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整体師認定です! 健康器具と併せて

読了までの目安時間:約 2分

名古屋教室でまたまた整体師が認定されました。
おめでとうございます!


整体師認定

昨年、春に入学されて一年ちょっと。
途中で少しお休み期間もあっての卒業です。
自宅で健康器具を使った施述をされている女性です。
健康器具だけでは限界がある部分を、指針整体や骨格調整で補えたらと学びに来られました。

とても繊細な感覚を持っている方で、自分がやっている事が分かるところが特徴です。
普通、自分としては出来ていると思っても出来ていない事がありますが、彼女の場合は出来ている時と出来ていない時の違いをはっきりと知覚・感覚できます。
これはとても大きな強みです。
自分を信じてやってもらえたらと思います。

おめでとうございます。
頑張って下さい。

ショート動画を撮りました。
コチラもどうぞ >>> https://youtube.com/shorts/essPvA8LzMI?si=uyLtQdugyINfMFF1

整体の組み立て

読了までの目安時間:約 4分

患者さんが来た時に、どんな順番で整体したら良いんですか?

半年くらい通っている生徒さんに聞かれました。
腰痛や膝痛の患者さんが来たら、どこからどんな風に整体をするのか。
順番が知りたいという事です。
てあて整体スクールには症例別という授業があります。
開業して来院された患者さんは、さまざまな症例・症状で来ます。
その一つ一つに対して、これはこうとか、この場合はこうと決まった整体がある訳ではありません。
患者さんが訴える症状と、患者さんの状態を見て、どうやって整体するのかを考えます。
どう考えるのかを学ぶのが症例別の授業です。
ただ、手順とか手技の順番についてはあまり話をしていません。

整体の目的は痛みの原因を元に戻す事です。
元に戻して痛みの出ない状態にする。
てあて整体スクールで教えているのは、ここをチョイっと触れれば大丈夫、みたいな整体ではないので、自分で考えなければ行けません。
そこで、ちょっとだけ腰が痛いという別の生徒さんにモデルになってもらいました。

腰痛
寝るとこんな感じです。
腰が少し痛む事があるということでした。
そんなに酷い訳ではない。
痛む部位はいわゆる腰回りで、骨盤の上、肋骨の下あたり。
触診をすると腰椎は少し湾曲があります。
この調整は必要のようです。
では股関節の動きはどうか。
これも腸腰筋や梨状筋の検査をして調べます。
てあて整体スクールでやっている整体は、形(ズレや歪み)と動きの調整です。
だから触診で形のことをみて、次は動きをどうするかをみることになります。

ここで「組み立て」みたいな話をしました。

てあて整体スクールで教えている整体は、手技的には幾つかのことをやります。
一つは指針整体で全身の筋肉を軽く動きやすくする事で、血流を良くし患部の状態が良くなる準備をします。
血流を改善させて、不要な物質を流し去り、細胞の状態を良くします。

あとは左右差で気になるところがあるかどうか。
形と動きを調整します。
寝てもらった生徒さんを後ろから見ると、左右の下肢の状態が違います。
右膝の裏の方が外を向いている。
足部を見ても、右の方が内旋回しているのがわかります。
膝裏の状態に左右差があるので、股関節の状態に左右差があるんだろうと思います。
そこまで見て分かれば、あとは左右の梨状筋、左右の腸腰筋の検査をして調整します。

そうだ、順番の話でした。

指針整体は俯せと仰向けの施述がある整体です。
俯せの施述をしながら、ここまで見てきたようなことを調べます。
整体しながら触診をしたり、関節を動かして検査したりします。
俯せが終わったところで、調べたことに従って骨格調整や筋肉調整をします。
そして仰向けになってもらう。
腸腰筋などの調整は仰向けで行うので、ここでやります。
そして仰向けの指針整体をして終わる。

俯せの指針整体
調整
仰向けの指針整体

みたいな感じになります。
全ての患者さんにこの順番にするかどうかは、分かりません。
でもこの順番だとバタバタしない感じがします。
開業当初に順番をどうしようかと考えるくらいなら、毎回、順番としてはこれを想定しておけば良いかなと思います。
(指針整体をやりながら検査をして、調整のところは必要な調整をする)
あとは経験です。
こればっかりは仕方がない。

ということで授業は終わりました。
お疲れ様でした。

もっと早く開業すれば良かった?

