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体を痛める使い方

読了までの目安時間:約 3分

腰痛や肩こり、膝が痛いといった患者さんを見ていて、どうしてそんな体を痛める使い方するんだろう、と思う事があります。

整体院を開業して暫くして、痛みやさまざまな症状に対応できるようになって。
患者さんは治っていくんだけど、また同じようなことで来院される方がけっこういる事に気がつきました。

なんでだろう。
なんでまた同じような痛みで来院されるんだろう。
気をつければ良いのに。
そう言えば使い方が間違ってるのか。

腰痛や肩こりや膝痛で来院される方の原因を考えていると、腰痛や肩こりや膝痛になるような使い方をしています。
だったらそうならないような使い方を教えれば、同じような痛みにならなくて済む。
そう思っていろいろ探して行き着いたのがアレクサンダーテクニークでした。
アレクサンダーテクニークを学べば自分の使い方を教えられると思ったんですね。
確かにアレクサンダーテクニークを受けると、腰痛が改善するという論文があるようです。
でも学んでみると腰痛にならないような使い方を教える、というわけではありません。
その人の癖や習慣から解放された、その人自身の使い方を思い出してもらう。
それが痛みの出にくい使い方になっている、ということなんでしょう。

体を痛めるような使い方をしている人が増えています。

でも自分では分かりません。
普段の使い方は、いつもの使い方ですから、馴染みが深く、違和感がない使い方です。
この、今の、何でもない使い方が、体に悪いなんて感じないものです。
猫背でも反り腰でも、肩に力が入っていても、息が止まっていても、そんなに違和感なく生活していると思います。
だから難しい。
難しいんですけど、分からない訳ではありません。
いろいろ方法はあります。
アレクサンダーテクニークもその方法の一つです。

気になったら連絡ください。
荒木はアレクサンダーテクニーク教師です。

アレクサンダーテクニークのページ >>>

インストラクター向け 症状改善と仕組みの講座 @名古屋

読了までの目安時間:約 2分

 インストラクター向け

膝痛の解剖学(仕組み)とケアの方法やストレッチの講座


ダンスやエアロビクスやジャザサイズなどを教えている、インストラクター向けの講座です。
レッスンの中で参加されている生徒さんやクライアントさんから、肩こり・腰痛・膝痛などの症状について相談されたり、その症状が原因でレッスンが受けられないなど言われることがあると思います。
そんな時、ダンスやエクササイズの知識だけでは答えることが出来ず困っていませんか。
解剖学や動きの知識は持っていても、症状とどう結びつけるかは苦手な方もいるかもしれません。
症状と解剖学的な知識を結びつけ、ケアやストレッチの方法を学ぶ講座です。

腰痛は盛会のうちに終わりました。
次は膝痛を行います。


第一回インストラクターのための 腰痛の解剖学とケアとストレッチ

終了しました。

第二回インストラクターのための 膝痛の解剖学とケアとストレッチ

・膝痛が起きる筋肉と、どうして膝痛になるような状態になったのかの解説
・膝痛になっている状態を解消するケアやストレッチ
・本人が膝痛を解消するための、ストレッチやケアの方法の指導法


講座概要・膝痛編
場所:てあて整体スクール名古屋教室
   愛知県名古屋市千種区今池 2-1-16 八晃ビル408
時間:1時間30分
料金:6,000円(消費税込)
定員:6名
備考:各回、オリジナルテキスト(10ページ前後)がつきます。
   動画撮影OK。

開催日:4月23日(火)17:00〜18:30 膝痛

問合:申込は参加希望日程を記載して下さい。
teate@nifty.com
https://lin.ee/H5NyjYT
LINE QR

アレクサンダーテクニークWS

「ダンス専科」への道 荒木靖博65歳 ③ 膝

読了までの目安時間:約 2分

4月6日に本番のある「ダンス専科」に出ます。
神楽坂セッションハウスです。

リハーサル的なスタジオレッスンが始まって1ヶ月くらいになりました。
今回はレッスン中に行っている動き(シークエンス)を踊るという作品です。
フロアでの動きが結構あるという話を以前にも書きました。

膝がね。

表題に年齢が書いてあります。
65歳です。
別に年齢は関係ありませんが、関節の変形などは加齢により増えてきます。
これはまあ自然の摂理ですから。
そういうものです。
荒木もいろいろなところが変形しています。
膝も、いや、膝ではなく右膝の半月板が薄くなっています。
レントゲンを撮ったら膝関節の裂隙が狭くなっているので、たぶんそうなんでしょう。

膝周りが変形していると、痛み出る事があります。
もう数年前からたまに痛みが出ます。
その度にストレッチをしたりしてやり過ごしています。
変形は治りませんが、ストレッチで位置関係は修正出来ます。
筋トレや体の使い方で、動きも修正できます。
位置と動きが修正できれば、痛みはある程度は消えます。
今はそんな状態です。

骨の変形があって痛みが出るのは普通のことです。
でも、普通だからと言って放ったらかしにはしません。
たまに、痛みがあるのは当然みたいな言い方をしますが、そんなことはないと思います。
痛みは状態を表している事が多いので、きちんとケアをして状態を良くしてあげる、元の状態に近づくようにしてあげる。
そうすれば、痛みの軽減もあるし、状態も悪化だけではないと思います。

