触診では悪いところは探さないし、歪みを探している訳でもありません。
触診の授業でした。
てあて整体スクールにある変わった授業の一つです。
触診について解説して練習します。
入学から卒業まで、整体の手技とは別に触診の練習を繰り返しますが、その時に気をつける事などを解説します。
触診では悪いところは探さない。
触診では歪みを探さない。
触診は患者さんの体に触れて、歪みや硬さを調べます。
だから悪いところを探していると思われがちですが、違います。
また、触診ば歪みやズレを手の指を使って感知します。
だから、歪みやズレを探すと思いがちですが、探したりしません。
歪みやズレがあるところが”悪い”と考えがちですが、悪いと決まっている訳ではありません。
そもそも悪いってどういう事でしょう。
触診は悪いとか良いとかを判断するのではなく、今どんな状態になっているのかを客観的に識るために行います。
右にズレている左にズレている、硬い柔らかい、冷たい熱感がある、張りがある張りがない。
今の状態を出来るだけ掴んだ上で、患者さんが訴えている症状と照らし合わせて、原因を考えます。
そのための材料を触診ではっきりさせます。
触診の時点で悪いとか良いとか予断を持ってしまうと、その後の原因を考える時の妨げになる事があります。
歪みやズレを触診で識るために”手指で探す”と考えがちです。
でも、手指では探しません。
触れている手指の下の状態を、自分で感じるという事です。
感じるだけでなく、イメージして言葉にする事です。
手指で触れれば、触れた事は分かります。
その時点でどうなっているかは、こちら側には既に手指から伝わっています。
それがイメージされなかったり言葉にされていなかったりすると、認知や認識されていない状態のままという事になります。
人は認識したり認知するまでは、それがない状態です。
例えば窓から外を見ていて、家並みが見えるとします。
家並みが見えるとだけ認識していると、そこに既に見えているのに、鳥や雲やアンテナは見えなかったりします。
見えているのに、見えていないという認識になる。
わざわざ見ようとしなくても、実際は見えている。
それを言葉にしておけば良いだけです。
触診をしたら、骨の歪みやズレや動きの悪さ、筋肉の硬さや張りや熱感が分かります。
それらのことが分かると思って触れていれば、分かります。
でもそれらのことを考慮していなかったら、分かりません。
手を置いて、その下にある服や筋肉や皮下組織や、その下の筋膜や骨や、神経や血管や脂肪なども、イメージしておけば、分かるようになります。
歪みを探しにいかなくても、手の下にある歪みをイメージすれば良いだけです。
みたいな話をしています。

基本は応用が効くけど、応用は応用が効かない。
最近は皆さん応用が好きで、基本よりも応用を好むように思います。
整体の手技でも、特定の症状に対して特定の手技を当てはめるような、ある決まった対処法だけを使うような事です。
基本はたぶん面倒だし、何に効果があるの?だし、やった感がないし、人気がありません。
でも、基本は応用が効きますが、応用は応用は効きません。
たとえば触診の話です。
てあて整体スクールでは触診をとにかくやります。
入学してから卒業するまで繰り返し練習します。
最初は分かりません。
骨がどこにあるのかさえ分からないのに、それが歪んでいるとか動きが悪いとか、そんなこと分からない。
それが少しずつ分かるようになって来ます。
歪みやズレや動きの悪さや、筋肉の硬さ張り緊張や熱感なども分かる。
筋肉と筋膜と神経管と血管などの違いも分かるようになるかもしれない。
触診が出来たとしても、患者さんに効果はありません。
患者さんの状態が分かるだけです。
でも本当にだけなんでしょうかね。
歪みの調整の時には歪みが分からなければ出来ません。
最近の調整法の指導では、歪みの見方も教えてくれます。
でも、それはその場所だけの見方です。
他の場所では通用しない。
そこだけしか分からない。
でも、それで歪みが分かって調整出来れば問題ないんじゃない?
