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触診から始めます。

読了までの目安時間:約 3分

触診・てあて整体スクール

触診は整体の基本です。


基本中の基本。
骨格調整は触診が出来れば半分以上は出来ている、と良く言われます。
触診で7割が決まるなんて言われたりもします。
整体師は骨格の歪みや筋肉の硬さのアンバランスを整えます。
骨格は関節で繋がっているので動きます。
本来は生理的な位置にある訳ですが、それが何らかの理由で歪むことがあります。
ズレるというのか、いつもと違う位置で止まってしまう。
動くことは何も問題ではありません。
関節は動くためにある訳ですから。
それがいつもと違う位置で止まってしまうのが困る。
止まる位置が違っていると、その関節の動きが変わります。
そうすると動作が変わり、筋肉の使い方が変わります。
また、生理的ではない位置で止まっているので、血流が変わったり筋肉の硬さが変わったりします。
これも動きに影響を与えたりします。
いずれにしても、止まっているのがヨロシクない。
ということで動かします。


どんな風にゆがんでいるのかが分からなければ、どんな風に動かせば良いのか、どっちに調整すれば良いのかが分かりません。
だから触診ということになります。
触診でこんな風に歪んでいると分かれば、そこから調整の手技が始まります。
もし手技を持っていなければ、元に戻るように自分で工夫する。
右に出っ張っていれば左に押せば良い、というのは荒木がよくいうことです。
効率的ではないかもしれませんが、歪みが分かっていれば何とかするように考えられます。
でも歪みが分からなければ何も出来ない。
やっぱり触診ということになります。


触診は誰でも出来ます。
時間はかかるかもしれないけれど、誰でも出来る。
あとはどうやれば効率的か、どう練習すれば良いかということです。
てあて整体スクールは最初から触診の練習をします。
骨格調整の授業でなくても触診だけは別にやります。
どんどんスキルが上がっていくからです。
こればかりは経験を積むしかない。
どんどん分かることが増えてきます。


てあて整体スクールは東京と名古屋に教室のある整体学校です。
小さな整体学校ですが、創業15年、卒業生は200名を超えました。
開業出来る技術、整体の基本、触診・体の見方を大切に指導しています。
授業見学や整体体験が出来ます。
連絡お待ちしています。


てあて整体スクール

東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
teate@nifty.com
03-3922-7230

触診は分かろう思わなければ分からない。

読了までの目安時間:約 5分

触診をしていても分からないという人がいます。
いくら触れても分からない。
ズレくらいは分かるが、他には何が分かるのか分からないようです。
たぶん、ズレ以外のことを分かろうと思って触れていないんだろうと思います。

触診は分かろうと思って触れないと分かるようにはなりません。

何かを分かろうと思って触れていると、それが少しずつぼんやりと分かってくるようになります。
最初は???みたいな感じですが、そのうちボンヤリと何かがあることが分かり、だんだんと解像度が上がって行きます。
ただし、分かろうと思って触れているということが前提です。
ただ触れているだけだとどんなに長い期間触れていても分かるようにはなりません。
以前、整体学校時代の同期と話をしたことがあります。
10年くらい揉みほぐし系のサロンで働いていたその人は、触診は一度もしたことがありませんでした。
彼は触診なんて何も分からないと言っていました。
必要性を感じていないのかもしれません。
ズレだけでなく様々なことを触診で分かろうと思って触れていないので、分からないままでいるんだろうと思います。
能力の問題ではありません。
分かろうと思っていないんだから分からないだけです。

触診て何が分かるんですか?と聞かれることがあります。
何だって分かる可能性があると思いますが、そんな風には答えません。

・関節のズレ(歪み)
・関節の動きの悪さ良さ
・筋肉の温度の違い
・筋肉や皮膚の張り
・張りの種類の違い
・筋肉や皮膚の硬さ
・硬さの種類の違い
・筋膜の硬さ
・血流

