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触診の練習法

読了までの目安時間:約 3分




触診の練習風景です。
触診では骨格の歪み(ズレ)、関節の硬さ(可動域の良し悪し)、筋肉の硬さ柔らかさ、筋肉の張り具合、体表面の温度、などなど沢山のことを知ることが出来ます。
手指で触れることで、どうなっているのかを感知します。
触れる時の注意点はいくつかあります。
強く押さないこと、軽く触れること。
自分の体勢を整えておくこと。
手指だけを動かすのではなく、身体全体を使うこと(特に股関節など)。

触診の練習を始めた頃は、全く何も分からないということもあります。
最初はそこに骨があることが分かればOKです。
分からないと何度も同じ部位を触れたりしてしまうこともあります。
何度も何度も同じ背骨を指で触れる訳です。
強く触れると相手の身体が変わります。
強く押されれば緊張することもあるし、逃げることもある。
だから軽く触れる訳ですが、つい長く同じところに留まって触れてしまいがちです。

そこでこの日は「触れるのを一瞬に」するように練習しました。

ほんの一瞬触れて手指を離す。
そうやって触診する練習です。
一瞬なので1秒もないくらの時間、手指を相手の身体に乗せます。
置いたらすぐに離す。

手指に感触が残ります。

その残った感触を再構成・再構築します。
頭の中でどんな感触だったのかを思い出し、手指が受けた感触から歪みや硬さや温かみや張りを認識する。
そういう方法です。
これ意外に出来ます。
ゆっくり触れすぎると逆に分からなくなることがあります。
そんな時は触れて一瞬で離す。

幾つかの方法を持っていれば、一つの方法が上手くいかない時に別の方法を試すことが出来ます。
そのための練習でもあります。


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東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
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03-3922-7230

骨格調整の授業

読了までの目安時間:約 4分

骨格調整2008231

今月の授業は骨格調整です。
てあて整体スクールの骨格調整は主にマッスルエナジーテクニック(MET)を使って行います。
骨格のズレや動きの悪さだけでなく、筋肉の硬さの調整(緩める)も同時に行えます。
ボキボキしない。
強い力を使わない手技なので、受けている患者さんに対して安全なだけでなく、やっている整体師も安心して使える手技です。
METは骨をテコの原理を使って動かしたり、筋肉の持っている独特の性質(等尺性収縮後弛緩)を利用して緩めます。
強い力で押したり引いたり、瞬間的な力を入れたりするものではありません。
患者さんに筋肉をゆっくり(2・30%)使ってもらい、これに最適抵抗を加えることで調整します。
どの部位も同じ原理を使っていますが、調整する場所が違うので患者さんの肢位や整体師の姿勢(フォーム)や手指の当て方などが違います。
形が違うので色々なことをやっているイメージになりますが、原理は同じ。
目的と原理を忘れなければ、自分の頭で組み立てることも出来ます。


骨格調整は触診で7割決まる。


整体業界ではよく言われることです。
歪みや状態が分かれば、後の調整は3割くらい。
本当にそうだと思います。
どんなに手技が上手く出来ても、触診で歪みが分からなければ調整出来ませんし、触診が間違っていると結果は上手くいきません。
だから触診は何度も何度も練習します。
練習して精度を上げることは、卒業しても開業しても続くことです。


骨格調整2008242

骨格調整の授業は最初に手技の説明を聞きます。
どこをどんな風に調整するのか。
METの考え方も含めて説明します。
その上で一人一人に調整を受けてもらいます。
体験し体感することで、患者さんの受けているイメージやおよその感覚を知ってもらいます。
その上で他の生徒さんが受けているところを見てもらいます。
このタイミングで動画を撮影する人が増えています。
動画は後から見直すのに有効な手段ですが、動画ばかり撮っていると自分の頭で覚えることが上手くいかなくなったりします。
個人的には写真を撮って、自分の目で見て、家に帰って自分でテキストを作る。
スクールの教科書をベースにすれば、自分オリジナルのものが出来て、後から見直した時にも使いやすいものになると思います。


手技の説明をしている時に、周辺情報をかなり話ています。
患者さんの傾向だったり、失敗談だったり、上手く出来るようになるためのコツ的なことだったり。
またその手技から派生した話だったりです。
この話は本当に大切だと思っています。
出来ればこれもメモしておくと、将来本当に役立つだろうと思います。
自分自身も勉強をしていた時に、ノートの端にメモしたことが5年くらい経ってから理解出来たことがあったり、確認出来たりということもありました。
20年の臨床経験で知った情報は、自分で得ようと思うと20年かかる訳ですから、利用しない手はないと思います。


