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整体師の手を作る  ~ 触診の方法 ~

読了までの目安時間:約 6分

てあて整体スクールの授業では触診の練習をよくやります。
指針整体の練習をする時には必ず行います。
触診の練習なので、順番と場所が決まっています。
実際の患者さんなら特定の部位しかやらないこともありますが、練習なので全身の触診を一連やります。


・肩甲骨下角の左右差
・両肩の高さ(肩峰の高さ)
・脊柱の状態
・脊椎の歪み
・腸骨稜の左右の高さ(骨盤の左右の高さ)
・後上腸骨棘の左右の高さ
・大転子の左右差
・坐骨の左右差
・左右の脚長差(脚の長さ)
・体全体の揺れ


触れ方にも注意があります。


・先ず自分自身を整える。
・出来るだけ軽く触れる。(力を入れない)
・脊柱や脊椎は手だけを動かすのではなく、股関節の動きで上半身を動かす。
(手先だけを動かさない。)
・必ず判定する。


これら全て意味があります。
特に触れ方。
少し解説しましょう。


「先ず自分自身を整える。」
自分自身が整っていないと触診は良く分かりません。
例えば相手のことだけ考えて、患者さんの体がどうなっているか一生懸命そのことだけを念頭に触診します。
次に自分の状態を考えて、自分の体にどこか無駄な力が入っていないか、楽に構えているかを考え感じて触診します。
触診でより相手の状態が分かるのは後者、自分の状態を考え感じてやっている方です。
そして受けている患者さん側も手がソフトに優しくなるのが分かります。

そんなぁ~!

と思うでしょ。
でも騙されたと思ってやってみて下さい。
殆どの場合そうなります。
自律神経が整うのではないかと思います。
相手のことだけを考えて目的だけを考えていると交感神経優位になって、筋肉が緊張しやすい。
ところが自分のことを考え楽な体勢で行うと副交感神経優位になり、筋肉は緩み安くなります。
そんなこともあって自分を整えてやる方がわかりやすい。


「出来るだけ軽く触れる。(力を入れない)」
触診の練習を始めたばかりのころは、つい強く押して探ろうとしてしまいます。
患者さんの体の中の骨の歪みを触知する訳ですから、奥の方にある骨を知るためには強く押さないと分からない。
そう思って当然です。
でもそれは逆効果。
出来るだけ軽く触れるようにします。
触診で相手の体の状態を感じるのは、手や手指にある感覚器官。
強く押し付けてしまっては、感覚器官を押しつぶすことにもなります。
感覚器官を押しつぶしては、感じるものも感じられなくなってしまいます。
また、相手もまた人間だと言うことです。
指や手で強く押すと、体が反応します。
筋肉を緊張させたり体を動かしたりします。
そうすると筋肉の奥にある骨などの凸凹はわかりにくくなります。


「脊柱や脊椎は手だけを動かすのではなく、股関節の動きで上半身を動かす。(手先だけを動かさない。)」
分かりにくいかもしれません。
うつぶせで寝ている人の背中に手を置いて、首の付け根から腰くらいまで滑らせます。
その時、手や腕を動かして滑らせるのではなく、出来るだけ股関節を動かして上半身を動かします。
腕や手の動きを極力小さくしてやることが大切です。
腕や手を動かすと、その動かした筋感覚も手からの触診の情報と一緒に脳に伝わります。
やってみると分かりますが、雑音が入ったような感覚で少しわかりにくくなります。
だから、出来るだけ股関節の動きを利用して触診をするようにします。


「必ず判定する。」
最初は誰でも分からなくて当然です。
それでも判定をします。
右に曲がっているとか、出っ張っているとか、硬いとか柔らかいとか。
分からないなぁ決められないなぁと思っても判定をするのがポイントです。
触診の練習をする時に一番大切なことかもしれません。