なんかが分かると思うと答えます。
これくらいはすぐに分かるようになります。
最低限これくらい分かっていないと整体や施術には使えません。
こんなに!?と思う人が居るかもしれませんが、そんなに難しいことではありません。
試しにやってみると良いです。
毎日、誰かの背中に手の平を置いて滑らせてみて下さい。
1ヶ月もやっていれば、上に書いたことくらいは分かるようになります。
なんとなく、他にも分かるようになるかもしれません。
相手の性格だったりとか、今の状態だったりとか。

でもやっぱり分からないという人がいます。

そういう人は先ず「分からないと言わないこと」が大切になってきます。
分からないということは、判定をしないということです。
歪んでいるのかいないのか判定をしない(出来ないと本人は思っている)。
そうすると、そこから先に進みません。
判定をしないので、間違うこともない。
間違うことがないというのは、実は失敗を回避している可能性もあります。
分からないと言っていると、失敗しない状態が続きます。
ちょっと意地悪な言い方をすれば、安心してます。
失敗しないんだから。
だから先ず分からないと言わない。
どうなっているか決めることにします。
間違っているかもしれないし合っているかもしれません。
そんなのどうでも良いことです。
触診の練習をしているんですから。
正解なんて練習中には必要がない。
練習して正解出来るようになれば良いだけです。
そのために決める。
判定することです。

判定する時には言葉にするのが一般的です。
右に曲がっている、左に曲がっている。
言葉にすると現実になります。
間違ったり正解だったりします。
さっきも書きましたが、それはどうでも良いことです。
触診をして判定をすることが出来た。
ここがポイントです。

でも、言葉にするのが苦手な人がいます。
感覚を言葉にするのは実は難しいことです。
そんな時は言葉ではなく、映像や感覚にするのでも大丈夫です。
これはこんな感じになっている(映像イメージ)、こんな感覚がする(感覚イメージ)です。
言葉に出来なくても分かっていれば先ずは良い。
分からないままにしないことです。
そして、そのうちに映像や感覚を言葉に置き換える練習をする。
映像や感覚は例え話が良いかもしれません。
何かに例える。
蒸したばかりの肉まんみたい、柔らかい粘土、低反発まくら、ウォーターベッドなどなど
なんでも構いません。
そしてそれを、受けてと共有してみます。
こんな感じがしたんだけど、どうだろう。
そのうち共感してくれるようになると思います。
自分が思っていることが相手にも通じるようになる。
そうするともう触診で分かることが出来たということになります。

分かろうと思って触れて下さい。
分かったことを言葉にして下さい。
面白いと思います。

分かるようになるまでは分らない

読了までの目安時間:約 4分

てあて整体スクールでは触診の練習を繰り返しします。
特に指針整体の授業では毎回必ず参加者全員の触診をします。
スクール見学に来た人なら分かると思いますが、見学に来た人の体も借りてやります。
何度も何度も練習する。
最初は殆ど分かりません。
極端な言い方ですが、初めて触診をする時には骨があるのが分かればOKです。
自分が触れている相手の皮膚の下に骨があることが分かってっくると、次は骨の歪みやズレが分かるかもしれません。
その前に筋肉の張りや体温の違いが分かるかもしれない。
ムクミが分かることもあります。


分かるようになると言うのは、意識に上るとも言い換えられます。
分かるようになる前も、同じように触診し体に触れていた訳です。
ところが分かるようになるまでは、分らない。
不思議ですね。
慣れと考えても良いですが、それとは少し違った見方も出来ます。
意識に上るとはそういうことです。
それまでも触れて感知していた感覚を、ああそういうことかと意識に乗せる、あるいは乗るってことです。


少し違う話をします。


ネイティブアメリカンの話です。
ヨーロッパから北アメリカに移住して来た人たちに、一気に征服されてしまった過去があります。
その時にネイティブアメリカンの酋長に、どうしてこんなに一気に征服されてしまったのかを聞いたことがあったそうです。
そうしたら、ネイティブアメリカンは「見えなかった。」と言ったそうです。
家のすぐ近く、ほんの数メートルのところまで来ていた人に、気がつかず見えなかったと言ったそうです。
どういうことでしょう。
その当時ネイティブアメリカンにとって人間は、同じネイテイブアメリカンだけでした。
白い人間という概念は頭の中になく、白人が家のそばまで来ていても、風景の一部、自然の中のナニカにしか見えなかったということのようです。
そこに白人がいても、そういう人間という概念がないために、意識に登らない。
メガネを置き忘れた時のことを思い出すと良いかもしれません。
いくら探しても見つからなかったのに、気がついたら目の前の机の上に乗っていたということありませんか。
意識に上るまでは、それはないものと認識されているということです。