読了までの目安時間:約 3分

整体の勉強を始めたのが38歳。
整体師として認定されたのは40歳。
てあて整体院を開業したのは2001年11月。
43歳になっていました。

早いのか遅いのか。

勉強を始める前に、別の仕事を考え始めたのが35歳でした。
転職しようか開業しようか。
35歳になって思ったのは、もう半分まで来てしまった、これからどうしていくか。
と言うことでした。
なんとなく70歳位までが現役というイメージがありました。
当時はそれくらいの感覚でした。

30代で開業はベストだと思います。

若ければ若いほど良いと言う事ではなく、30代が転職や開業には向いていると思います。
社会の事も分かってきて、10代20代の気持ちも考えも分かり、40代50代の人の言っている事も理解出来る。
その上、体力も気力も頭もあります。
30代で開業すれば20年経つと50代です。
そこからまた様々な展開も考えられるかもしれない。
それに、30代という体力もあって知力もあってと言う時期を、開業と言う一大事に当てられるわけですから。

開業や起業は博打(ばくち)ではありません。
計画して準備して少しずつ進めます。
だから安心、と言う事でもないですが、一か八かやってみると言う類のものでもありません。
失敗のリスクを下げ、成功の確率を上げる努力をします。

向いている人もいるし向いていない人もいます。
ひょっとして向いている?と思ったら、なるべく30代に挑戦しておく事です。
やっぱり身が軽く動きも早いし、時代とシンクロしやすいと思います。
向いていないと思う人はやめておく事です。
無理には勧めません。
でも、やっぱりやりたいなぁ、自分は向いてないかもしれないけど、やってみたいなぁと思ったら、一回はやってみても良いかもしれません。
荒木はそれに近いかもしれません。
それでも22年やってこられたのは、失敗しそうな事をやらなかったからかなと思っています。
40代以降の開業にはそれは大切な事かと思います。

てあて整体スクールで学ぶとどんな整体師になるのか。

読了までの目安時間:約 3分

こんにちは。
てあて整体スクール・荒木です。

てあて整体スクールで学ぶとどんな整体師になるのか。
開業出来る整体学校と謳っているので、当然ながら開業出来る整体師になれます。
でも、開業出来る整体師ってどんな整体師でしょうか。
そして他の整体学校や整体スクールとどう違うんでしょうか。

まず手技が違います。
指針整体とマッスルエナジーテクニック(筋肉・骨格調整)は他の学校では学ぶ事が出来ません。
力を使わないぼきぼきしない整体は、ソフトに触れるだけのようなセラピーとも違って、独特のリズムと軽い感覚を味わえる整体です。
整体師自身が安心して患者さんに支えて、受けている患者さんも安心して任せることが出来る整体です。
と言うことは、身につけた整体の手技自体が差別化にもつながり患者さんの安心感にもつながると言う事です。

患者さんの体の状態が分かる整体師になれます。
てあて整体スクールに入学すると、卒業するまで繰り返し繰り返し触診をします。
触診は患者さんに触れて、歪みやズレや硬さや熱感、張りなどを知る方法です。
どの整体学校でもやっていると思いますが、これほどまで繰り返し練習する学校はありません。
触診は手の感覚を養う練習でもあり、自分自身が決断するという心の持ち方の練習でもあります。
それが在学中に養える学校は他にはないと思います。

患者さんにストレッチや体の使い方をアドバイス出来るようになります。
授業の中にストレッチや姿勢と歩き方など、他校にはない授業があります。
また、アレクサンダーテクニークという体の使い方の指導方を受けるので、整体師としての自分の体の使い方も知ることが出来ます。