てあて整体スクールではトントンとリズミカルな刺激を全身に入れて行く指針整体と
ボキボキしない安心で安全な骨格調整・筋肉調整のMETを教えています。
来年から授業料が値上がりします。
整体師を考えている人は先ずは授業見学にいらして下さい。


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骨格調整2008243

正常性バイアスと同調圧力

読了までの目安時間:約 4分

新型コロナウィルス感染症の感染者数は約27,000人。
日本の総人口は1憶2600万人。
少なくとも約4600人に一人が感染していることになります。
4600人に一人だと、家族や友人知人など自分の周りの直接知っている人には感染者は殆どおらず、知人の知人に感染者がいるという人がたまにいるくらいの状態だと思います。
それが少しずつ半年かけてそうなって来ました。
感染した人も軽症者などは数週間で退院したり自宅療養を解かれ、普通の生活に戻っていると思います。
これならそんなに感染することはない。
と考える人が多くなるのも分からないでもない状況です。
正常性バイアスっていうんですかね。
(正常性バイアスとは「自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと。」と、ウィキペデイアにあります。)

でも、自分が感染するかどうかは、自分の周りの人が感染しているかどうかとは全く関係がありません。
知っている範囲にいないからと言って、日本で27,000人が感染していることに変わりはない。
感染症が収束したわけでもなくなった訳でもありません。
だたまあ、緊急事態宣言は解除されたし、GoToキャンペーンは始まったしで、もう大丈夫だと認識してしまうのが仕方がない状況であることはあると思います。
でも、感染しないかどうかは分からない。

ついでに同調圧力というのもあります。
(同調圧力とは「少数意見を有する者に対して、暗黙のうちに多数意見に合わせるように誘導することを指す。」とウィキペディアにあります。)
多数意見に合わせるように誘導する、かどうかは別にして、暗黙のうちになんとなく、多数の行動に合わせてしまうような行動をとる人が多い。
赤信号みんなで渡れば怖くない、って言った人がいますが、そんな状況です。
なんとなく感染症は怖いけれど、皆が外に出ているので私も、とか、皆が行動しているので自分も大丈夫なような気がする、的な行動です。
これがどちらに働くのかが、今後を左右しているように思っています。
やはりきちんと対処しないといけないね、と働くのか。
重症化しないんだから大丈夫だと思うのか。

触診のことを話します。
触診は患者さんの体に触れて、歪みや硬さや温かさ、筋肉の張りなど、体の状態を蝕知します。
やっていることは、単に状態をつまびらかにすることです。
けして悪いところを探したり、痛みの原因を探したりしている訳ではありません。
でも、つい。
どこが悪いんだろうと探してしまうことがあります。
特に勉強を始めたばかりの人がそうです。
でもそれだと見誤ってしまうことがあります。

硬いところは悪いところだろう。
動きが悪いのは調子が良くないからだ。

そんな風に予断を持ってみていると、ありのままが目に入らなくなって、状態を正確に知ることが出来なくなってしまいます。
確かに硬かったり動きが悪いところは、調子が悪い場合が多いことは確かです。
しかしそれが一対一で対応するかというとそうでもない。
先ずは状態を正確に、予断を持たず、ありのままを知ることが大切です。

新型コロナウィルス感染症についても、テレビやニュースで発表される数字だけを見ていると、本質を見誤ることがあるかもしれません。
誰か一人の人の言うことを聞いていると、見方や捉え方に偏りが出来てしまうかもしれません。
結果の数値には嘘はありません。
なるべく元の数字を見ながら、自分で考えて行動したいと思います。

触診では悪いところは探しません。

読了までの目安時間:約 4分

てあて整体スクールに入学すると、毎回のように触診の練習をします。

触診の練習は触れる部位を決めて何度も行います。
荒木が教えるのは、手指の使い方、体の使い方・整え方、視点・視線、触れてはいけないところなど。
触れる部位は、背中(僧帽筋・広背筋等筋群)、脊椎(胸椎・腰椎など棘突起)、骨盤(腸骨稜、PSIS、座骨)、大転子、脚長。
この他に腰部を揺動(揺らす)ことによって、上半身や下半身がどんな風に揺れるのか。
これは触診ではありませんが、体の動きを見る練習になっています。