確かにそうですね。
では、習って居ないところに症状がある人が来たらどうしましょう。
歪んでいるところとは違う部位に原因がある人が来たらどうしましょう。
よく生徒さんに話をする事があります。
歪みや状態が分かりさえすれば、調整は7割くらいは成功です。
もし調整法が分からなかったとしても、出っ張っているものは押せば良いし、右にズレているなら左に戻せば良い。
ただそれだけのことです。
体のさまざまな調整法と言われるものは、効率的に調整する方法であって、それだけが唯一無二の方法という訳ではありません。
触診には汎用性があります。
触診が出来るということは、手指の感覚が研ぎ澄まされて来たということです。
患者さんの状態が分かるようになるということです。
応用が効きます。
応用編だけ、特定の部位に対する特定の手技だけを覚えたら、その部位にだけは効果があります。
でも他の部位にその特定の手技を使うことは出来ません。
応用が悪いという訳ではありません。
効果はあるし便利です。
でもそれだけでは整体師として長くやっていく事は、意外に難しいと思います。

太った人の触診って出来ないですよね!?
てあて整体スクールの授業では触診の練習をよくやります。
触診が整体の基本中の基本だと考えているからです。
練習なので繰り返し繰り返し、触れる部位を決めてやるようにしています。
・肩甲骨下角
・脊椎周りの筋肉
・脊椎棘突起
・腸骨稜
・後上腸骨棘
・大転子
・坐骨
・脚長
この後、腰部に手を当てて左右に揺らして、体全体の揺れを見る練習もします。
最初は全く分からないという生徒さんも、数ヶ月もするとどの部位も左右差を感じたり、筋肉の張りや暖かさなども分かるようになってきます。
コツは軽く触れる事と、自分の体を整える事、そして決める事です。
決めるというのは、分からないなぁと思っても、どうなっているか決める。
決断の練習でもあります。
太った人の触診って出来ないですよね!?
触診の練習を始め、自宅でも知り合いの体を借りて練習し始めた生徒さんから聞かれました。
皮膚の下のお肉が厚くて、骨の位置や状態が分からないというんです。
たぶん思い込みです。
お肉が厚くても、その下の状態は分かります。
軽く触れると分からないと思って、強く押してしまったり、ぎゅうぎゅう探したりすると、相手の体も変わるし、自分の手指の感覚器も使いづらくなります。
試しに練習してみました。
触診をする時の勘違いの一つに、直接、骨を触れようとしてしまう事があります。
骨は直接は触れられません。
骨の上の筋肉や筋膜や脂肪や皮下組織や洋服の上から、触れます。
クッション1枚でもクッション3枚でも、下に何かがある事は分かります。
予断をなくして触れてみると、確かにある。
でも先生。。。
太っていたら分からないという思い込みが、触れて分かっているにも関わらず、分からないという判断に引っ張っていってしまいます。
太っていても分かります。
そう思って触れて、決めるようにすれば大丈夫です。
てあて整体スクール生徒募集中
てあて整体スクールは生徒さんを募集しています。力を使わず効果の高い指針整体と、ボキボキしない骨格調整を身につけて、揉み返しのない患者さんにも整体師にも負担の少ない、安心して受けられる整体を身につけ下さい。
在校中は何度でも授業をリピート受講できます。
卒業後も授業に1回1,000円でリピート参加できます。
授業見学、整体体験は無料です。
問合せ受付中。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
問合:mail teate@nifty.com
LINE https://lin.ee/H5NyjYT
整体をする時の体の使い方の注意
整体スクールに入学した人に最初の頃に話をする事です。
整体をする時にテクニックとは別に注意する事が幾つかあります。
テクニックとは関係がないので、注意せずにやっても施術は出来ます。
でも印象が良くない。
患者さんの体が緊張したりする可能性や安全管理の面もあるので、出来るだけ気にするようにします。
意図があってする場合は別ですが、意図がない場合は注意を必ずするようにします。
1、患者さんは跨がない。
患者さんに倒れないようにするため。
2、患者さんの脚の間に入らない。
患者さんを緊張させない、不快にさせないため。
3、患者さんの体は両手で操作する。
患者さんの体を落とさないため。
4、患者さんに触れる時は指先ではなく指の腹で触れるようにする。
指先で触れると不快感があります。
指先で触れる理由がない場合は、指の腹で触れるようにします。
爪を当てるのは論外です。
5、患者さんに触れるのに慣れていない間は、四指は揃えて(指間を離さず)に触れる。
指は離れているより、揃っている方が触れられて違和感が少なくなります。