開業準備や法律問題も身に付きます。
院長荒木が会社員から脱サラして独立、開業した経験があります。
それだけでなく大手整体学校で開業講座を担当し指導していた経験もあります。
(会社員時代も経営企画などやっていました。)
開業は個人によって形態が違います。
それぞれの悩みを個別に聞いてアドバイスも受ける事ができます。
卒業する時には開業では何から始めるか分かっていることになります。

あとは自分の目標です。
整体を学んで、どんな自分になりたいか。
そこが明確なら、それに対応した指導を行います。
小さな学校で少人数だから出来る事をやっています。

開業前、店名を決めるのが意外に難しい @開業準備

読了までの目安時間:約 4分

せっかく整体を勉強するなら開業したい。
自分一人の整体院を持ったり、出張であれ自分の力でやってみたい。
そんな人を応援しています。
てあて整体スクール・荒木です。

開業準備をする時に意外に難しいのが店名決め(屋号決め)です。

てあて整体スクールを卒業して開業する人が沢山います。
歴代の開業卒業生から話を聞いたり、開業の相談を受けた時に、最初に困るのが店名・屋号です。
どんな名前をつけるのか。
そんなに難しくないだろうと思っていても、いざ自分の整体院につけるとなるとなかなか決められないと言うことが多いようです。
最終的に荒木が命名した整体院の名前も幾つかあります。

てあて整体院の命名はどうしたかを書いておきます。

前職を辞めてから開業までに4ヶ月くらいの期間がありましたが、開業を決めてから開業までは2ヶ月でした。
この2ヶ月の間に名前を決めなければいけません。
でも、実際には1ヶ月くらいで決めないと行けない事に気がつきました。
当時、看板やチラシなどを作るのに最低でも1ヶ月は掛かっていたからです。
店名がないと何も始まりません。

読みやすい名前にしようと思っていました。
誰でも読めるように、見た感じが優しく柔らかなイメージがあるように。
開業当時、地域に根ざした整体院にしたい、自分と同年代から上の年代までが来て欲しいと思っていたので、ひらがなの名前が良いかなと思いました。
当時アラフォーでしたから、年代的には30代から60代くらいを想定していたと思います。

でも、最初に一応考えたのは「荒木整体院」「大泉整体院」でした。
自分の名前や地域の名称を入れるのは、患者さんにも分かりやすく良いかなと思いましたが、見た目やロゴを考えると、ちょっと硬いなぁと思いました。
そこで次に思いついたのは「はわて整体院」でした。
ひらがなの名前です。
「はわて」は「母の手」の古語です。(いや違うかもしれないけど、そんなイメージにしたかった)
でも「はわて」=母の手だと女性になってしまうし、ちょっと自分のイメージとも違う。
それと、ロゴを考えた時に見た目がどうもしっくり来ませんでした。

ロゴを作ることは最初から考えていました。
当時は大きな会社から脱サラしたばかりだったので、看板やチラシや名刺やホームページなどに統一したロゴを使って、認知度を上げるとかなんとか、そんな事を考えていました。
ロゴの雰囲気が決まっていたので、ひらがな3文字が良いなと思っていました。
で、思いついたのが「てあて」でした。
はわて、から、てあて、は結構すぐに思いついた記憶があります。
てあて整体院は当時は他にはなく、独自性というか特異性というかも感じました。
覚えやすいし、見た目も雰囲気も良いし、「てあて」=「手当」にも通じるしと思って決めました。

すぐに看板やチラシのデザインをお願いしました。

てあてみたいな分かりやすい名前は今はほとんど残っていないように思います。
それでも、自分の思い入れがあって、納得のいく名前を考えなければ行けません。

整体の勉強を始めたら、自分の整体院の名前候補を考えておくと良いと思います。
思いついたらメモしておくことです。
意外に忘れてしまいますから。

てあて整体スクールに入学すると開業出来るのはどうしてなのか。

読了までの目安時間:約 5分

てあて整体スクールは基本的には開業を目指す人のための整体学校です。
だから、東京練馬区のスクールに遠く山形や茨木や群馬、静岡などからも通学される人がいます。
名古屋教室には大阪や京都、和歌山、静岡などからも通学されていました。

