荒木がダンスレッスンを受ける訳
神楽坂にあるセッションハウスというダンススタジオに良く行きます。
最近は松本大樹さんというダンサーのレッスンを受けていますが、以前は太田ゆかりさんや近藤良平さんのクラスにも出ていました。
太田ゆかりさんは40代に入って初めてコンテンポラリーダンスを教えてもらったダンサーです。
もう15年ほど前、整体院を開業してしばらくしてようやく時間ができた頃、また誰かからきちんとレッスンを受けようと思って探しました。
それまで暫くはスポーツクラブのジャズダンスやクラシックバレエを受けていました。
初めて踊ったのは20代中頃、それから10年間はリツコヒキタという先生からジャズダンスをみっちり学びました。
アルビンエイリーやルイジジャズに影響を受け、ジャズバレエと呼ばれていたダンスでした。
30代中頃に先生が引退されてしまい、それからしばらくスポーツクラブで踊っていましたが、転職開業して落ち着いたので、何か踊ろうと探したのがコンテンポラリーダンスでした。
また虫が疼いたというような感じでした。
コンテンポラリーダンスは言葉では聞いていましたが、そんなに沢山はクラスもなかったと思います。
いろいろ探して結局、現在は日本女子体育大学で研究室を持っている岩淵さんとダンサー太田さんがやっている、シアター・ルーデンスというダンスカンパニーのワークショップを見つけました。
森下スタジオの一番大きなスタジオだったと思います。
そこで6人位の参加者で受けたのが最初だったと思います。
そこでハマってしまって現在まで続いています。
岩渕さんのレッスンは最初の頃は受けていましたが、最近はほとんど受けていません。
ずっと太田さんのクラスばっかりでした。
ルーデンスのワークショップやクラスでは、フロアワークとステップを徹底的に練習します。
床に飛び込んだりスライディングしたりはここで練習しました。
セッションハウスで教えてもらっている松本さんのダンスは、動きをダンスにするクラス、動きを繋げ繋がる動きをムーブメントにするクラスです。
90分くらいのレッスンでは、60分くらい振付のように動く時間です。
普通のクラスなら60分くらいを基礎練習にして、30分くらいを振り付けにすることが多いと思いますが、松本さんは踊る。
ダンスや踊りをどうやって自分の中に作っていくかというクラスだと思います。
それに対して太田さんのクラスは自分自身の体の隅々に光を当てるところから始まるクラスです。
関節の一つ一つ、筋肉の一つ一つを感覚し、今どうなっているのか、無駄な力は入っていないかを、確認していく作業に時間をとります。
静かな時間、静かな体を見つめて、確認してから始まります。
動きはシンプル。
雑音のないクリアな動きを目指します。
ダンスというと格好つけたり盛ったり大げさにしたりしたくなりますが、逆に削って削って動きの質だけを探していくようなレッスンです。
自分の動きの雑さや曖昧さがクッキリして、嫌になることもありますが、それが自分を見直すタイミングになったりもします。
この二人のレッスンを受けられるのはとてもラッキーだなと思っています。
60を超えてダンスレッスンを受けるのは、舞台上で自分を表現したいというつもりもありますが、自分の体や状況を知るためにとても大切なことだと思ってやっています。
今はこうなっている、こんな状況だと知ることで、対策や練習をすることが出来ます。
現状を知るのは辛いこともありますが、楽しいこともあります。
出来ないことが分かるということでもありますが、出来ることが見つかるということでもあります。
これからも無理をしないように、ちゃんと無理をして楽しんでいこうと思っています。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
teate@nifty.com
03-3922-7230
てあて整体スクールはダンスとダンサーの故障に強い整体スクールです。
ダンスやダンサーの故障を診たい
ダンサーの故障を診たい。ダンスの故障を何とかしたい。
てあて整体スクールに入学してくる生徒さんには、自身のダンス経験からダンスやダンサーの故障を診たいという人が何人もいます。
ダンスやダンサーの故障を診たいのなら、てあて整体スクールで整体師になることを考えて下さい。
普通の整体スクールにはない勉強をすることが出来ます。
ダンスやダンサーの故障
ダンスやダンサーの故障を診る時に気をつけることはあるんでしょうか。また、ダンスやダンサー独特の故障はあるんでしょうか。
実はダンスの故障もダンサーの故障も普通の人と同じです。
骨格も筋肉も同じですから、故障自体は同じ。
でも、ダンスやダンサーに起こりやすい故障はあります。
それは体の使い方が違ったり生活パターンが違ったりするからです。
そこにはそれなりの視点が必要です。
また、ダンスで使う言葉が独特で、ダンサーは普通の整体院やセラピストには言葉を分かってもらえないという不満があります。
スクールで何が勉強出来るのか
てあて整体スクールで勉強出来るのは、骨格や筋肉を調整する手技(緩めたり歪みを整えたり)、腰痛や肩こりなどの症状がどんな原因でどんな風に対処するのかを考える授業(症例別)、解剖学などの座学です。ここまでは普通の整体スクールや整体学校で教えているものと同じです。
授業内容で普通と違うのは、「姿勢と歩き方」「アレクサンダー・テクニーク」です。
この二つは姿勢や動きの見方と捉え方です。
でもここまででも他の整体スクールにあるかもしれません。
一番の違いは教えている荒木です。
荒木自身が35年のダンス歴があり現在も踊っているということ、整体師としてダンサーを20年診てきたということ、ダンススタジオやダンサーに対してセミナーやWSや講座を開いて来たということ。
そう言う経験の中から授業ではダンスやダンサーの故障を例に出して話をしています。
症例別の授業などでもダンサーの故障を取り上げています。
毎年行っている現代舞踊協会でのダンサー向けの講座と個人セッションには、ダンサーを診たい生徒さんをアシスタントとして連れて行っています。(2011年から継続)
また、生徒さんのダンス仲間や先生の故障を一緒に診たり、診るためのアドバイスや視点を与えたりします。
2011年から2016年までの5年で、全体のバレエ人口は減っていると言う研究があります。
ところが中で50代から70代のバレエ人口は増えているという結果だったそうです。
バレエやダンサーの故障は増えることが考えられますが、それを診られる整体師やセラピストはまだまだ足りていないのが現状です。
ダンスやダンサーの故障を診たいのなら、てあて整体スクールで整体師になることを検討してみて下さい。