触診の話です。
触れていても、歪みや体温の差や硬さの違いは、これがそうだと認識されるまでは、意識化されません。
触れていても、みな同じ。
違いが分らないことになります。
それが、ある瞬間に意識に上って、これがソレだ、これが歪みだ、と分かった瞬間に他のところでも全部が見えるような感覚になります。
面白いですね。


そうやって、触れているとどんどん違いが分かって来ます。
最初は分からなくて当然です。
そんな見方を普通はしていないですから。
それが一旦分かり始めると、どんどん分かることが増えてきます。
歪みだけでなくいろいろと分かるようになります。
その内、触れている皮膚のすぐ下だけでなく、もっと下の組織の動きなんかも分かってくるようになるかもしれません。
そうなってくると面白いもんですよ。


触診・てあて整体スクール

てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
teate@nfty.com
03-3922-7230

技術を教えるだけなら簡単です。

読了までの目安時間:約 3分

力を使わない指針整体とMETで整体師を育てています。
てあて整体スクール・荒木です。


骨格調整1908041・てあて整体スクール

今月の日曜の授業は骨格調整です。
てあて整体スクールの骨格調整ではマッスルエナジーテクニック(MET)と言う手技を使っています。
ボキボキしない患者さんに負担の少ない手技療法です。
調整するための手順が決まっています。
触診をして歪みを判定し、患者さんを調整肢位(調整する時の姿勢)になってもらいます。
患者さんの体に触れます、患者さんの体の一部を動かしてもらいます。
動かした部位に置いた手で、動きを止めます。
最後に歪みを取るようにストレッチのようなことをします。
やることは単純です。
複雑な動きはなく、患者さんに2・3割のごくごく弱い力で体を動かしてもらい抵抗を加える。
抵抗も動きを止めるだけなので、難しいことではありません。


骨格調整1908043・てあて整体スクール

順番だけを教えるなら、とても簡単です。
でも何故それをするのか。
どうしてそんな風に体を動かしてもらうのか。
どうしてそこに立つのか。
どうしてそんな肢位を取るのか。
そんな話もします。
話をするだけでなく、実際にやってみて確認をします。
順番や手順とは違って、覚えなくても調整は出来る話です。
最初は無駄なように聞こえるかもしれません。
でも必ず役に立つ時が来ます。


骨格調整1908042・てあて整体スクール

手順を覚えると、何か一つでも抜けると上手くいかなくなることがあります。
目的の調整が出来なくなる。
問題は手順ではなく、目的です。
その目的のために手技があって手順があります。
目的さえ分かっていれば、何かを忘れた時に自分で考える事ができます。
極端に言えば、目的さえあれば、手順を全て忘れても大丈夫。
自分で手技を創ることが出来ます。
触診が出来て、歪みや硬さやアンバランスが分かれば。
後は元に戻すだけです。
出っ張っていたら押さえれば良い。
右に歪んでいたら、左に押してみれば良い。
引っ込んでいて引っ張ることが出来なければ、何とか別の方法を考えても良い。


骨格調整1908044・てあて整体スクール

技術や手順を教えるだけなら簡単です。
動画を撮って丸暗記すれば良い。
でも、触診や手技の意味や目的を知ることは、将来、患者さんと一体一になった時に、必ず必要になる時が来ると思います。
だから面倒でもいちいち説明します。

てあて整体スクールではどうして触診に時間を取るのか?

読了までの目安時間:約 3分

てあて整体スクールでは指針整体の練習の前に必ず触診の練習をします。
毎回毎回、授業に参加した生徒さん全員と荒木の体を触診します。
時間がかかります。
骨格調整の授業でもやります。
見学に人が来たら触診の練習をさせてもらいます。
見学の人にも触診だけはやってもらったりします。


どうしてでしょう?


