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経験が生きる仕事

読了までの目安時間:約 3分

学生時代の友人たちが定年退職する年齢になりました。
ということは自分も定年退職の年齢になったということです。
去年くらいからだったと思いますけど、急に昔の仲間からの連絡が多くなりました。
同窓会だったり定年退職祝いだったり。
こう書いていて、なんだか本当にすごい爺さんの文章だと思いますが、まあそうなんでしょう。

大変だなというか、不思議だなというか。
勿体ないなぁと思うのが、定年年齢の後の仕事です。
もう大して働く必要はないから、週に3・4日だけ仕事をしているという人もいますけど、いろいろ聞いていると仕事の内容がかなり変わる人がいるようです。
それまでの経験や実績とは関係ない仕事になる人がいます。

聞くところによると、60代くらいの人は3つのパターンに分かれるようです。
一つはそれまでの経験や実績を活かした仕事に移っていく人で、会社で専門の役員などされた人です。
もう一つはそれまでの経験や実績を活かす場がなく、思いとは裏腹な仕事に就くか、リタイアして仕事をしないような人です。
会社で部課長を経験された方などが多いようで、特にゼネラリストとして会社のさまざまな分野で活躍された方です。
最後はとにかく生活のために働かなければいけない人です。
一つ目の人たちは人数がかなり少なく、二番目と三番目の人たちが人数が多いようです。

整体師は経験が活きる仕事です。
そもそも定年がありません。
体力が続けば生涯現役で仕事が出来ます。
力を使わない手技であれば、80代でも出来るのかなと思っています。
実際にはその年代になると後進の指導に回る人が多いように思いますけど。

会社員よりこっちが良いよと、一概には言えませんけど、60代以降の働き方は考えても良いんだろうと思います。
出来れば30代のうちに考えられると良いのかな。
60代後半から趣味だけして生きていくというのは、たぶん無理です。
かなり本格的になっていないと、続かないと思います。
もし仕事を早めに変えるなら、40代50代くらいに経験が活きる仕事に変えておけば、60代で10年以上の経験が積めることになります。
副業が認められる時代になりました。
好きな世界で副業を少しずつ始めておくのは良いと思います。

今年も宜しくお願いします。 1月の予定など

読了までの目安時間:約 2分

新しい年になりました。

てあて整体スクール・てあて整体院とも昨年は本当にありがとうございました。
今年も力を使わないボキボキしない整体で、安心して患者さんに向かうことが出来る整体師を育成して行きます。
また、ダンスやバレエでお困りの方、どこに行っても良くならない方を、体の根本から見直す整体をやって行きます。
宜しくお願いします。

1月スケジュール:

4日 営業開始
6日 17:00-18:00 ストレッチ教室 >>>
7日 10:00-12:00 アレクサンダー・グループレッスン@大泉学園 >>>
8日 15:00-16:00 整体師のコミュニケーション講座 >>>
17日 19:00-20:30 アレクサンダーテクニーク・グループレッスン@NHK文化センターさいたま >>>
23-26日 整体スクール名古屋教室 >>>

※東京校・名古屋教室ともスクール見学・整体体験を無料で受けられます。


てあて整体スクールに入学すると開業出来るのはどうしてなのか。

読了までの目安時間:約 5分

てあて整体スクールは基本的には開業を目指す人のための整体学校です。
だから、東京練馬区のスクールに遠く山形や茨木や群馬、静岡などからも通学される人がいます。
名古屋教室には大阪や京都、和歌山、静岡などからも通学されていました。

・開業出来る整体の技術を身につける。
・開業準備と開業後の活動について知る事が出来る。
・他の整体院やサロンと差別化出来る技術が身に付く。
・患者さんに指導出来る体の知識が身に付く。


就職を目指している整体学校とは一味違う指導内容になっています。
開業出来る整体の技術とは、全身を整える事の出来る指針整体。
ズレや歪みなど、特定の部位の調整が出来る骨格調整・筋肉調整の手技。
それらを使って患者さんの状態に合わせた組み立ての出来る考え方(症例別)を学ぶ事が出来ます。
とくに自分で考えられる整体を身につけられるのが、他ではなかなか学べないカリキュラムかなと思います。
筋肉を緩める技術も大切ですが、それだけでは開業は出来ませんから。