触診では痛みの原因や悪いところは探しません。

患者さんの体がどうなっているのかの情報を得るようにします。
筋肉の張り。
体表の温度。
筋肉や皮下組織の硬さ柔らかさ。
筋肉や皮下組織や関節の動き。
関節のズレや歪みや左右の位置関係。 等々
それがどうなっているかを知るために触れています。

そうやって、今、患者さんの体がどうなっているのかを知ります。
そうやって知った情報から、患者さんの訴えている症状などとの関係を考えて行きます。
腰が痛いのは、どこに問題があるのか。
殿筋の硬さの方よりなのか、肩甲骨周りの左右差なのか、足首の問題なのか、背部の筋膜の問題なのか。
その考えるための材料を得るために触診をします。
悪いところは探しません。
予断を持ってみてしまうことを避けたいということもあります。
きっとこうだ、と思って触れたりすると、そう見えてしまうことがあります。
人間ですからね。
全く関係ないと思っていることが、痛みや症状の原因ということもあります。
人は分かりません。

触診は最初は全く分かりません。
初日は骨があるのが分かればOKと言っています。
そして、決めること。
分からなくても、暖かいとか冷たいとか、ズレているとか左右全く同じとか。
分からないという答えを出してしまうと。
そのまま分からないという答えしか出来なくなります。
整体師の仕事は決めることです。
患者さんの状態を自分の中で決め、調整部位を決め、調整方法を決め、次にどうするか決めます。
上手く行っても行かなくても、自分が決めていなければ次には進めません。

歪みが分からなければ調整は出来ません。

触診は悪いところを探しません。
今ある状態を自分の手指などを使って知ることです。
ここで知るとは、自分で判定して決めるということです。
整体師・セラピストになるための、最初のハードルだったりします。


てあて整体スクール
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触診から始めます。

読了までの目安時間:約 3分

触診・てあて整体スクール

触診は整体の基本です。


基本中の基本。
骨格調整は触診が出来れば半分以上は出来ている、と良く言われます。
触診で7割が決まるなんて言われたりもします。
整体師は骨格の歪みや筋肉の硬さのアンバランスを整えます。
骨格は関節で繋がっているので動きます。
本来は生理的な位置にある訳ですが、それが何らかの理由で歪むことがあります。
ズレるというのか、いつもと違う位置で止まってしまう。
動くことは何も問題ではありません。
関節は動くためにある訳ですから。
それがいつもと違う位置で止まってしまうのが困る。
止まる位置が違っていると、その関節の動きが変わります。
そうすると動作が変わり、筋肉の使い方が変わります。
また、生理的ではない位置で止まっているので、血流が変わったり筋肉の硬さが変わったりします。
これも動きに影響を与えたりします。
いずれにしても、止まっているのがヨロシクない。
ということで動かします。


どんな風にゆがんでいるのかが分からなければ、どんな風に動かせば良いのか、どっちに調整すれば良いのかが分かりません。
だから触診ということになります。
触診でこんな風に歪んでいると分かれば、そこから調整の手技が始まります。
もし手技を持っていなければ、元に戻るように自分で工夫する。
右に出っ張っていれば左に押せば良い、というのは荒木がよくいうことです。
効率的ではないかもしれませんが、歪みが分かっていれば何とかするように考えられます。
でも歪みが分からなければ何も出来ない。
やっぱり触診ということになります。


触診は誰でも出来ます。
時間はかかるかもしれないけれど、誰でも出来る。
あとはどうやれば効率的か、どう練習すれば良いかということです。
てあて整体スクールは最初から触診の練習をします。
骨格調整の授業でなくても触診だけは別にやります。
どんどんスキルが上がっていくからです。
こればかりは経験を積むしかない。
どんどん分かることが増えてきます。


てあて整体スクールは東京と名古屋に教室のある整体学校です。
小さな整体学校ですが、創業15年、卒業生は200名を超えました。
開業出来る技術、整体の基本、触診・体の見方を大切に指導しています。
授業見学や整体体験が出来ます。
連絡お待ちしています。


てあて整体スクール

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触診は分かろう思わなければ分からない。

読了までの目安時間:約 5分

触診をしていても分からないという人がいます。
いくら触れても分からない。
ズレくらいは分かるが、他には何が分かるのか分からないようです。
たぶん、ズレ以外のことを分かろうと思って触れていないんだろうと思います。

