重心が乗るように。
踵重心になって、体重が足裏の後ろ側にあると、前ももに力が入ったり、腰やさまざまな場所に緊張が出てしまいます。
少し気をつけましょう。
時間が立てば変化は現れます。
両足とも親指が浮いているのが分かります。
爪の先が天井を向いているでしょう。
向かって右(左足)は外反母趾気味になっています。