6、患者さんの内股や膝の裏、肘の内側や喉の辺りなど、皮膚の柔らかな部分には、意図がない限り触れないようにする。
関節の内側や皮膚の柔らかな部分には、血管や神経がむき出し(筋肉などで覆われていない)のことがあるので安全のために。
施術で必要な場合は注意をして触れることになります。
7、調整する手指や患者さんの体を固定する為以外には、整体師の体や服が患者さんに触れないようにする。
触れている側に触れている感覚がなくても、患者さんは当たっている触れているという違和感が生まれます。
意図がある場合でなければ、患者さんには体を触れない(当てない)ようにします。
知らないうちに、うっかり、意図せず、という事がないようにします。
整体師が患者さんに整体をする時、患者さんのどこに位置するのか、姿勢や視線をどこに持って行くか、手指のどこを当てるか、どの方向に押したり引いたりするのか、強さは早さは長さは、患者さんのどこに触れるかなどは、全て分かってやるようにします。
整体師がやっている事には全て理由があるようにしておきます。
いちいち考えるのは大変だと思うかもしれませんが、練習の段階から習慣づけておけば、毎回改めてする訳ではないので難しい事ではりません。
最初はテクニックを覚えるので大変だと思いますが、テクニックを身につける時に、その時々の所作を身につけておけば、あとあと必ず役に立って来ます。
手指での触れ方
× 論外
× 指先で触れるのは良くない
◯指の腹で触れる
◎指を揃えて指の腹で触れる
触診入門セミナー開催します。 【9月20日】
これから整体師やセラピストを目指す人のために
また、人に触れる仕事を始めたばかりの人に
触診入門セミナーを行います。
整体師は手です。
手は施術をするだけでなく、患者さんの状態を識るためにも使われます。
コミュニケーションツールとしてとても重要な役割を持っています。
触れ方が変わるとクライアントさんの状態が変わり、手から分かる情報量が変わります。
下手に触れればクライアントさんは硬くなり、上手く触れれば得られる情報は増えます。
骨格調整は触診で7割決まると言われます。
どこに触れるかよりも、どうやって触れるか、どんな風に体を使うのか。
触診は整体師としての基本です。
誰でも参加できます。
入門セミナーでお待ちしています。
触診入門セミナー
日時
9月20日(土)17:00ー18:00場所
てあて整体スクール東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
料金
3,000円内容
・触診の基本・体の使い方
・判断をする
・練習方法
・触診の実際
※オリジナルテキストあり
申込
触診入門セミナー開催します。 【8月24日】
これから整体師やセラピストを目指す人のために
また、人に触れる仕事を始めたばかりの人に
触診入門セミナーを行います。
触れ方が変わると
クライアントさんの状態が変わり、手から分かる情報量が変わります。
下手に触れればクライアントさんは硬くなり、上手く触れれば得られる情報は増えます。
また触診で骨格調整は7割決まると言われます。
クライアントさんの状態を識るために、触診が上手く出来る事は整体師にとって必須です。
どこに触れるかよりも、どうやって触れるか、どんな風に体を使うのか。
触診は整体師としての基本です。
誰でも参加できます。
入門セミナーでお待ちしています。
触診入門セミナー
日時
8月24日(日)17:00ー18:00場所
てあて整体スクール東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
料金
3,000円内容
・触診の基本・体の使い方
・判断をする
・練習方法
・触診の実際
※オリジナルテキストあり
申込
てあて整体スクールは触診の練習から始めます。
てあて整体スクールでは触診の練習を何度も何度も行います。
指針整体の練習をする時は必ず触診の練習もします。
指針整体には触診がセットということではありませんが、練習では必ずするようにして機会を増やしています。
触診が整体師にとってとても大切だから、出来るだけ時間を取るようにしています。
整体師は人の体に徒手的な操作をして変化を起こさせます。
手で触れるのは、整体師にとって基本中の基本です。
触れ方が下手だと、患者さんの体は緊張することもあります。
触れ方が下手だと、徒手的な操作も上手くなりません。
触れ方が上手いと、それだけで患者さんの体が緩みます。
触れ方が上手くいけば、患者さんの体の状態もとてもよく分かります。
てあて整体スクールを卒業して整体師になって、その後も成長してもらうために触診の出来る手を作っておくのはとても大切なことです。
また、触診をすることで、決める練習をすることにもなります。
初めて触診をした時は、患者さんの体がどうなっているか分かりません。
歪んでいるのか、張りがあるのか、熱感があるのか、硬いのか。