整体師は現場で患者さんと二人。
現場で全て対応しなければいけません。
他には誰もいない。
ライブです。
ライブで次々起こることに対応するために必要なのは、決めること、判定することです。
この骨は右にズレている。
と決めることが、決めることが出来るという思考を作って行きます。
沢山、触診の練習をしていれば、少しずつ分かるようになってくる、ということはもちろんあります。
でも、まだあやふやで確信出来ない時期でも、決める。
決める練習をすることが、目の前で起きている何かに、対応することが出来るための準備となります。
これはどっちかなぁ、右かなぁ左かなぁ、と決めないでいると、いつまでも決めないでも過ぎていくという思考回路が出来上がってしまいます。
だから決める。
この決める練習は触診の精度を上げるためだけのものではありません。
この患者さんの痛みの原因はこれだ、と決める。
原因がこれだからここを調整する、と決める。
調整法はこれで行く、と決める。
次の来院はいつくらいが良いか、と決める。
そうやって全てを決める、決断することが出来るようになるために、最初から決めるようにしています。
触診で一番大切なのはここです。

最初は人差し指の方が分かりやすかった。

読了までの目安時間:約 3分

触診・てあて整体スクール

最初は人差し指の方が分かりやすかったんですよね。
でも最近はやっぱり中指の方が分かりやすい。


てあて整体スクールでは毎回のように触診をします。
触診が出来ないと整体師としては致命的だと思っているからです。
骨格調整にしても筋肉を調整するにしても、触診が出来なければどこをどう調整するか決められません。
調整手技が出来ても調整しようがない訳です。
逆に言えば触診が出来れば、調整手技がなくたって何とかすることは出来るかもしれない。
右に曲がっているなと思ったら、左に押せば良い訳です。
調整されるかどうかは分かりませんが、元に戻るように何かをすることが出来る。
それが触診が出来ていないと、どちらに調整するか決められません。


整体学校や整体スクールで教えている調整法は、長いあいだ先達が使ってきて洗練された方法です。
だから効率が良い。
出ているから押すという方法よりも、上手く行く確率が高くなる。
でも、目的は同じです。
それが触診が出来ていないと、調整すら出来ません。
だからやっぱり触診が大事。
そのために毎回練習します。


練習する時には洗練されていくために、手順や方法を教えます。
てあて整体スクールでは、脊椎の触診をする時、中指を脊椎の両脇に当てて、中指を人差し指で押さえるようにして触診する方法を取っています。
これは荒木がずっとやって来て、最終的に一番効率が良いと感じているからです。
でも最初は人差し指や何本かの指を使って触れたくなります。
それだと最終的に上手くいかなくなる。
初心者が磨かれていない手で工夫しても、初心者の工夫になってしまいます。
大人になってから工夫もしないで言われた通りに練習するのは嫌なものです。
分かります。
でも暫くはそのままお願いしています。
そうすることの方が最終的に効率がよくなるからです。


工夫をするのは卒業して開業してから3年目位にしてもらいます。
それくらいになれば整体師やセラピストの体になっていると思います。

胸椎の触診

読了までの目安時間:約 2分

頚椎触診・てあて整体スクール

胸椎の触診をしている写真です。
整体の勉強を始めた頃は、患者さんにうつ伏せになってもらって頚椎の触診をして歪みを触知してから、仰向けになってもらって再度触診をするようにします。
最初から仰向けで胸椎の触診は難しいからです。
当たりをつけると言うんでしょうか、およそこの辺りが歪んでいたいと分かった上で触診すると分かり易いからです。
とは言えそんなことをずっと続けてもいられません。
暫くすると仰向けで触診をするようにします。
生徒さんはうつ伏せからの仰向けにしたいんですが、あら木が指示します。
今日から仰向け。
最初は困りますね。
でも必要なことです。
今日は卒業生が来ていたので、当然、仰向けで触診をしてから骨格調整をしてもらいました。
見ているとちょっとやりにくそう。
仰向けになった患者さんの頭方から、背中に手を入れるんですが、それがスムーズに出来ない。
慣れていないとたまにあります。