触診は分かろうと思って触れないと分かるようにはなりません。

何かを分かろうと思って触れていると、それが少しずつぼんやりと分かってくるようになります。
最初は???みたいな感じですが、そのうちボンヤリと何かがあることが分かり、だんだんと解像度が上がって行きます。
ただし、分かろうと思って触れているということが前提です。
ただ触れているだけだとどんなに長い期間触れていても分かるようにはなりません。
以前、整体学校時代の同期と話をしたことがあります。
10年くらい揉みほぐし系のサロンで働いていたその人は、触診は一度もしたことがありませんでした。
彼は触診なんて何も分からないと言っていました。
必要性を感じていないのかもしれません。
ズレだけでなく様々なことを触診で分かろうと思って触れていないので、分からないままでいるんだろうと思います。
能力の問題ではありません。
分かろうと思っていないんだから分からないだけです。

触診て何が分かるんですか?と聞かれることがあります。
何だって分かる可能性があると思いますが、そんな風には答えません。

・関節のズレ(歪み)
・関節の動きの悪さ良さ
・筋肉の温度の違い
・筋肉や皮膚の張り
・張りの種類の違い
・筋肉や皮膚の硬さ
・硬さの種類の違い
・筋膜の硬さ
・血流

なんかが分かると思うと答えます。
これくらいはすぐに分かるようになります。
最低限これくらい分かっていないと整体や施術には使えません。
こんなに!?と思う人が居るかもしれませんが、そんなに難しいことではありません。
試しにやってみると良いです。
毎日、誰かの背中に手の平を置いて滑らせてみて下さい。
1ヶ月もやっていれば、上に書いたことくらいは分かるようになります。
なんとなく、他にも分かるようになるかもしれません。
相手の性格だったりとか、今の状態だったりとか。

でもやっぱり分からないという人がいます。

そういう人は先ず「分からないと言わないこと」が大切になってきます。
分からないということは、判定をしないということです。
歪んでいるのかいないのか判定をしない(出来ないと本人は思っている)。
そうすると、そこから先に進みません。
判定をしないので、間違うこともない。
間違うことがないというのは、実は失敗を回避している可能性もあります。
分からないと言っていると、失敗しない状態が続きます。
ちょっと意地悪な言い方をすれば、安心してます。
失敗しないんだから。
だから先ず分からないと言わない。
どうなっているか決めることにします。
間違っているかもしれないし合っているかもしれません。
そんなのどうでも良いことです。
触診の練習をしているんですから。
正解なんて練習中には必要がない。
練習して正解出来るようになれば良いだけです。
そのために決める。
判定することです。

判定する時には言葉にするのが一般的です。
右に曲がっている、左に曲がっている。
言葉にすると現実になります。
間違ったり正解だったりします。
さっきも書きましたが、それはどうでも良いことです。
触診をして判定をすることが出来た。
ここがポイントです。

でも、言葉にするのが苦手な人がいます。
感覚を言葉にするのは実は難しいことです。
そんな時は言葉ではなく、映像や感覚にするのでも大丈夫です。
これはこんな感じになっている(映像イメージ)、こんな感覚がする(感覚イメージ)です。
言葉に出来なくても分かっていれば先ずは良い。
分からないままにしないことです。
そして、そのうちに映像や感覚を言葉に置き換える練習をする。
映像や感覚は例え話が良いかもしれません。
何かに例える。
蒸したばかりの肉まんみたい、柔らかい粘土、低反発まくら、ウォーターベッドなどなど
なんでも構いません。
そしてそれを、受けてと共有してみます。
こんな感じがしたんだけど、どうだろう。
そのうち共感してくれるようになると思います。
自分が思っていることが相手にも通じるようになる。
そうするともう触診で分かることが出来たということになります。

分かろうと思って触れて下さい。
分かったことを言葉にして下さい。
面白いと思います。

分かるようになるまでは分らない

読了までの目安時間:約 4分

てあて整体スクールでは触診の練習を繰り返しします。
特に指針整体の授業では毎回必ず参加者全員の触診をします。
スクール見学に来た人なら分かると思いますが、見学に来た人の体も借りてやります。
何度も何度も練習する。
最初は殆ど分かりません。
極端な言い方ですが、初めて触診をする時には骨があるのが分かればOKです。
自分が触れている相手の皮膚の下に骨があることが分かってっくると、次は骨の歪みやズレが分かるかもしれません。
その前に筋肉の張りや体温の違いが分かるかもしれない。
ムクミが分かることもあります。