開業準備と開業後の活動について。
開業前の準備や開業後の活動について、荒木が実際に行って来た計画や予算の立て方などを知る事が出来ます。
店舗を探したり内装を考えたりなど一般的な事だけでなく、準備段階から将来を見てやらなければいけないことがあります。
一部上場企業で経営企画業務をしていた経験や、大手整体学校で付属治療院の運営をしていた経験を元に、自身の経験も合わせて話をします。

また、整体師の法的な問題についても解説をします。
国家資格になっていない整体(民間資格)は、やって良いことと良くない事、法的な解釈がどうなっているか知っておかなければ行けないことがあります。

他の整体院やサロンと差別化出来る技術が身に付く。
指針整体は力を使わない整体で、押さない揉まない体重を掛けない、トントンと軽い刺激を全身に入れていく整体です。
てあて整体スクールでしか学ぶことの出来ない、他にはない整体の手技です。
また、骨格調整と筋肉調整を行うマッスルエナジーテクニックは、ボキボキしない強い力を使わない調整法です。
他校でも指導しているところはありますが少なく、あまり他では見ない手技です。

これが開業した時の差別化に繋がると考えています。
どちらの手技も力を使わず、受けている患者さんが安心して受けられる整体です。
整体は怖いというイメージもまだまだある中、安心して受けられる整体は大きな差別化になります。

患者さんに指導出来る体の知識が身に付く。
てあて整体スクールの授業にあるストレッチや姿勢と歩き方だけでなく、ボディマッピングやアレクサンダーテクニークも患者さんに教えるための授業です。
腰痛や肩こりの時にどんなストレッチをすれば良いのか、ただストレッチをやって下さいだけでは通用しません。
また、歩き方や姿勢は腰痛や肩こりだけでなく、O脚や外反母趾、脚が太いとか浮腫むなどの原因にもなります。
歩き方や姿勢を指導出来る知識を身につけることで、患者さんに安心して来てもらえるようになります。
ボディマッピングは間違った体の使い方の元となっている体の捉え方を見直す事で、自分の体を使いやすくするための方法です。
アレクサンダーテクニークの授業で話す内容とも合わせて、患者さんに体の事を教えたりアドバイスする時に使える知識です。


てあて整体スクールで開業出来るのは、これらの技術や知識が何度でも繰り返しリピート受講出来ることで、身に付くからです。(リピート無料)
一通り授業に出て卒業では、整体の技術も知識も身につきません。
開業出来る技術と知識が身に付くまで、安心して何度でも通える事が、開業に続く道だと思っています。

がんばりましょう。
開業までお手伝いします。

荒木はどうして整体師になったのか。

読了までの目安時間:約 7分

たまに聞かれる事があるのでたまに話をしています。

先生(荒木)はどうして整体師になったんですか?
整体師になる前は何をしていたんですか?

整体師になった時と、開業当初と10年くらい経ってから、そして現在20年を過ぎてみると、少しずつ考えに変化があります。
自分が考えていた事が変わるなんて変ですが、でも良く考えると少し変わってきているように感じます。
だから今、どうして20数年前に整体師になったのか、今の考えを書いておきます。

整体師になる前は会社員をしていました。
1980年代90年代を会社員として生活していたので、バブルの時代を知っています。
バブルはあまり面白い時代ではなかったという印象ですが、毎年、給料は上がっていったのでありがたい時代ではありました。
給料上がってるのに何が面白くなかったのかは上手く言えませんが、なんだか中身がないような感じがしていたのかもしれません。
中身なんてなくても良いのに、ある方が好きなのかもしれません。
それは会社を辞める理由にも関係しているかもしれません。

会社を辞めたのには幾つか理由があります。
サラリーマンを20年近く続けてきて、雇われて生きる事が出来るのは分かりました。
というか証明出来た。
雇われれば生きていけるくらいの能力はあるんだろうと言うことです。
だったら一人で生きていくことは出来るのか。
結婚しているので一人ではありませんが、自分の才覚で自分のやることだけで生きていけるのか。
サラリーマン当時たまに考えていたのは、パソコンに詳しいよりも川に潜って魚取りが出来る方に憧れる、ということでした。
バカみたいです。
馬鹿みたいだと言うことは分かっていて、でもそんなことを考えていました。
35を超えたいい大人が何考えてんだかと思ってましたよ。
思ってましたが、やっぱりそう言う事が頭にありました。
一人で仕事作ってやってみて生活出来るんだろうか、生きていけるんだろうか。