手は患者さんの背中につけて入れるんじゃなくて、手の甲をベッドに押し付けるようにしてズズズッと入れるんです。


え~そ~なんですか。
と言いながら手を差し入れた時の写真が上の写真です。
あはは~ウソみたい。
いつもは手を差し入れるのが大変だったようです。


こういう単に体の使い方については、割と簡単にアドバイスします。
でも自分で感じなければいけないことは教えません。
と言うか教えられません。
自分で感じることですから。
触診で分かることは本人にしか分かりません。
でも触診の方法については教えます。

骨を動かす。

読了までの目安時間:約 3分

てあて整体スクールは触診に時間を取ります。
触診が出来るようになるには時間がかかります。
出来るようになったと思っていても、どんどんその先に違う感覚が出てきたりします。
その最初のところを体感してもらうために触診をします。
指針整体の練習をする前には必ずやります。
触診の練習。
やっていると感覚がどんどん変わってきます。
初めてやると骨があることすら分からないことがあります。
だから初めて触診する人には「骨があったらOK」と言っています。
それがだんだん骨の状態が分かるようになって歪みが見えてきたりします。
関節の動きだとか、筋肉の張りや熱感。
そのうち筋肉だけでなく筋膜や腱やその他の組織のこともなんとなく掴めるようになります。


今月に入って全身の骨を一つずつ動かしてみています。
一人の人の骨を一つずつ動かします。
骨の動く方向は屈曲と伸展、側屈、回旋の3つの方向があります。
おじぎと胸を反らす、体を横に倒す、捻るです。
この体の動きはこの組み合わせで出来ています。
三次元空間だから三つの軸に対しての動きになるんですね、な~んて話をしていつも生徒さんの目を点にさせてしまってます。笑
まあ三方向に動くと思っておけば間違いない。
それを例えば指の関節一つ一つに対してやってみる。
そうやって全身の関節を動かしてみると、左右の違いや思っていた動きとの違いを感じます。
やってみて分かりましたけど、ひとりあたり一時間近くかかるもんなんですね。
面白かったです。


頚椎は最初はホントにわかりにくい。
関節1・てあて整体スクール

頭蓋骨も意外に歪みます。
関節2・てあて整体スクール

手の骨
関節3・てあて整体スクール

足の骨
関節4・てあて整体スクール

股関節
関節5・てあて整体スクール

肩甲骨
関節6・てあて整体スクール

胸椎の棘突起(後ろの出っ張り)
関節7・てあて整体スク-ル

肋骨とか肋横関節とか
関節・てあて整体スクール

骨盤・仙腸関節
関節9・てあて整体スクール

膝関節や股関節や大転子
関節10・てあて整体スクール

一つ一つ動かしていくと、それぞれに発見があります。
内蔵もやりたいところなんですが、まだもう少ししてからかなと思っています。

触診セミナー

読了までの目安時間:約 2分

触診セミナーをやります。

体に触れて骨のズレや歪み、筋肉の硬さや張りを知る触診。
触診は手技の基本です。
触診が出来なければ調整は出来ません。
骨格の歪みやズレを動かすにしても、筋肉の硬さを調整するにしても。
触れて体の状態が分からなければ始まりません。
それに触診で分かるのは、骨のズレや歪み筋肉の硬さや張りだけではありません。

触診は難しいことをする訳ではありませんが、触れるための基本を知っていると、早く上達することが出来ます。
また今回の触診セミナーでは触診で分かること、そこから考えられる状態などについてもお話をします。
これから整体や手技を学ぼうかと考えている人。
手技を勉強中の人。
手技は習ったけれど実は触診は教えてもらったことがない言う人。
お待ちしています。

触診セミナー


日時 : 3月24日(土)18:00~19:30
場所 : てあて整体スクール 東京(西武池袋線 大泉学園7分)
     東京都練馬区東大泉5-27-18-A
料金 : 3,000円
問合 : teate@nifty.com
     03-3922-7230