分かるようになると言うのは、意識に上るとも言い換えられます。
分かるようになる前も、同じように触診し体に触れていた訳です。
ところが分かるようになるまでは、分らない。
不思議ですね。
慣れと考えても良いですが、それとは少し違った見方も出来ます。
意識に上るとはそういうことです。
それまでも触れて感知していた感覚を、ああそういうことかと意識に乗せる、あるいは乗るってことです。


少し違う話をします。


ネイティブアメリカンの話です。
ヨーロッパから北アメリカに移住して来た人たちに、一気に征服されてしまった過去があります。
その時にネイティブアメリカンの酋長に、どうしてこんなに一気に征服されてしまったのかを聞いたことがあったそうです。
そうしたら、ネイティブアメリカンは「見えなかった。」と言ったそうです。
家のすぐ近く、ほんの数メートルのところまで来ていた人に、気がつかず見えなかったと言ったそうです。
どういうことでしょう。
その当時ネイティブアメリカンにとって人間は、同じネイテイブアメリカンだけでした。
白い人間という概念は頭の中になく、白人が家のそばまで来ていても、風景の一部、自然の中のナニカにしか見えなかったということのようです。
そこに白人がいても、そういう人間という概念がないために、意識に登らない。
メガネを置き忘れた時のことを思い出すと良いかもしれません。
いくら探しても見つからなかったのに、気がついたら目の前の机の上に乗っていたということありませんか。
意識に上るまでは、それはないものと認識されているということです。


触診の話です。
触れていても、歪みや体温の差や硬さの違いは、これがそうだと認識されるまでは、意識化されません。
触れていても、みな同じ。
違いが分らないことになります。
それが、ある瞬間に意識に上って、これがソレだ、これが歪みだ、と分かった瞬間に他のところでも全部が見えるような感覚になります。
面白いですね。


そうやって、触れているとどんどん違いが分かって来ます。
最初は分からなくて当然です。
そんな見方を普通はしていないですから。
それが一旦分かり始めると、どんどん分かることが増えてきます。
歪みだけでなくいろいろと分かるようになります。
その内、触れている皮膚のすぐ下だけでなく、もっと下の組織の動きなんかも分かってくるようになるかもしれません。
そうなってくると面白いもんですよ。


触診・てあて整体スクール

てあて整体スクール
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技術を教えるだけなら簡単です。

読了までの目安時間:約 3分

力を使わない指針整体とMETで整体師を育てています。
てあて整体スクール・荒木です。


骨格調整1908041・てあて整体スクール

今月の日曜の授業は骨格調整です。
てあて整体スクールの骨格調整ではマッスルエナジーテクニック(MET)と言う手技を使っています。
ボキボキしない患者さんに負担の少ない手技療法です。
調整するための手順が決まっています。
触診をして歪みを判定し、患者さんを調整肢位(調整する時の姿勢)になってもらいます。
患者さんの体に触れます、患者さんの体の一部を動かしてもらいます。
動かした部位に置いた手で、動きを止めます。
最後に歪みを取るようにストレッチのようなことをします。
やることは単純です。
複雑な動きはなく、患者さんに2・3割のごくごく弱い力で体を動かしてもらい抵抗を加える。
抵抗も動きを止めるだけなので、難しいことではありません。


骨格調整1908043・てあて整体スクール

順番だけを教えるなら、とても簡単です。
でも何故それをするのか。
どうしてそんな風に体を動かしてもらうのか。
どうしてそこに立つのか。
どうしてそんな肢位を取るのか。
そんな話もします。
話をするだけでなく、実際にやってみて確認をします。
順番や手順とは違って、覚えなくても調整は出来る話です。
最初は無駄なように聞こえるかもしれません。
でも必ず役に立つ時が来ます。


骨格調整1908042・てあて整体スクール

手順を覚えると、何か一つでも抜けると上手くいかなくなることがあります。
目的の調整が出来なくなる。
問題は手順ではなく、目的です。
その目的のために手技があって手順があります。
目的さえ分かっていれば、何かを忘れた時に自分で考える事ができます。
極端に言えば、目的さえあれば、手順を全て忘れても大丈夫。
自分で手技を創ることが出来ます。
触診が出来て、歪みや硬さやアンバランスが分かれば。
後は元に戻すだけです。
出っ張っていたら押さえれば良い。
右に歪んでいたら、左に押してみれば良い。
引っ込んでいて引っ張ることが出来なければ、何とか別の方法を考えても良い。


骨格調整1908044・てあて整体スクール

技術や手順を教えるだけなら簡単です。
動画を撮って丸暗記すれば良い。
でも、触診や手技の意味や目的を知ることは、将来、患者さんと一体一になった時に、必ず必要になる時が来ると思います。
だから面倒でもいちいち説明します。

てあて整体スクールではどうして触診に時間を取るのか?