腰にも変形があるんですよね。
実は首(頸椎)にも。

膝が痛い 〜 原因を見つける方法 〜

読了までの目安時間:約 2分

今日は整体スクールの骨格調整の授業でした。
参加された皆さんは骨格調整の授業に全員2回目以上参加されています。
こんな日は基本的な調整法の練習をした後、実践的な授業をすることがあります。

で、今日はそんな実践的な授業でした。

一人の生徒さんの膝が痛いとの事。
これをどうやって施述するかと言う内容にしました。

先ずはどんな時に痛みが出るのかを聞きました。
歩いている時との事だったので、歩いてもらい痛みがどのタイミングで出るのかを確認しました。
体重が乗った時に痛みが出ているようです。
次に全員で膝の触診をします。
ここで触れた感じと、触れて痛みがあるかないか、を確認しました。
痛みのある部位は、少し腫れ感とまでは言いませんが、皮下組織が緩いような弾力を感じました。
次に動きです。
腹臥位で膝を曲げ伸ばしした時の、下腿の動きを見ました。
少し外側に緊張を感じました。
また、仰臥位で見ると、痛い側の下腿が少し外転していように見えました。

生徒さんが全部が全部分かった訳ではありませんが、解説しながら触診したり動きを見たりして、確認して行きました。

膝の捻れがあり、内側が伸展していることで、体重が乗った時に痛みを感じる。
と推定しました。
ここから施述です。
膝の外側を少し開くような、動きが出るような調整をし、大腿四頭筋の緊張を取り、テーピングしました。

歩いてもらうと、痛みは消失。
足裏の重心が変わったとのことでした。

スクールを卒業して独立したり開業したりしたら、自分で原因を考えなければいけません。
症例別の授業で考え方は話をしていますが、実感がないためか自分で組み立てるのは苦手な生徒さんが多い印象です。
ということでたまにこんな授業も行います。

てあて整体院は練馬区大泉学園のボキボキしない整体院です。

読了までの目安時間:約 2分

てあて整体院はボキボキしない整体院です。
指針整体というちょっと変わった整体をやっています。

受けるだけで体が軽くなる。
筋肉が動きやすくなる。
血流が良くなる。
浮腫がなくなり冷え性にも効果があります。
肌の艶が良くなるという女性もいます。

全身をトントンと軽く刺激していくので、受けていて安心です。
てあて整体院は練馬区大泉学園と愛知県名古屋市にも分院があります。
練馬区大泉学園でオープンして21年になります。
地元の方々だけでなく、ダンスやバレエをしている方々からも喜ばれています。

整体を受けたいという方は連絡ください。
電話に出られないことがあるので、メール(teate@nifty.com)を頂けると助かります。
大泉学園の駅からは徒歩で7分くらいの静かな場所でやっています。
お待ちしています。

てあて整体院
東京都練馬区東大泉 5−27−18ーA
teate@nifty.com
03-3922-7230

てあて整体 2階

膝痛

読了までの目安時間:約 3分

膝関節のイラストです。


膝関節

膝関節は大腿骨(太ももの骨)と脛骨(スネの骨)の二つの骨で出来ています。
膝が二つの骨だけで出来ているので、膝痛は二つの骨のことを主に考えます。
形だったり位置関係だったり動きだったりです。


骨の形が変形している場合や、膝関節の間にある半月板が変形している場合。
その形なりに立ったり動いたりすると、イビツな形で動いたりイビツな方向に動いたりします。
そのことで筋肉や筋膜、その周りの柔らかな組織が捻れたり縮んだりして、硬さや炎症が生まれ痛みに繋がったりします。
どうするか。
骨の変形や半月板の変形を手技で直すことは出来ません。
でも位置関係を元に戻すことは出来ます。
捻れたり縮んだりしている筋肉や筋膜や柔らかな組織を調整することで、元の位置関係に慣れるような状態に戻します。
骨や半月板などの硬い組織の形は変わりませんが、それを繋いでいる柔らかい組織は伸ばしたりすることが出来るからです。
位置関係が戻り元のような動きが出来れば、縮んでいた筋肉や筋膜など柔らかな組織に血流が促され、炎症も治りやすくなります。
同時に痛みを感じる物質も血流に乗って流れていくことになります。


大腿骨と脛骨の位置関係は、大腿骨と脛骨だけを調整する訳ではありません。
大腿骨は骨盤から繋がっているので、骨盤や腰椎の歪みや動き、股関節の動きも調整します。
これは骨や半月板が変形していない場合もそうです。
膝周りに変形がなくても、骨盤の歪みや股関節の動きが生理的でなければ、左右の膝の状態が違ってしまう事があるからです。
骨盤の歪みや腰椎の歪み、股関節の左右の状態、膝関節の位置関係を整えることが必要になります。