他の整体スクールや整体学校では、これほど繰り返しはしていないと思います。
少なくとも荒木が学んだ整体学校では、触診方法を調整手技とは別に習った記憶はありません。
やらなかった訳ではないと思いますが、時間を取って説明された事はなく、繰り返し触診だけ練習した事はありません。


触診で調整の7割は決まる。
この業界(手技療法業界)で聞く言葉です。
臨床を20年やっていて、確かにそうだと思います。
歪みを調整するのに、歪みが分からなければ調整は出来ません。
だから慎重に触診します。
もちろん長くやっていれば分かるようになります。
でも開業当初はそうではありません。
それに触診は歪みだけを見ているだけではありません。
熱感や張り具合を見ます。
筋肉の硬さや関節の動きも見ます。
これぐらいの事は整体師になった時には出来るようになっていてもらいたい。
そう思って何度も何度も練習します。


さらに触診を続けていると、患者さんの状態が分かるようになります。
疲れていそうだとか、緊張が抜けていないとか。
寝不足なんだなとか、ストレスがあるとか。
そんな事も分かってきます。
そして数多く触れる事で整体師自身に安心が湧きます。
整体師の安心は患者さんに伝わります。
緊張している手は、硬かったり震えていたり冷たかったり動きが不自然だったりします。
そんな手で触れられたら、患者さんの体の状態も変わります。
緊張するかもしれないし、体が硬くなってしまうかもしれない。
それでは分かるものも分からないし、良くなるものも良くならない。


だから繰り返し練習します。
何度も何度も練習します。


てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
愛知県名古屋市東区葵 3-14-20
teate@nifty.com
03-3922-7230

触診は全てのベースです。

読了までの目安時間:約 3分

てあて整体スクール主宰荒木です。
てあて整体スクールでは触診の練習を沢山やっています。
指針整体の授業では整体手技の前に必ず触診をしますし、機会があるごとに練習をします。
こんなに触診に時間を取っている整体スクールは他にはないんだろうと思います。
どうしてなのか。

触診が全てのベースだからです。

骨格調整法や手技の講座は沢山ありますが、触診にはあまり時間を取らないことがほとんどです。
でも、触診が出来なければ調整は出来ません。
右にズレているのか左にズレているのかが分からなければ、どちらに調整するか決められません。
間違って調整しても調子を悪くさせてしまうだけです。
例えば手技を全く知らなくても、触診が出来れば何とかなることもあります。
カイロプラクティックを始めたDDパーマーさんは、召使の背中の触診をしていて背骨の歪みに気付き、それを指で押して戻したことが効果を産んで、カイロプラクティックを始めるきっかけになったと聞きました。
当然ですがパーマーさんはカイロプラテクティックを誰にも教わっていません。
だからカイロプラクティックの手技が出来た訳ではない。
それでも調整が出来て効果があったということです。

歪みやズレや硬さが分かれば何とかすることは出来ます。
手技を学んでいなければ、効率が悪いというだけです。
その上で効果を上げるために手技を学ぶ。
だから大切なのは触診だと思っています。

触診では最初は歪みを触知するように触れます。
背骨(脊柱)は胸と腰で17個の骨が上下に並んでできています。
真っ直ぐ並んでいれば良い訳ですが、たまに左右にズレる骨があったりします。
手指で触れることでその歪みを知るのが触診です。
他にも筋肉の硬さ、温かさ冷たさ、張り、滑り、浮腫(むくみ)、関節の動きの良さ悪さなどが分かります。
筋肉の硬さなら、表面が硬いのか柔らかいのか、深部が硬いのか柔らかいのか、など少しずつ分かることも増えてきます。

何かが分かれば、そこから様々なことを考えます。
調整はその後に考えれば良い。
だから触診が全てのベースです。
これから整体師やセラピストになろうかと考えている人は、先ずは自分の体に触れることから始めると良いと思います。
次は家族や知り合いの背中など貸してもらうと良いですね。