・開業出来る整体の技術を身につける。
・開業準備と開業後の活動について知る事が出来る。
・他の整体院やサロンと差別化出来る技術が身に付く。
・患者さんに指導出来る体の知識が身に付く。


就職を目指している整体学校とは一味違う指導内容になっています。
開業出来る整体の技術とは、全身を整える事の出来る指針整体。
ズレや歪みなど、特定の部位の調整が出来る骨格調整・筋肉調整の手技。
それらを使って患者さんの状態に合わせた組み立ての出来る考え方(症例別)を学ぶ事が出来ます。
とくに自分で考えられる整体を身につけられるのが、他ではなかなか学べないカリキュラムかなと思います。
筋肉を緩める技術も大切ですが、それだけでは開業は出来ませんから。

開業準備と開業後の活動について。
開業前の準備や開業後の活動について、荒木が実際に行って来た計画や予算の立て方などを知る事が出来ます。
店舗を探したり内装を考えたりなど一般的な事だけでなく、準備段階から将来を見てやらなければいけないことがあります。
一部上場企業で経営企画業務をしていた経験や、大手整体学校で付属治療院の運営をしていた経験を元に、自身の経験も合わせて話をします。

また、整体師の法的な問題についても解説をします。
国家資格になっていない整体(民間資格)は、やって良いことと良くない事、法的な解釈がどうなっているか知っておかなければ行けないことがあります。

他の整体院やサロンと差別化出来る技術が身に付く。
指針整体は力を使わない整体で、押さない揉まない体重を掛けない、トントンと軽い刺激を全身に入れていく整体です。
てあて整体スクールでしか学ぶことの出来ない、他にはない整体の手技です。
また、骨格調整と筋肉調整を行うマッスルエナジーテクニックは、ボキボキしない強い力を使わない調整法です。
他校でも指導しているところはありますが少なく、あまり他では見ない手技です。

これが開業した時の差別化に繋がると考えています。
どちらの手技も力を使わず、受けている患者さんが安心して受けられる整体です。
整体は怖いというイメージもまだまだある中、安心して受けられる整体は大きな差別化になります。

患者さんに指導出来る体の知識が身に付く。
てあて整体スクールの授業にあるストレッチや姿勢と歩き方だけでなく、ボディマッピングやアレクサンダーテクニークも患者さんに教えるための授業です。
腰痛や肩こりの時にどんなストレッチをすれば良いのか、ただストレッチをやって下さいだけでは通用しません。
また、歩き方や姿勢は腰痛や肩こりだけでなく、O脚や外反母趾、脚が太いとか浮腫むなどの原因にもなります。
歩き方や姿勢を指導出来る知識を身につけることで、患者さんに安心して来てもらえるようになります。
ボディマッピングは間違った体の使い方の元となっている体の捉え方を見直す事で、自分の体を使いやすくするための方法です。
アレクサンダーテクニークの授業で話す内容とも合わせて、患者さんに体の事を教えたりアドバイスする時に使える知識です。


てあて整体スクールで開業出来るのは、これらの技術や知識が何度でも繰り返しリピート受講出来ることで、身に付くからです。(リピート無料)
一通り授業に出て卒業では、整体の技術も知識も身につきません。
開業出来る技術と知識が身に付くまで、安心して何度でも通える事が、開業に続く道だと思っています。

がんばりましょう。
開業までお手伝いします。

楽な姿勢・良い姿勢の作り方

読了までの目安時間:約 1分

楽な姿勢や良い姿勢がどんな姿勢なのか。

猫背だとか反り腰だとか、自分の姿勢が気になっている人はたくさんいます。
でも、ではどんな姿勢が良いかを、わかっている人は意外に少ないと思います。
良い姿勢・楽な姿勢は「呼吸が楽に出来て」「血流が良い」姿勢と、てあて整体スクールでは定義しています。
呼吸が楽とか血流が良いと言うのは、呼吸や血流がどこかで阻害されておらず、止められていないという意味です。

