サッカー日本代表 W杯ベスト16
サッカー日本代表がワールドカップでベスト16に進出しました。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
ドイツ戦とスペイン戦はリアルタイムで見ました。
コスタリカ戦は仕事の関係で途中から見ました。
まさかドイツとスペインに勝ってEグループ首位で決勝トーナメントに進めるとは思っていませんでした。
と書きたいところですが、なんとなく決勝トーナメントには行くのではないかと思っていました。
戦績は2勝1敗を予想していました。
ただ、スペインには勝てないかと思っていました。
なんとなくですけど。
ドイツとコスタリカには勝つんじゃないかと、全く根拠なく思っていました。
それにしても。
です。
ドイツとスペインに勝っての決勝進出は素晴らしいものでした。
次も期待してしまいます。
ドイツ戦前後のインタビューなどを聞いていて、少し思ったことがありました。
これまでのW杯でも同じように強気に聞こえる発言が多くありましたが、今回は強気の発言にはあまり聞こえなかった。
ヨーロッパで活躍している選手の層が厚くなっていて、特にドイツで戦っている選手も多く、選手以外の世の中が思っている程、ドイツには敵わないというイメージがないように感じました。
もちろんドイツが強いのは身に染みて分かっているけれども、その中で活躍している選手もいる訳で、同じように戦えると思っているのではないかと思いました。
言葉に実力が追いついて来た印象でした。
日本は強くなったと思います。
20年前から最近まで組織的なサッカーで勝つような印象がありました。
組織で勝てるようになってW杯に出られるようになって来た。
ところが個の力が重要だと言われるようになって来た。
最初は当たり負けしないようにというようなことが言われ、その後、個人で突破できる力がと言われるようになりました。
前回大会くらいからそういう力は付いていたのかもしれませんが、薄紙一枚足りていなかったのかもしれない。
それが今回は全て上手く当たったように思います。
ゴルフはメンタルのスポーツだと言われますが、サッカーもここまで来るとメンタルが大きな力になるスポーツなんだと思いました。
メンタルも整えばドイツにもスペインにも勝てる。
奇跡ではなくそこまで来たんだと思っています。
なんちゃって。
たまにはこんな話でもしてみました。
アソシエーション フットボール
アソシエーション・フットボール。
サッカーのことです。
小学生の頃にサッカーをやっていて当時はサッカー少年団と言うのに入っていました。
ポジションは左ウィング、今で言うフォワードをずっとやっていて、最後に何故かゴールキーパーをやりました。
出身の四日市はサッカーの強い高校があったりして、野球よりもサッカーの方が盛んだったような記憶があります。
サッカーのことをアソシエーション・フットボールと言うと当時誰かから聞きました。
組織的フットボールのことだと思っていたんですが、今調べてみたら協会式フットボールのことだったようですね。
当時、流行り始めた言葉に近代サッカーと言うのもありました。
ゴールキーパーも含めて全員攻撃で全員守備と言うような意味だったと思います。
メキシコ・オリンピックで日本代表が銅メダルになり、釜本さんが得点王になった後あたりでしたので、かなり流行っていたと思います。
それに踊らされて始めたのかもしれません。
映像はなんとなくしか思い出せませんが、杉山と言う選手が好きだったことを覚えています。
確か左ウィングを駆け上がってセンタリングを上げると、待ち構えていた釜本がシュートを決めると言う。
そのセンタリングが格好良くて自分もそのポジションをやりたかったのかもしれません。
その後、ゴールキーパーになりますけど、どうしてだったかは忘れました。
小学生でサッカーはやめてしまい、ずっとやっていませんでしたが、社会人になって突然一度だけやったことがあります。
友人が勤めていた生命保険会社のサッカー部でゴールキーパーがいないので、お前やってくれないかと言われました。
生保リーグと言うのがあって、そこの試合だったようです。
ノコノコ出て行って何とか守備をして、確か0点に抑えた記憶があります。
相手チームは終わった後に芝生に座らされて、なんであんな奴らに点が取れないんだと怒られていたのを覚えています。
あんなやつらって・・・
ワールドカップです。
日本代表は1勝1分けで今日の夜に三試合目があります。
ここで引き分け以上だと決勝トーナメントにいけることになります。
凄いことです。
素晴らしい。
どこが予選までと違うのか。
ハリルホジッチ監督から西野監督に変わってほんの数ヶ月。
技術的に変わる訳はありません。
なのにどうしてこんなに。
と思います。
見ていて気になることが幾つかあります。
1つは集中力。
今までの予選の間は、集中力が欠けていた訳ではありませんが、少し緩さが垣間見られる時がありました。
いや緩さと言うほどのことではなく、ほんの一瞬。
勝つためにと言うより戦術を守るために、今なにをすべきか的な印象が見える瞬間があった。
それが本戦に入って全くない。
戦術は肚の中に落ちていて、今、自分に出来る最善を全て出す。
その感覚や動きが一瞬の隙もなく繋がっているような印象。
一瞬の隙もなく繋がっていると、全体としては爆発的な力になっている。
途中で一瞬でも途切れていると、力は半減してしまう印象です。
ここまで集中出来るのは何故なのか。
悔しさなのかな。
そう思います。
特に本田選手、香川選手、長友選手。
この三人の言動を見ていると、本当にそうだったんだなぁと思わされることがあります。
4年前の悔しさ。
優勝さえ口に出していた彼らが、一勝も出来ずに敗退したこと。
口だけの言葉なら悔しさもそれほどでもないんでしょうが、彼らは4年前のワールドカップまでに自分なりに死ぬほどの練習と努力を続けていた。
それなのに一勝も出来ない。
その悔しさなのかなと思います。
その悔しさを胸に一日も忘れずに4年間努力を続けて来た結晶がこの大会に出ているんじゃないかと思っています。
勝って欲しいなぁ。
ガンバレ!
日本!