全く初めての方でも分かるように丁寧に説明します。
着替えと手拭いを持って来て下さい。


触診・てあて整体スクール

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流行りの短時間高単価セミナーとは真逆の練習です。

読了までの目安時間:約 3分


触診は地味です。
地味なことの繰り返しです。
やっていることは患者さんの身体に触れること。
歪みや硬さや体の中の状態を知ることが目的で、触診をしたからと言って調整が出来る訳でも体が緩む訳でも手技が上手になる訳でもありません。
なのに毎回毎回、てあて整体スクールでは授業のたびに練習をします。
繰り返し繰り返し。
何度も何度も。
しかもすぐに分かるようになる訳でもありません。
最初は骨があるのかどうかさえおぼつかない。
そのうちに骨があるのが分かり、骨の歪みが分かり。
筋肉の硬さが分かり、温度が分かり。
関節の動きが分かり。
血流やリンパの流れが分かるようになって来ます。
バラバラにあるものが分かりあるものは分からず。
まだらな状態が続きます。


最近流行りの短時間高単価の整体のセミナーとは真逆の練習です。


でも続けます。
どんどん続けます。
続けていくと分かるようになります。
歪みや硬さや動きや血流が分かるようになります。
それだけでなく続けていく内に分かることが変わります。
続けていくうちに分かることが増えてきます。
患者さんの体が分かれば後は調整するだけです。
でもそれよりも先ずは分かることです。


何か困ったことがあった時に、話を聞いて分かってくれる人と、困ったことを解決してくれる人なら、先ずは話を聞ける人になる事です。
その上で聞いた話を分かる人になるってことです。
困った人は話を聞いてもらえるだけで安心します。
その上で話が分かってくれば困ってることが半減することもあります。
それを狙っている訳ではありませんが、それも狙っていることの一つにはなります。
先ずは聞く事、聞ける事、その上で分かること。
分かるために触れること。


それは将来のためです。
てあて整体スクールを卒業して開業したり仕事にしたりしたときに、患者さんのことが分かることが大切だと思うからです。
分かれば何とか出来ます。
何とかする方法を考えることが出来る。
それに分かることはどんどん増えていきます。
どこまでどんなことまで分かるかは、どこまでどんなことまで分かろうとするかで変わります。
地味ですけど。
毎回毎回続けるのはそう言うことだからです。

てあて整体塾@宇都宮

読了までの目安時間:約 3分

24日に宇都宮に行って整体塾をやって来ました。

宇都宮・てあて整体スクール

てあて整体塾@宇都宮ももう5年位になります。
東日本大震災のボランティアで福島に行った時に、福島出身で宇都宮でセラピストと助産師として仕事をしている上田さんに声をかけてもらい、宇都宮でセラピーのスキルを持っているのに仕事につながっていない主婦やOLさんに解剖学や臨床での患者さんの見方などセミナーをすることになりました。
2年ほど前からはアレクサンダー・テクニークを取り入れて、セラピスト自身の体の使い方も一緒に学んで頂いています。
今回も午前中はアレクサンダー・テクニークのグループレッスンで午後からは触れるワークショップにしました。


宇都宮2・てあて整体スクール

宇都宮3・てあて整体スクール

アレクサンダー・テクニークは初めての方と二回目の方、そして何回か受けたことがある方たちだったので、少し歴史的な話をしてから進めました。
先ずはハンズオンワークで自分の体の状態に気づいてもらう。
気づくと言っても頭でアッ分かった!みたいな感じではないかもしれません。
そこから少し歩いたりしました。
そしてまた少し解説。
自分で出来る練習法などもお伝えして終わりました。


宇都宮4・てあて整体スクール

午後は触れるワークショップ。
でしたが、最初だけ体の使い方の伝え方について話をしました。
理学療法士でクラニオをしている方が参加していて、後輩に体の使い方を教える時のポイントはないかと聞かれました。
アレクサンダー・テクニークでも触れるワークショップでもありませんでしたが、他の参加者も興味があるようだったので、いつも整体院で患者さんに伝えている使い方などのエッセンスを話をし、体を使って実感してもらいました。
そして触れるワークショップ。
様々な触れ方や同じ触れ方でも想いを変えることで、自分がどうなるか相手がどう感じるかなどやりました。
全く同じに触れていると思っていても、考えていることを変えるだけで相手に伝わるものが変わります。
変わり方は人それぞれですが、変わるということを実感出来たことが大切だと思っています。


