バレエと解剖学 〜 股関節の話を聞いて4番からピルエットが上手くいった話 〜
股関節の話を聞いたら、4番プリエの時の足の幅について良く分かりました。
最近、入学されたバレエをやっている生徒さんがおっしゃっていました。
てあて整体スクールの解剖学は、限られた時間しかないので、オンライン動画とリアル授業の二本立てでやっています。
リアル授業では参加された生徒さんの理解度や興味に合わせて話をする事があります。
今回はバレエをやっているからという訳ではありませんでしたが、歩き方と合わせて股関節の話をしました。
股関節の靱帯は捻れています。
骨盤と大腿骨をつなぐ腸骨大腿靱帯は、膝が少し前に出ている股関節が曲がった状態だと、靱帯はまっすぐ繋がっていますが、立った姿勢で骨盤の下に大腿骨がある位置関係だと、45度分くらい捻れています。
靱帯は殆ど伸び縮みしないので、捻れると端(腸骨側)と端(大腿骨側)が近づきます。
膝が前に行って捻れが取れると、端と端は離れます。
脚が後ろに伸びると、捻れが強くなり、端(腸骨側)と端(大腿骨側)はより近づきます。
脚を後ろに残すと、つま先が地面から離れるだけで、股関節周りを脱力すれば、膝は前に戻ります。
膝は前に持っていかなくても、自然に元の位置に戻るように、前に振り子の要領で動きます。
そんな話をしました。
これを聞いた後に、バレエのレッスンでその話を思い出したそうです。
海外でレッスンを受けた時、4番の前後の足幅は広くと言われたそうです。
でも、自分としては広くしてしまうと、パッセに立ってピルエットする時など、立ちづらく上手く出来なかったそうです。
それが、股関節の靱帯の捻れの事を頭にいれてやってみると、足幅を広くすると、パッセに足を持ってくるだけで、靱帯の捻れの戻りだけで立てて回れたというんです。
いつもはパッセに膝をわざわざ持ってくるようにしていたので、不自然さがあったが、広めにすると逆に自然に出来たという事でした。
解剖学を知っていて、バレエに役立つ事があります。
知っているだけでは実はだめで、体感して実感する事が大切だと思います。