【骨盤周りの整え方】講座 開催

読了までの目安時間:約 2分

骨盤周りに特化した調整法のセミナーを開始します。
『骨盤周りの整え方』は骨盤の歪みやズレを調整する骨格調整と、骨盤周りの筋肉群(お尻やお腹)の調整、それに、骨盤周りの動き(股関節)を調整する方法を学ぶ講座です。
MET(マッスルエナジー・テクニック)を中心とした手技で、誰でも安心して整える(調整する)ことが出来るようになります。
骨盤の見方が分からないと言う方や、これから開業したり開業しているので骨盤調整を取り入れたいと言う先生もお待ちしています。

名古屋で3月21日(木祝)に行います。(東京は終了)
5時間で完結する1日セミナーです。


【 骨盤周りの整え方@名古屋 】

日時 : 3月21日(木祝)14:30~19:30
場所 : てあて整体スクール名古屋
     愛知県名古屋市東区葵 3-14-20-2F
料金 : 30,000円
問合 : teate@nifty.com
     03-3922-7230


内容 : 
1.骨盤の触診(腸骨稜、PSIS、坐骨など)
2.骨盤の歪みの調整
3.腸腰筋・股関節外旋筋(梨状筋など)・大腿筋膜張筋など調整
4.股関節の動き改善


【 骨盤周りの整え方@東京 】

日時 : 2019年2月24日 → 終了しました。 
場所 : てあて整体スクール東京
     東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
料金 : 30,000円
問合 : teate@nifty.com
     03-3922-7230


骨格調整専科・てあて整体スクール

全身の関節を動かす。

読了までの目安時間:約 5分

AIの進化やロボット技術の進展で、人がすることはどんどん減っていっているように思います。
自分の子供の頃を考えれば、ナイフで鉛筆を削れなくなったと言われた年代です。
息子の時代を考えると、マッチを擦れなくなっているかもしれません。
ライターで火をつけることが出来ない人がいるとも聞きました。
そういう何かが出来ないと言うことは、単にやったことがないとか必要がないということが主な理由でしょう。
それならあまり問題はない。
ただ、もう少し単純ではないことだと困ったことになり始めていると感じることがあります。


ベビーカーが普及しました。
見ていると3歳くらいまで乗っているように見えることがあります。
2歳くらいだとしても、明らかに歩ける子供です。
子供は最初は歩けません。
生まれたばかりは寝返りさえ打てない。
それが寝返りが出来るようになり。
這いずって四足で歩くようになり。
つかまり立ちしたと思ったら、パタパタと歩き出す。
歩き出したと思ったら走りだしたりする子もいます。
どこに行くか分からない子供を見ているのは大変です。
分かります。
重々承知しています。
でも、ベビーカーに乗っていると、立つ練習や歩くトレーニングが出来ません。
人間は最初からプログラミングされていて、年月を経れば立てるし歩けるし喋れるし走れるもの、という訳ではありません。
毎日毎日の試行錯誤と筋肉のトレーニンング(失敗しながら動くこと)を繰り返すことで、神経と筋肉のネットワーク・繋がりが少しずつ出来ていき、試行錯誤の結果、最適解や次善の解としての歩き方や立ち方や走り方や喋り方を形作っていきます。


それが出来ない。


いや、ベビーカーのことだけを言っているのではありません。
ベビーカーは象徴的だなと思って書きました。
大変なのは分かってるんです。
どこに行っちゃうか分からない子供を放し飼いにしたら、危険極まりない。
交通事故にあったり悪い人にぶつかったりしたら大変です。
だからベビーカーはありだと思います。
でも、そればかりだと子供の試行錯誤とトレーニングの機会を奪ってしまう。
ベビーカーだけじゃありません。
自転車も自動車も、大人の歩く機会とトレーニングを奪っています。
舗装された道や人工の建物は、地面の凸凹という試行錯誤とトレーニングの機会を奪っています。
自然の野山なら凸凹を歩くことで、足裏だけでなく膝や股関節や体幹のバランスを取るトレーニングになっています。
テレビやパソコンやスマホは、直接触れることやその場に行く機会や経験を奪っています。