宇都宮5・てあて整体スクール

次回は3月末か4月最初にまたやります。
宇都宮ここからいふ広場で解剖学になりそうです。
興味のある方はなんとなく問合せ下さい。


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後上腸骨棘(PSIS)の触診

読了までの目安時間:約 5分

ベテランの先生はスルーして下さい。
これからって先生への参考になればと思います。


触診の練習を始めると、なかなか分かりにくいところがあります。
特にPSIS(後上腸骨棘)は普段はあまり触れないところなので尚更です。
今日、勉強を始めたばかりの人に説明をしていました。


PSISの触診は先ず臀部と腰部の間に両手の平を軽く当てます。
手の平を軽く当てたら、そのまま動かさずに手の平の下の凸凹を感じます。
凸を感じた部分の下にPSISがあるので、拇指を下からあてがうように触れます。
これら全ての動作を出来るだけ軽いタッチで行います。
強く押してしまうと、患者さんの状態が変わってしまうことがあるからです。
これでおしまい。
簡単です。
でも、複雑にしてしまう要因があります。


強く押してしまう。
強く押してしまうと、上にも書いた通り患者さんの状態が変わります。
そして指で探してしまう。
拇指を当てたとしても、その拇指でグリグリ押してみたり、拇指をいろんな位置に動かしてみたり。
それでは分かるものも分からなくなります。
指を当てたら当てた指の下のどの辺りが硬いのか、動かさずに感じて硬さが同じ位置に微調整します。
指を動かして指で探るようにすると、患者さんは気持ちが悪いものです。
これも患者さんが変わってしまう要因になります。
なるべく軽く、触れたらなるべく動かさない。
これがポイントです。


PSISの触診が合っているかどうかの確認方法を聞かれました。
一般的にPSISが下にある側(後下方変位・PI)は、脚が短い側です。(短下肢側)
逆に上にある側(前上方変位・AS)は、脚が長い側です。
勉強し始めのころは逆と感じるものですが、PI・後下方が短下肢のことが多いです。
(全てではありません。)


例えば、PSISが下方(PI)にあるのに脚が長い場合、これで合っているのかどうか。
確認する方法があります。
PSISが下方(PI)にある側の脚の大転子の下に何かモノを入れます。
スリッパの先位もので大丈夫です。
モノをいれた後に、脚長を見て脚が短くなっていたら、見立ては見立ては間違っていません。
もし脚長がより長くなって脚長差が広がってしまったら、下方(PI)と言う見立てが間違っていたと言うことになります。
うつ伏せになっている時、PSISが下方(PI)になっていたら、大転子は床側に回転していることになります。
そちら側の骨盤だけが後傾気味になっていると言うことです。
大転子の下にモノを入れることで、後傾を元に戻すことになります。
後傾を元に戻した時に、左右の脚長差が縮まっていれば正解ですが、逆に広がっている時はPSISの見立てが間違っていると言うことになります。


PSIS・てあて整体スクール

PSISが上方(AS)に変位している時、上方変異しているPSISの下の組織が肥厚していることが良くあります。
肥厚しているPSISを触診すると、触診を始めた頃は実際は反対側と比べて上にあるのに、PSISが下方にあるように感じてしまうことがあります。
本当は上にあるのに、組織が肥厚しているので下と感じてしまう。
静かに触れて時間をとって感じれば、肥厚した組織と薄い組織とでは、指に感じるものが違います。
ただ位置だけを知ろうとしていると、間違うことがあります。
左右でPSISの位置を触診して比べた時、右が下にあると思ったのに脚長は右が長い場合、上のような確認をすると良いと思います。


ベテランの先生は突っ込みを入れないようにお願いします。(笑)


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見ただけで中がどうなってるか分かるんですか!?