床に仰向けに寝れば、呼吸が楽で血流が良い姿勢(状態)は作りやすいです。
でも立ち上がると途端に自分の元の姿勢に変わってしまいます。
それをどうするか。
てあて整体スクールの姿勢の授業でやっている、姿勢の作り方・教え方の動画を撮りました。
こんな簡単な事で?と思われると思いますが、実際に体験すると楽な姿勢の時の感覚が分かるようになります。


次の授業見学は8月19・20・21日

読了までの目安時間:約 2分

こんにちは。
てあて整体スクール・荒木です。

次の授業見学は8月19日20日21日です。
土曜日曜月曜は毎週、授業見学を受け付けていますが、今週はお休み。
と言う事で次回は来週になります。

来週の授業は19日が骨格調整で、20日と21日は指針整体です。
骨格調整では骨盤の調整の復習と膝関節の調整を行います。
膝関節はなぜか皆さん不得手のようで、感覚も分かりにくいようです。
膝は大腿骨と脛骨の二本で出来た関節なので、調整も意外に単純だと思います。
ただ、骨の位置関係(捻れや狭窄など)が手で感じられないと難しいのかもしれません。

日曜と月曜は指針整体です。
指針整体はとにかく繰り返し練習します。
筋力はぜんぜん必要ありませんが、コツのようなものを掴めないと、すぐに分からなくなってしまうからです。

授業の見学に来ると、他の生徒さんと一緒に授業を受けてもらいます。
メモを取ったり質問をしたりも大丈夫です。
荒木にもですし生徒さんにも色々聞いて下さい。
空いている時間もしくは授業中に、指針整体を受けてもらいます。
荒木が一通りやるのを受けて下さい。
力を使わないとか軽い刺激とかリズミカルとか。
受けてみて初めて分かる事があるので、感じてもらいたいと思います。

連絡お待ちしています。


学校選びと起業について

読了までの目安時間:約 4分

てあて整体スクール・荒木です。
整体学校をやっていると授業見学や整体の体験に来る方がいます。
整体学校を選ぶために来ている人もいますが、整体を学ぶかどうかを考えるために来ている人もいます。
ところが中に学校選びから起業まで全部一緒に考えている人がいます。
学校選びと起業は別ものです。
でもつい一緒に考えてしまう。

学校選びをするということは、整体を学ぶということで。
整体を学ぶということは、整体師になるということで。
整体師になるということは、会社を辞めるということで。
会社を辞めるということは、起業するということで。
起業するということは、成功するか失敗するということで。
自分は本当に成功出来るのか?
整体ってのは将来があるのか?
本当に整体で食っていけるのか?

みたいなことを一緒くたにして全部決断しようとしている人がいる。
それは無理。
最初の一つを考えている時は、将来のことは決断出来ません。
もちろん整体を勉強するのは整体師になって起業すること、というのは良い目標です。
でも、今決断するのは勉強するかどうかだけ。
この整体スクールで学ぶかどうかだけ。
そうしないと上手く行きません。

整体師を学ぶ前に自分が整体師に向いているかどうかは分かりません。
整体師になることは出来ると思います。
時間がかかるかどうかだけの違いで、やる気が続けば整体師にはします。なってもらいます。なれるようにします。
でも、向いているかどうか、それで起業しようと思うかどうかは別です。
整体師にはなったけど、起業は自分に向いていないと思えば、起業しない方が良い。
当たり前です。
向いていないと思ったことをやっても、上手くいく確率は低い。

だから整体を学ぶかどうかと、会社を辞めるかどうかは別だし。
整体を学ぶかどうかと、起業するかどうかは別だし。
整体を学ぶかどうかと、成功失敗は別ものです。

整体を学ぶかどうかを考える時に考えるのか。
この整体が学びたいかどうか。
この学校やスクールで学ぶのかどうか。
そういうことを考えて下さい。
整体学校の先生が言うのも何ですが、やってみないと分からないこともあるし、やってみると変わることもあります。
思っていたのと違うかもしれないし。
別の才能を見出せるかもしれません。

