オンラインサロンとクラブハウス
つい数年前からオンラインサロンが増えてきているようです。
今年に入ってはクラブハウスというメディアというんでしょうかSNSというんでしょうかも出て来ました。
何となく情報は知っていますが、自分がどうするかはまだ決めかねています。
でも、何となくどうしてこういうものが増えてきているんだろうとは考えています。
オンラインサロンは時期的にはサブスク(サブスクリプション)が増えて来た後に出て来たと思います。
サブスクはある何かの商品に対する一定期間の利用権を、定額で継続して支払うという購入方法のことで、音楽配信などで一カ月幾らで効き放題などで広まった記憶があります。
それが他の商品や業態にも広がって来ているんだと思います。
整体師でもやっている人がいて、例えば1ヶ月20,000円で整体受け放題みたいなものですね。
これが発展したのか進化したのか変化したのかで、ユーチューブなど映像媒体と融合して出て来たのがオンラインサロンだと思います。
オンラインサロンの商品は人であったり何かのサービスだったりします。
人の場合は芸能人や知識人などと言われている人たちで、その人自体が持っている情報や考え方と直接接点を持てるというのが商品ということでしょう。
例えば週に何回かはサロンメンバーだけに配信があったり、サロンメンバーとの交流があったり、サロンメンバーだけしか見ることが出来ないコンテンツがあったりします。
人ではなく何かのノウハウということもあると思います。
ダイエットだったりボディメイクでもやって居る人がいるんだろうと思います。
今年に入ってクラブハウスという媒体というのかSNSというのかが出て来ました。
音声だけのもので、クラブハウスのメンバーになっている人どうしなら、会話が出来るというものです。
ルーム(と言うんだと思います)を作って、そのルームに入って来た人と話が出来る。
話の内容はルームを作った人が決める。
話が出来る人は限定されていて、ただ聞くだけの人もいる。
ルームに入れる人数上限もあると思います。
これはまだ商売に直接つながっているようには思えませんが、これから繋がっていくことになるんだろうと思います。
一昨年、ユーチューブへの広告出稿費が地上波テレビへの出稿費を上回ったと聞きました。
このことと昨年からのコロナ禍が影響してか、昨年後半からは地上波にしか出演していなかった方々がユーチューブにこぞって参入しているようです。
同様にティックトックへも昨年後半くらいから、どんどん参入して来ています。
個人が個人を選んでコンタクトを取っていく、と言う流れになって来ている印象です。
そして選ばれる個人は、その人自身やその人が持っている情報や考え方が商品になっているようです。
地上波テレビや全国紙の新聞雑誌などよりも個人の持っているような狭い範囲の情報や知識や考え方が、ここのところのユーチューブやティックトックや他のSNSなども含めたメディアを利用して、個人に届くようになったことで、マスを相手にしない商売が成立するようになったのかなと、ちょっと思います。
ある層にだけ受けるだけで成立するようになった。
セラピストも自分自身が情報源になるような方向を考える必要があるんでしょうかね。
人の体に対する技術や知識も大切だし、キャリアも大切です。
でも、それに加えて自分にしかないものを磨いていくことと、それを表現できるってこと。
まあ昔から変わらないと言えば変わりませんけど、それが例えば症状に特化したものだとかではないのかもしれません。
なんかまとまらない文章になりました。
でもたまにこんなことも考えています。