もう一つはたぶん会社が嫌になったというのもあったと思います。
バブルが弾けてリストラがありました。
リストラは全社員が対象で、つまり希望退職を募りました。
目の前で同僚が退職の連絡電話をしてました。
何人も何人何人も。
ちょっと肩が凝って息が詰まって胸が締め付けられて、でも仕事は毎日あって続けていました。
大きな会社に資本参加してもらい、ついでに役員や部長さんが沢山やって来ました。
とても面倒でした。
会社によって違う風土や言葉やシステムを、役員や部長さんに説明したりする仕事もやっていました。
毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日
くる日もくる日もくる日もくる日もくる日もくる日も
あらきくん荒木くんアラキくん
これどうして?あれはどうして?どうしてこんなことやってるの?
みたいな事でした。
まあ、ちょっと疲れたというか詰まったというか。

整体師にしたのは何故かというのも幾つか理由がありました。
出来そうだったから。
これは一番大きかったと思います。
ダンスをやっていた関係で、整体はよく受けていました。
吉祥寺や渋谷や池袋で受けていました。
その先生方のやり方を見ていて、これなら自分でも出来ると若気の至りでしょうね。
思いました。
少なくとももう少し個別に合わせた施述が出来そうで、もう少し上手く宣伝できそうでした。

もう一つは自由に実家に帰れるということでした。
サラリーマンだと自分で時間が管理出来ません。
ある程度は出来たとしても完全には難しい。
整体師みたいな個人で仕事をしていれば、自分で自分のスケジュールは管理出来ます。
長男なので将来的に実家に帰るかもしれないと思っていた。
あるいは帰れるような状況にしておこうかというのもあったと思います。

ダンスをやっていて昔から運動が好きで、せっかく独立するならダンスと舞台の側の仕事が良いなと思ったというのもあったかなと思います。
ダンス仲間もいたし。
それと、ダンサーという人種が近くにいたのも大きかったかもしれません。
会社組織に属していないフリーランスの友人がいました。
フリーランスでも生きていけるかもと思ったのかもしれません。
学生時代はフリーランスで仕事をしているのは、変な人たちで自分とは違う人種だと思っているようなところがありました。
会社に属すること以外は、ちょっと想定出来なかった。
今、新卒だったら会社に勤めるかどうかは分かりません。
フリーランスと組織に属する事を並べて考えられるかもしれません。

もう一つ、大きかった事がありました。
運動に自信があった、体の事に自信があったというのがあります。
学生時代、運動だけは自信がありました。
体育の成績は中学二年の二学期以外は、全て一番上(5段階なら5、10段階なら10)でした。
体の感覚の説明なども上手く出来る自信があった。
40歳を超えて仕事を変えるなら、根拠なく自信があるものが良い、と思いました。
根拠がなければ、自信がなくなることはない。
根拠があると、根拠が崩れた時に自信がなくなる可能性があります。
今でもそれは思いますね。
体の感覚は悪くないと思います。

どうして整体師になったのか。
だいたいこんな感じです。
話出せば他にもあるかもしれませんが、あとは些末なことだと思います。

だから、整体師になる前は会社員でした。
全国展開の洋服屋さん。
紳士服の流通小売業でした。
店頭でセールスマンを1年半やったのち、本社に移動しました。
本社では商品管理部門や業務推進、経営企画的な部門にずっと居ました。
そうだ、スタッフ部門に長くいたのも転職をした理由の一つかもしれません。
10年以上過ぎてくると、ライン部門と違って実態がない、と自分では感じるようになりました。
事業計画や損益計算、経費管理など、今とは全然違う仕事ですね。
でも、役には立っています。
数字の把握だけはしてますから、リスクヘッジというか今の会社としての自分の仕事の状況は分かります。

これ読んでる人はどうなんでしょう。
ここまで読んだ人は転職考えてるんでしょうか。
転職や開業を考えている人に最後に一言。

転職や起業は。
考えている以上に大変ですが
考えているよりは何とかなると思います。

準備をしておく。

読了までの目安時間:約 3分

アレクサンダーテクニークを教え初めて8年近くなります。
アレクサンダー教師に認定されてすぐにNHK文化センターで講座を持つことになりました。
当然ですけど、自分の力で講座を持てたと言うことではありません。
経緯があってお鉢が回ってきたと言うことでした。

どうします?