てあて整体スクールの生徒さんで開業するのは、だいたい3割くらいです。
あと2割程度は今までの仕事に付加します。
(パーソナルトレーニング、ピラティス、ヨガ、など)
そしてのこり半分の人たちは家族のために使ったり、全く使わずに仕事が忙しくなったり、趣味としてやってみたりしています。
それでも半分くらいが整体を仕事に活かしているというのは、多い方だと思います。
まったく開業に繋がらないスクールなどもあるようですから。

全部を一緒に決めるのは危険です。

整体師を目指すなら治療系かケア系。

読了までの目安時間:約 5分

整体と言っても様々な形態があります。
治療系、癒し系、揉みほぐし系、など。
癒し系は整体ではないとか揉み解し系は整体ではないと言う方もいるかもしれませんが、受ける患者さんお客さんからしたら同じです。
そして、ケア系と言うのもあると考えています。


街を歩くと良く眼にするのは揉みほぐし系です。
60分3000円くらいでやっているところが多いと思います。
時間で区切る形態です。
ある程度の広さのあるサロンにベッドを何台か置いてやっている所が多いように思います。
治療系は個人でやられているイメージがあります。
こちらは料金は時間ではなく一回幾らで決まっていて、大体は60分7・8000円位からもっと上の料金体系のようです。
癒し系というのは揉みほぐし系と呼ばれる以前の呼ばれ方でしたが、アロマやリフレクソロジーやタイ式なども含まれていたと思います。
どれが良いということではありませんが、個人で整体師を目指し、独立開業・起業するなら治療系だろうと思います。
もしくはケア系。


揉みほぐし系なら人を雇って経営に回るか、プレイングマネージャーでやるということになるんだろうと思います。
40代なら大丈夫だと思いますが、50代60代以降になると個人で60分3000円では収益的に厳しいと思います。
1日5人出来たとして、25日で売上は375,000円です。(=5人×3000円×25日)
ここから賃借料や公共料金を差し引くと、アルバイト程度しか手元に残りません。
それに毎日5人の患者さんをみる事になります。
治療系で1日3人を7000円で出来たとして、25日で売上は525,000円です。(=3人×7000円×25日)
これなら賃借料や公共料金を支払っても、収益が計算出来る売り上げになると思います。
3人なら50代60代でも毎日出来ると思います。
もちろん、その3人や5人を集客するのが大変なんですけどね。


最初から収益的に成立しない計画を立てても意味がありません。


1日に何人やるつもりなのか。
料金は一人当たり平均して幾ら頂くのか。
月に何日営業するのか。
掛け算すれば月の売り上げは簡単に計算できます。
固定的にかかる費用(賃借料、公共料金など)は、家賃の大体二倍で計算してみて下さい。
5万円の賃貸物件なら、合計で10万円くらいが固定的に掛かる費用(賃料、水道光熱費、電話代等)となります。
それを売り上げから差し引けば、月に手元に幾ら残るか分かります。
それで成立するのかしないのか。
先ず計算してみる事です。


揉みほぐし系は個人では難しいと思います。
治療系なら整体だけでも成立します。
整体の営業日数を減らして別のことを考えても良いと思います。
ストレッチ教室や月一講座など。
あるいは整体は副業にしてプラスアルファで考えて行く。
最初は出張や自宅を使って、土日や夜の時間だけやってみる方法もあります。
経験を積んでカルテが増えたら、次の段階を考える。
レンタルサロンを使う方法もあります。


もう一つ
ケア系というのもあるんじゃないかと思っています。
パーソナルトレーナーやピラティスやヨガのインストラクターと被る部分です。
体の使い方やストレッチやトレーニング方法の指導、食事や日常生活の提案など、これに整体など手技療法で体の調整をプラスしていく。
患者さんは聞きたがっています。
アドバイスが欲しい。
でもどこに行って良いか分からない様子です。
てあて整体院でも整体だけでなく、ストレッチ方法や姿勢のこと歩き方など指導することが増えています。
アレクサンダーテクニークもやっているので、姿勢だけ見て欲しいとくる方もいます。


整体だけでなく、色々考えて開業に備えましょう。


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