読了までの目安時間:約 3分

israel・てあて整体スクール

ハワイの有名な歌手のCDです。
ISRAELさん
とても繊細な歌を唄う歌手です。
この人の骨盤の大きさがどれくらいだか想像してみて下さい。
左右にどれくらいの幅があるんでしょう。


腰のところに布を巻いているので、この布の幅位ありそうに感じる人もいると思います。
でも、そんなにありません。
同じ身長で体重が半分位の人と同じ位の幅しかありません。


てあて整体スクールでは触診をよくやります。
スクールに通っている間に触診のスキルを上げておきたいからです。
骨格調整をするにしても、関節の歪みが分からなければ調整は出来ません。
だから先ずは触診です。
触診で骨がどんな位置関係にあるのかを触知します。
直接、触れる。
触れて骨を感じる。
そうやって患者さんの状態を知ります。


最初はなかなか分かりません。
分からない理由はいくつかあります。
手指で触れても感じられない。
そして、患者さんの体型に惑わされてしまう。
視覚情報に騙されます。
特に上の写真のような人が来たら、つい幅広い骨盤や胸郭を想像してしまいます。
でもそこには骨はありません。
横にはそんなに広がらないんです。


力士の体格を思い出して下さい。
幕内や三役になると大きな体になります。
そうするとその体に見合った骨格の幅を想像してしまいます。
でも、入門当初の写真を見て下さい。
ひょろひょろして細い力士もいるでしょう。
ひょろひょろしていた時と、横綱になって大きな体になった時も、骨格は変わっていないんです。
周りについている筋肉が変わっただけ。


先生は見ただけで中がどうなっているかわかるんですか?


なんて聞かれます。
見ただけで分かる訳ではありませんが、沢山見ているとおよその様子は分かるようになります。
骨格を触診する時、横幅に惑わされないようにします。
横たわっている人の身長から想像される骨格(ガイコツ)を想像して触れるようにしています。


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整体は触診から

読了までの目安時間:約 4分

解剖学授業・てあて整体スクール

今日から整体は全く初めてと言う方が入学されました。
春まで公務員をしていて、定年退職を機に整体の勉強を始めるとのこと。
受けたことはたまにあるけれど、自分でしたことは全くない。
とにかく全く初めてと言うことでした。


今日の授業は解剖学と指針整体。
とは言え、最初からすぐに解剖学の一般的な話をしたり、手技を始めることはしません。
解剖学って何!?から始まって、名称よりも形や動きから話を始めました。
解剖学は漢字ばかりで何やら難しい感じがします。
でも整体師に先ず必要なのは、どこに何があるか。
そしてどんな形をしているかと言うことです。
何がどんな形であるか、が分かれば動きや働きも分かってきます。
今日は解剖学の基本の基本の用語を少しと、骨・骨格の話をしました。
骨格で大切なのは関節の形と位置です。
どこにどんな関節があるか、そしてどんな形をしているか。
形で動きが決まるので、その動きと違う動きをしようとすると不具合が出てくる可能性がある。
それを知っていることは、患者さんの痛みの原因を知るのにとても大切です。
とは言え、授業だけではなかなか足りないので、読むと良い本を勧めたりもします。


そして指針整体。
でもその前に触診の解説から始めます。
てあて整体スクールでは指針整体の手技の練習をする前に、必ず触診をします。
触診をして調整するということではなく、触診の練習をします。
整体をして体の調整(骨格調整・筋肉調整)をする時に、患者さんの体がどうなっているかが分からなければ調整出来ません。
触診できちんと患者さんの体が分かれば、もう殆ど出来たも同然です。

骨格調整などの手技は
ようするに効率よく調整するためのハウツーであって
そうでなければいけないと言うものではありません。

例えば、脊椎棘突起(背骨の後ろの出っ張り)が右に出ていたら、左に戻したい。
その時に効率よく左に戻すための手順のことを、〇〇手技などと言っているだけです。
もし手技を忘れてしまったら、左に戻そうといろいろ試してみれば良いんです。
左に指で押すだけでも良い、かもしれない。
効率が悪いかもしれませんが、きちんと触診出来ていれば、やっていることやりたいことは間違っていません。

だから触診。

初めての触診は骨があるかどうかが分かればOK。
次第に歪みやズレ、骨のことだけでなく筋肉のこと、血流のことや浮腫などについても分かってくるようになります。
分かったら、そこから考える。
整体をするための最強のツールです。




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