何か話がでかくなっちゃいました。
経験と試行錯誤が大切だと言うことが言いたかったんです。
てあて整体スクールでは触診をよくやります。
触診は試行錯誤と経験のトレーニングです。
とにかく回数を多くやります。
何回やったら出来るというものではありません。
やっていくうちに少しずつ経験値が上がり、分かることが増えてきます。
それでも最初の頃は分からないことばかりです。
触れていてもどこが骨やら筋肉やら。
ズレも分からないし動きもどうも。
それでも続けます。
そうしている内に少しずつ分かってきます。


先日は入学して数ヶ月の生徒さんに触診で色々と分かってきたか聞きました。
そしたら、まだ全然との答えでした。
ではということで、いつもと違うアプローチをしました。
動かせる関節を全部動かしてみる。
関節の動きは前後左右と捻りの3方向で確認出来ます。
それを出来るだけ全部。
手だけでも25個くらいの骨があります。
その骨を一つつず。
外から見えている形ではなく、骨を動かすことで分かることもあります。
足首や膝や股関節。
脊椎は頚椎・胸椎・腰椎を触診のように軽く触れるのではなく、一つ一つキャッチして動かしズラしてみる。
そのあとに触診をすると、随分印象が変わったようです。


経験と試行錯誤は何者にも代え難いものです。
新しい技術も大切ですが、基本的な経験値もとても大切だと思っています。


骨を動かす・てあて整体スクール

整体師の手を作る  ~ 触診の方法 ~

読了までの目安時間:約 6分

てあて整体スクールの授業では触診の練習をよくやります。
指針整体の練習をする時には必ず行います。
触診の練習なので、順番と場所が決まっています。
実際の患者さんなら特定の部位しかやらないこともありますが、練習なので全身の触診を一連やります。


・肩甲骨下角の左右差
・両肩の高さ(肩峰の高さ)
・脊柱の状態
・脊椎の歪み
・腸骨稜の左右の高さ(骨盤の左右の高さ)
・後上腸骨棘の左右の高さ
・大転子の左右差
・坐骨の左右差
・左右の脚長差(脚の長さ)
・体全体の揺れ


触れ方にも注意があります。


・先ず自分自身を整える。
・出来るだけ軽く触れる。(力を入れない)
・脊柱や脊椎は手だけを動かすのではなく、股関節の動きで上半身を動かす。
(手先だけを動かさない。)
・必ず判定する。


これら全て意味があります。
特に触れ方。
少し解説しましょう。


「先ず自分自身を整える。」
自分自身が整っていないと触診は良く分かりません。
例えば相手のことだけ考えて、患者さんの体がどうなっているか一生懸命そのことだけを念頭に触診します。
次に自分の状態を考えて、自分の体にどこか無駄な力が入っていないか、楽に構えているかを考え感じて触診します。
触診でより相手の状態が分かるのは後者、自分の状態を考え感じてやっている方です。
そして受けている患者さん側も手がソフトに優しくなるのが分かります。

そんなぁ~!

と思うでしょ。
でも騙されたと思ってやってみて下さい。
殆どの場合そうなります。
自律神経が整うのではないかと思います。
相手のことだけを考えて目的だけを考えていると交感神経優位になって、筋肉が緊張しやすい。
ところが自分のことを考え楽な体勢で行うと副交感神経優位になり、筋肉は緩み安くなります。
そんなこともあって自分を整えてやる方がわかりやすい。


「出来るだけ軽く触れる。(力を入れない)」
触診の練習を始めたばかりのころは、つい強く押して探ろうとしてしまいます。
患者さんの体の中の骨の歪みを触知する訳ですから、奥の方にある骨を知るためには強く押さないと分からない。
そう思って当然です。
でもそれは逆効果。
出来るだけ軽く触れるようにします。
触診で相手の体の状態を感じるのは、手や手指にある感覚器官。
強く押し付けてしまっては、感覚器官を押しつぶすことにもなります。
感覚器官を押しつぶしては、感じるものも感じられなくなってしまいます。
また、相手もまた人間だと言うことです。
指や手で強く押すと、体が反応します。
筋肉を緊張させたり体を動かしたりします。
そうすると筋肉の奥にある骨などの凸凹はわかりにくくなります。