骨と骨が当たって痛いんじゃないか?と思っている人がいるかもしれません。
でも、関節の中の骨の表面には神経がありません。
なので骨同士がぶつかっても痛みはありません。
ただ、軟骨が崩れたりすると、その中にある神経が痛みを感じます。
そうなると手技では難しい状態になってしまいます。


セルフケアは大腿四頭筋(前もも)をストレッチすること。
この筋肉を緩めておくと、膝関節の隙間が出来、動きやすくなることで痛みが軽減されることが多くあります。
普通にやるのが難しい場合は、膝の間にタオルなど畳んで挟んで、少しずつ正座のようにストレッチすると出来るようになります。


てあて整体スクールの症例別授業ではこんな内容の話と、緩めたり歪みを取ったりする手技の勉強をしています。


症例別・てあて整体スクール

自分が腰痛になったら問題 ~ 整体あるある

読了までの目安時間:約 3分

センセイは腰が痛くなったらどうするんですか?
どこか行きつけの先生とかいるんですか?
それとも何か方法があるんですか?


たまに聞かれます。
整体師自身が腰痛や肩こりや膝痛になった時にどうしているのか。
自分自身の話を先に書きます。
最初は痛みが出たら自分で対処します。
腰痛なら

・朝夕のアキレス腱ストレッチ。
・ウォーキング。

これで殆どの腰痛は治ります。
整体なんて行かなくても大丈夫だと思います。
それでもダメなら。

・テーピング。
・酒を抜く。
・風呂にゆっくり入る。
・出来れば臀部から下肢後面ストレッチ。
・晒(さらし)を巻く
・サウナで温冷法(サウナと腰まで水風呂に交互に入る)

ここまでやらないといけない時は、ちょっとやっかいな時です。
これでもダメなら、整形外科でレントゲンなど撮ってもらい器質的な状況を確認します。
(骨に変形がないかなど確認)
それでもダメなら昔からたまに行く整体の先生のところに行きます。
でも、器質的な問題がある場合(骨に変形等)は、その先生の意見を聞きたいってだけです。
自分の判断とその先生の判断が合っているかどうか、身体の状態を確認します。


他の整体の先生も同じようなことだと思います。
殆どの症状には先ず自分で対処する。
それで殆どの症状は良くなります。(8割くらい治る印象)
だったら整体師はいらない!?ってこともありません。
整体師のアドバイス通りにする患者さんは殆どいないので、結局、整体師がある程度状況を変えないと良くなって行かない。
それに自分でケアするのだと少し時間が掛かります。
整体師なら自分の研究のためもあって、面白く観察してますが、普通の人にとってはただ痛い日々ってだけですからね。(笑)
整体師自身が腰痛になったら、とりあえずは自分で対処しています。


てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
teate@nifty.com
03-3922-7230

てあて整体スクールの解剖学授業

読了までの目安時間:約 3分

解剖学は整体師の基本です。
整体師と言うと手技やテクニックの方を思い浮かべる人が多いと思います。
でもその前に解剖学。
身体の外からでは見えない、身体の内側がどうなっているか。
筋肉や骨格について、どこにどんな形のものがあるかを知っておく必要があります。
名前は使っているうちに覚えます。
その前に形や位置を知っておくこと。
そこから色々なことを考えることが出来ます。
骨格のことを知っていなければ、身体の外から見た形を前提に考えてしまいますから。
例えば足部。
骨の位置や形を知らなければ、踵(かかと)や足首の前で曲がるように思います。
でも実際は違います。
足首は踝(くるぶし)の所で曲がるようにできている。
踵(かかと)は脚の骨(脛骨)の下にはなくて、斜め後ろに出っ張ったようになっている。
それがわかっていると、ハイヒールでの立ち方や歩き方の指導方法も変わります。


解剖学1・てあて整体スクール

ハイヒールで立った時に、踵(後重心)や爪先側(後重心)に立ってしまうことがあります。
でもこの絵を見れば、後重心も前重心も変だと言うのが一目瞭然ですね。
クラシックバレエでトウシューズ(ポアント)を履いた時、足首を曲げるのはアキレス腱ではなく足指を曲げる筋肉を使っています。
それも下図のように絵が描けて説明出来れば分かりやすい。


解剖図2・てあて整体スクール

膝の症例でこんな手技があります。


膝の症例1・てあて整体スクール

この手技は何をやっているのか。
膝の関節包を緩め動きを良くすることを目的としています。
膝上を揉むのが目的ではない。
関節包の硬さを取り、筋腱と関節包の滑りを良くする。
では膝の関節包はどこにあるのか。
こんな絵を描いたりします。


膝の症例2・てあて整体スクール

解剖学では骨や筋肉の位置や動きの話が多く出てきます。
でもそれだけじゃない。
どうしてそうなったのか。
例えば手の親指は身体の外側にありますが、足の親指は身体の内側にあります。
これどうしてでしょう。
なんて話もします。


解剖学3・てあて整体スクール

その時はこんな絵で解説したり。
発生と言うか進化と言うかそんな話です。
解剖学は専門用語を覚える学問ではありません。
それ(解剖学の知識)を使って患者さんの身体がどうなっているのかを考えるための勉強です。
そんな授業をしています。


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