聞かれた時に、断ることも出来ました。
まだ、教師になって本当に日が浅く、毎月1回グループレッスンを教えるには経験が全くありませんでした。
でも、断りませんでした。

はい、やります。

二つ返事で受ける事にしました。
自信があった訳ではありません。
自信は今でもありません。
でも断ることはしませんでした。

アレクサンダーテクニークは「習慣的になってしまった言動から離れてみるアプローチ」でもあります。
今まで脊髄反射的にしていたことを、一旦立ち止まって、自分がどうなっているのか感じてみる、見直してみることから始めます。
自信がないのは当たり前ですけど、考えてみると講座(グループレッスン)が出来ないかどうかは分かりません。
アレクサンダー教師には認定されていますから、教師としての技量はあると認めてもらっていると言うことだと考えました。
自信はありませんよ。その時点で。
でも、認めてくれた方々は本当に信頼のおけるマスターティーチャーで、認定証には4名のサインを頂いています。
だったら自分の自信のなさよりも、今持っている技量でレッスンをしてみればよいかもしれない。
とまあそんな風に思いました。
アレから7年以上が経ちましたが、その時受け持った講座はは今でも継続しています。
(講座のあった文化センター支社はなくなりましたが、うちに来てもらって継続しています。)

幸運の女神には前髪しかない。

と言います。
チャンスは巡ってきた時に掴まなければ、すぐにどこかに行ってしまうと言うことです。
個人で仕事を始める整体業界にいると本当にそう思います。
タイミングた本当に大切で、一旦、タイミングを逃すと次は結構時間がかかります。
タイミングがずれた時はなかなか上手くいきません。
それは仕事を辞めるタイミングや転職のタイミング。
開業や就職のタイミングです。

色々と考えることはある思いますが。
いまだと思ったら、たぶん今です。

諦めるのはまだ早い。

読了までの目安時間:約 3分

40代の知人の話を聞きました。
職業は書けませんが、最近はブラックで有名な業界です。
にも関わらず改善の手が入っているとか状況が変わっているなとはないようです。
最近はそのブラックさ故に成り手が少なくて困っているとも言われています。

諦めている。

という感じでした。
元々そうだしこれからもそうなんだろうと言っていました。
そうなんだろうかと思いました。
諦めるのは早いと思いますね。
最近は匿名で話を聞いてもらえる所もあるし、訴える場所もある。
にも関わらず諦めている感じです。
諦めは今後もそれが続くことを意味します。
良いのかなぁと思います。
自分の仕事だったら、少しはアクションしようとすると思います。
その職場の状況や労働環境を変えるために、何かアクションする。
そんな凄いことではなくても、やる方法はあるんじゃないかと思います。
無駄に思えることでも、続けることで変化が生まれる可能性もある。
同じように考えている人が同じ職場にいるかもしれない。
可能性を最初から全て放棄していたら、可能性は全て無くなります。

仕事はルールを作る側になってからが面白と会社員時代に思いました。
30代に入ってしばらくして、少しそんな風に考えられるようになりました。
まして40代ならそろそろそんなことも考えて良いのではと思います。
ルールは変わります。
変えようとすればですけど変わります。
そうやって世の中は変わってきました。

そうでなければ今の仕事は辞めて仕事を変える。

どこかで書いたかも知れませんが、人間なんとか食っていけるものです。
今の仕事を続けていて展望がないのであれば、転職は一つの選択肢だと思います。
やったことがないことは心配ですが、やってみるという手もあるということは忘れないで欲しいと思います。
そんな風にしていたら何も変わりません。
体を壊すか心を壊すかしてしまいます。
体を壊したら仕事も出来ません。
意味ないなと思います。
心を壊したら長引きます。
同じことです。