「脊柱や脊椎は手だけを動かすのではなく、股関節の動きで上半身を動かす。(手先だけを動かさない。)」
分かりにくいかもしれません。
うつぶせで寝ている人の背中に手を置いて、首の付け根から腰くらいまで滑らせます。
その時、手や腕を動かして滑らせるのではなく、出来るだけ股関節を動かして上半身を動かします。
腕や手の動きを極力小さくしてやることが大切です。
腕や手を動かすと、その動かした筋感覚も手からの触診の情報と一緒に脳に伝わります。
やってみると分かりますが、雑音が入ったような感覚で少しわかりにくくなります。
だから、出来るだけ股関節の動きを利用して触診をするようにします。


「必ず判定する。」
最初は誰でも分からなくて当然です。
それでも判定をします。
右に曲がっているとか、出っ張っているとか、硬いとか柔らかいとか。
分からないなぁ決められないなぁと思っても判定をするのがポイントです。
触診の練習をする時に一番大切なことかもしれません。

整体師は現場で患者さんと二人。
現場で全て対応しなければいけません。
他には誰もいない。
ライブです。
ライブで次々起こることに対応するために必要なのは、決めること、判定することです。
この骨は右にズレている。
と決めることが、決めることが出来るという思考を作って行きます。
沢山、触診の練習をしていれば、少しずつ分かるようになってくる、ということはもちろんあります。
でも、まだあやふやで確信出来ない時期でも、決める。
決める練習をすることが、目の前で起きている何かに、対応することが出来るための準備となります。
これはどっちかなぁ、右かなぁ左かなぁ、と決めないでいると、いつまでも決めないでも過ぎていくという思考回路が出来上がってしまいます。
だから決める。
この決める練習は触診の精度を上げるためだけのものではありません。
この患者さんの痛みの原因はこれだ、と決める。
原因がこれだからここを調整する、と決める。
調整法はこれで行く、と決める。
次の来院はいつくらいが良いか、と決める。
そうやって全てを決める、決断することが出来るようになるために、最初から決めるようにしています。
触診で一番大切なのはここです。

最初は人差し指の方が分かりやすかった。

読了までの目安時間:約 3分

触診・てあて整体スクール

最初は人差し指の方が分かりやすかったんですよね。
でも最近はやっぱり中指の方が分かりやすい。


てあて整体スクールでは毎回のように触診をします。
触診が出来ないと整体師としては致命的だと思っているからです。
骨格調整にしても筋肉を調整するにしても、触診が出来なければどこをどう調整するか決められません。
調整手技が出来ても調整しようがない訳です。
逆に言えば触診が出来れば、調整手技がなくたって何とかすることは出来るかもしれない。
右に曲がっているなと思ったら、左に押せば良い訳です。
調整されるかどうかは分かりませんが、元に戻るように何かをすることが出来る。
それが触診が出来ていないと、どちらに調整するか決められません。


整体学校や整体スクールで教えている調整法は、長いあいだ先達が使ってきて洗練された方法です。
だから効率が良い。
出ているから押すという方法よりも、上手く行く確率が高くなる。
でも、目的は同じです。
それが触診が出来ていないと、調整すら出来ません。
だからやっぱり触診が大事。
そのために毎回練習します。


練習する時には洗練されていくために、手順や方法を教えます。
てあて整体スクールでは、脊椎の触診をする時、中指を脊椎の両脇に当てて、中指を人差し指で押さえるようにして触診する方法を取っています。
これは荒木がずっとやって来て、最終的に一番効率が良いと感じているからです。
でも最初は人差し指や何本かの指を使って触れたくなります。
それだと最終的に上手くいかなくなる。
初心者が磨かれていない手で工夫しても、初心者の工夫になってしまいます。
大人になってから工夫もしないで言われた通りに練習するのは嫌なものです。
分かります。
でも暫くはそのままお願いしています。
そうすることの方が最終的に効率がよくなるからです。


工夫をするのは卒業して開業してから3年目位にしてもらいます。
それくらいになれば整体師やセラピストの体になっていると思います。

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