読了までの目安時間:約 3分

てあて整体スクールでは指針整体の練習の前に必ず触診の練習をします。
毎回毎回、授業に参加した生徒さん全員と荒木の体を触診します。
時間がかかります。
骨格調整の授業でもやります。
見学に人が来たら触診の練習をさせてもらいます。
見学の人にも触診だけはやってもらったりします。


どうしてでしょう?


他の整体スクールや整体学校では、これほど繰り返しはしていないと思います。
少なくとも荒木が学んだ整体学校では、触診方法を調整手技とは別に習った記憶はありません。
やらなかった訳ではないと思いますが、時間を取って説明された事はなく、繰り返し触診だけ練習した事はありません。


触診で調整の7割は決まる。
この業界(手技療法業界)で聞く言葉です。
臨床を20年やっていて、確かにそうだと思います。
歪みを調整するのに、歪みが分からなければ調整は出来ません。
だから慎重に触診します。
もちろん長くやっていれば分かるようになります。
でも開業当初はそうではありません。
それに触診は歪みだけを見ているだけではありません。
熱感や張り具合を見ます。
筋肉の硬さや関節の動きも見ます。
これぐらいの事は整体師になった時には出来るようになっていてもらいたい。
そう思って何度も何度も練習します。


さらに触診を続けていると、患者さんの状態が分かるようになります。
疲れていそうだとか、緊張が抜けていないとか。
寝不足なんだなとか、ストレスがあるとか。
そんな事も分かってきます。
そして数多く触れる事で整体師自身に安心が湧きます。
整体師の安心は患者さんに伝わります。
緊張している手は、硬かったり震えていたり冷たかったり動きが不自然だったりします。
そんな手で触れられたら、患者さんの体の状態も変わります。
緊張するかもしれないし、体が硬くなってしまうかもしれない。
それでは分かるものも分からないし、良くなるものも良くならない。


だから繰り返し練習します。
何度も何度も練習します。


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触診は全てのベースです。

読了までの目安時間:約 3分

てあて整体スクール主宰荒木です。
てあて整体スクールでは触診の練習を沢山やっています。
指針整体の授業では整体手技の前に必ず触診をしますし、機会があるごとに練習をします。
こんなに触診に時間を取っている整体スクールは他にはないんだろうと思います。
どうしてなのか。

触診が全てのベースだからです。

骨格調整法や手技の講座は沢山ありますが、触診にはあまり時間を取らないことがほとんどです。
でも、触診が出来なければ調整は出来ません。
右にズレているのか左にズレているのかが分からなければ、どちらに調整するか決められません。
間違って調整しても調子を悪くさせてしまうだけです。
例えば手技を全く知らなくても、触診が出来れば何とかなることもあります。
カイロプラクティックを始めたDDパーマーさんは、召使の背中の触診をしていて背骨の歪みに気付き、それを指で押して戻したことが効果を産んで、カイロプラクティックを始めるきっかけになったと聞きました。
当然ですがパーマーさんはカイロプラテクティックを誰にも教わっていません。
だからカイロプラクティックの手技が出来た訳ではない。
それでも調整が出来て効果があったということです。

歪みやズレや硬さが分かれば何とかすることは出来ます。
手技を学んでいなければ、効率が悪いというだけです。
その上で効果を上げるために手技を学ぶ。
だから大切なのは触診だと思っています。

触診では最初は歪みを触知するように触れます。
背骨(脊柱)は胸と腰で17個の骨が上下に並んでできています。
真っ直ぐ並んでいれば良い訳ですが、たまに左右にズレる骨があったりします。
手指で触れることでその歪みを知るのが触診です。
他にも筋肉の硬さ、温かさ冷たさ、張り、滑り、浮腫(むくみ)、関節の動きの良さ悪さなどが分かります。
筋肉の硬さなら、表面が硬いのか柔らかいのか、深部が硬いのか柔らかいのか、など少しずつ分かることも増えてきます。

何かが分かれば、そこから様々なことを考えます。
調整はその後に考えれば良い。
だから触診が全てのベースです。
これから整体師やセラピストになろうかと考えている人は、先ずは自分の体に触れることから始めると良いと思います。
次は家族や知り合いの背中など貸してもらうと良いですね。

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