諦めるのはまだ早いと思います。

退職後、第二の人生応援します。

読了までの目安時間:約 3分

2205名古屋教室

今月の名古屋教室が終わりました。
授業の内容は骨格調整でした。
明日からはまた東京で授業があります。
水曜日に授業の見学にいらした男性がいました。
60歳ちょうど還暦になられた方です。
荒木と同年代。
いや少し年下になります。
定年退職をして別の仕事、整体をやることは決めているとのことでした。
今まではメーカーのカスタマー(顧客)サービス部門で、お客様の対応をされていたそうです。
その仕事が嫌になったと言うことではないですね。
定年退職ですから。
でも、これからはこれまでの仕事とは別の、整体の仕事をやろうと決めたとおっしゃっていました。


応援します。
第二の人生。


最近はそんな言い方はしないんだろうと思います。
昭和の終身雇用の時代に就職し仕事をして来た我々のような世代の言葉だと思います。
今と違い以前は新卒で入社した会社に定年退職までいると言うのが一般的でした。
その場合、定年後の人生を「第二の人生」なんて呼んでいました。
今は転職も当たり前になり、起業するのも以前ほどは珍しく無くなっているので、そんな言い方はしないと思います。
ただ、今、定年に差し掛かる人たちには、そんな気分もあるだろうと思います。


第二の人生。


キャリアを生かして別の仕事を始めると言う人もいると思います。
会社員時代にお金を貯めて、ファイアではありませんが、仕事はせず資産を運用しながら生活すると言う人もいるかもしれません。
全く別の仕事や、実はやってみたかった別のことを始めたいと言う人もいると思います。
整体師やセラピストがその、第二の人生なのか、別の仕事なのかになルのなら、応援したいと思います。
てあて整体スクールで教えている、指針整体やマッスルエナジーテクニックは力を使いません。
定年の年齢から始めても無理なく出来る手技だと思います。
どうなんだろうと思う方は問い合わせ下さい。
授業の見学や整体の体験をして考えてみて下さい。


てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5−27−18ーA
愛知県名古屋市千種区今池 2−1−16−408
teate@nifty.com
03-3922-7230

やりたいことがあったら人の言うことは聞くな。

読了までの目安時間:約 2分

数年前、日本人のカズ・ヒロさんがアカデミー賞のメークアップ賞を取りました。
カズ・ヒロさんは日本メディアからの「日本の若い方にアドバイスをお願いします。」と言う質問に、こんな風に答えていました。


「とにかく人の言う事を聞かないように。
友達も先生も親も、誰の言うことも聞かない方が良い。
誰も責任を取ってくれない。」
みたいな内容でした。
インタビュアーは親友のアドバイスもですか?と言うような事を聞いていましたが、彼の答えは変わらず。
そうです親友にも誰にも聞かない方が良い、親身になって話をしてくれる人でも、聞かない方が良いというようなことを言っていました。


凄いなと思います。
本質を突いていると思います。
自分で決断し責任を取ってきた人の言葉だなと思います。
アドバイスを聞いて何かを決断した時、自分で決断したとしても、結果として誰かの意見を参考にしています。
なんというか決断が柔らかくなる。
決断の後、苦しい時や失敗した時に、少しでも誰かのアドバイスがあったことを思い出したとしたら。
心は微妙に楽になります。
自分だけの判断じゃない。
言い訳とまでは行かない。
でも少し気持ちが楽になる。
それは避けた方が良い。
そんな状況を作らない方が良い。
そういう言葉だろうと思います。


本当にそう思います。
何となくカズ・ヒロさんの言葉を思い出しました。

将来を考える。

読了までの目安時間:約 4分

「 そう言えば先生。 いつまで整体を教えますか? 」

先日授業中に生徒さんに聞かれました。
「 ええっっと、まあすぐにはやめないけどね。 ここ数年でスクールやめるとかは言いません。 とは言え10年続けるかとなると、ちょっと分からないかなぁ。 」
みたいな答えをしたと思います。
まあ、10年位は続けるんだろうと思いますが、20年は続けられないと思います。
現在、60歳を過ぎた辺り。
将来のことを考えたりもします。
30代のころに、当時の今と将来のことを考えて、仕事を辞め転職することを考えました。
転職と言うよりは独立。
自分一人で生きて行くことが出来るのか、誰かに使われるんじゃなく、何かの組織の下にいるんじゃなく生きていけるのかんなぁ、と思って会社を辞めることを決めました。
たぶん、辞めることが先で、何で独立するかは次に考えたんだろうと思います。
同時くらいだとは思うけど、たぶん新しい仕事というか、新しい稼ぎ口は後で考えたと思います。