全然分からないのが普通です。
それでも、最初から判定してもらいます。
右にズレているとか、ここが硬いと、決めてもらいます。
決めるという頭の使い方をするようにしてもらいます。
分からないという状態にしておくと、いつまでもいつまでも分からないままでいられます。
でも、決めるという習慣をつけておくと、何に対しても判断をすることが出来るようになります。
整体師の仕事は判断の連続です。
目の前の患者さんの歪みを識る。
患者さんに今日どうなってもらうかゴールを決める。
調整の手順を決める。
どんな手技を使うか決める。
どこに手を当てるか、どの方向で当てるか、どんな強さにするか。
全部、自分で決めます。
開業を目指しているなら。
どこでどんな形態で開業するか決める。
料金はどうするか、どんなメニューにするか。
広告媒体は何にするのか、いつから宣伝を始めるのか。
内装は照明は音楽は、ユニフォームはどうするのか。
全て自分で決める必要があります。
触診で決めるということが、その練習にもなっています。
手が出来れば、安心して送り出すことが出来ます。
荒木はスクールの中でしか教えられません。
メールやLINEで質問には答えられますが、患者さんを前にした状態で横に居ることは出来ません。
てあて整体スクールは触診から始めます。

触診入門セミナー 開催します。
人に触れる仕事をしている人や
これから整体師を目指す人のために
触診入門セミナーを行います。
触れ方が変わるだけで
クライアントさんの状態が変わり、手から分かる情報量が増えます。
また、骨格調整は触診で7割が決まると言われます。
クライアントさんの状態を識るために、触診が上手く出来る事は整体師にとって必須です。
触診が上手く出来れば、それだけで緩む患者さんもいます。
触診は整体師としての基本です。
誰でも参加できます。
入門セミナーでお待ちしています。
触診入門セミナー
日時
7月27日(日)17:00ー18:00場所
てあて整体スクール東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
料金
3,000円内容
・触診の基本・体の使い方
・判断をする
・練習方法
・触診の実際
※オリジナルテキストあり
申込
触診セミナーを開催したら、作業療法士を目指す学生さんが来てくれました。
今日は触診セミナーでした。
触診とは患者さんの体に触れて、患者さんの体がどうなっているかを触知する事です。
骨格の歪みだけでなく、筋肉の硬さや張り具合、部位毎の体温の違いなど、とても多くの事が分かります。
整体スクールに入学すると触診の授業もありますが、指針整体の時はいつも必ず触診の練習を一緒に行っています。
触診は整体の基本ですから。
歪みやズレや硬さや暖かさの違いなど、手指から分かる事だけでなく、自分の体の使い方や手指の使い方なども練習します。
触診する手、患者さんに触れる手指がちがうだけで、整体の効果も変わるし、患者さんの体も変化します。
そして、整体師自身の体の疲れも全く違ってきます。
今日は作業療法士の勉強をしている学生さんが来てくれました。
聞くと、円回内筋や尺側手根屈筋や長掌筋など、練習を始めたばかりで上手くいかない事があるとのことでした。
人に触れる時の自分の使い方や考え方の話を最初にしました。
勉強し始めということや、まだ若いという事もあり、少し手間取っている部分もありましたが、話をした事は分かっていただけたようです。
個別の筋肉についても、一つ一つ触れてもらい、触れ方や手指の使い方や捉え方などアドバイスしました。
最初は分からない事ばかりです。
それが不安につながる事もあります。
でも、一つ一つ積み上げていけば、必ず出来るようになります。
触診は本当に整体の基本です。
患者さんの体がどうなっているか、触れて分からなければ調整出来ません。
また触診の触れ方は整体をしている時の体の使い方につながります。
基本的で地道な事ですが、大切な事だと思っています。

触診入門講座 これから整体師を目指す人に向けて
これから整体師を目指す人のために、触診入門セミナーを行います。
骨格調整は触診で7割が決まると言われます。
患者さんの状態を識るために、触診が上手く出来る事は整体師にとって必須です。
触診が上手く出来れば、それだけで緩んでくる患者さんもいます。
触診の手の触れ方や触診の時の体の使い方は、整体師としての体の使い方の基本です。
触診は整体師としての基本です。
入門講座でお待ちしています。
触診入門セミナー
日時
6月21日(土)14:00ー15:30場所
てあて整体スクール東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
料金
3,000円内容
・触診の基本・体の使い方
・判断をする
・練習方法
・触診の実際
申込