人に教えることが好きなようなので、教えることは続けると思います。
70歳になっても、出来れば80歳になっても教えていたい。
世話焼き爺ぃがおせっかいをする、というような教え方ではなく、必要とされるような事を教えられる人でいたいとは思います。
そういう意味でも、将来のことを考え将来設計をしているようなところはあります。
70になったらどんなことをしていたいか、80になったらどうなのか。
気ままな年金暮らしと行きたいところですが、そうもいかないかもしれない。
それ以上に、消費するだけの生活、はきっと苦痛になってくるだろうと思っています。

転職の時期に一度、半年くらい消費するだけの時期が出来そうになりました。
雇用保険(失業保険)を貰いながら、次のことを考える時期です。
ところが約2か月でダメでした。
1か月は遊んで暮らしました。
毎日のようにダンスレッスンに行って、美術館にも行ったりして。
ところが2か月目に入る辺りから変化が来ました。
面白くない。
自分が何モノも生み出さない状態、消費するだけの時期が面白くなくなって来ました。
2か月目の終わりにいよいよ無理だと思い、仕事を始める事にしました。
最初にやったのが会社設立の相談。
知り合いの会計士の所に話をしに行って、その日に翌月の会社設立を決めました。
開業はそこから1か月先。
急に時間がなくなり、遊ぶ時間はなくなりました。
でも、充実。
面白くなってきた。
と思った記憶があります。

将来を考える。

時期ってありますよね。
20代でも30代でも。
40代50代でもあると思います。
思い立ったらきちんと考えておくと良いと思いますよ。
考えようと思う時期ってそうそうはないですから。
殆どの人は日々の仕事に忙殺されて、考えることなんて出来ません。
日々の仕事が忙しいにも関わらず、別のことを考えたいってことでは良い考えは浮かびません。
日々の仕事が充実していて、なおかつ将来のことも考える。
現在の延長かもしれないし、新しい世界を標榜するのかもしれない。
でも、やっぱり一生懸命じっくり考えておくのは大切です。
考えていた経験が後になって何かの糧になることがあります。

コロナは収まってはいませんが、落ち着いていると思います。
少し考えるのには良い時期かもしれません。

開業は今までと全く違うことをするのではありません。

読了までの目安時間:約 2分

練馬区と名古屋で整体師を育成しています。
てあて整体スクール・荒木です。


開業をするのは、今までのことを捨てて全く新しい自分になるんだとか。
開業したら今までと全く違う仕事だから、今までの仕事や経験は活かせないだとか。
そんなことを思う人がいるようです。


違います。


開業してもあなたはあなたです。
今までの経験を活かさないでどうするんですか。
これまで積み上げてきた知見はあなただけのものです。
全く違う仕事だと言うのは、やっていることが違うだけです。
仕事に向き合う姿勢や考え方の道筋は活かせることばかりです。
逆に言えば。


今までの経験や知識が全く活かせないのなら、開業しても上手くいきません。


そりゃあそうでしょう。
今まで失敗してきたのなら、やることを変えても失敗します。
今まで何もしてこなかったのなら、これからも何もすることは出来ません。
目先を変えれば上手く行くなんてことはありません。
自分には能力があるのに、それを上手く活かせない上司や会社が良くなかったせいだと思っているなら、それも間違いです。
能力を出せないのも活かせないのも自分の能力です。
考えていることを活かせない表に出せないのは、活かせない表に出せないという能力しかないと言うことです。


転職や開業をしようと言うのなら、自分が出来たこと、上手く行ったこと、これまでやって来たこと、他の人にはない能力を思い出して下さい。
それを活かすことです。
それを活かすことが出来ます。
これからする仕事で、これまでの仕事を活かして下さい。
それは他の誰にも出来ないことです。
あなたにしか出来ないことです。


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