すぐには役に立たないカラダのハナシの話
ユーチューブチャンネル(>>>)で「カラダのハナシ」というシリーズ(再生リスト)があります。
その中で最近【すぐには役に立たないカラダのハナシ】という動画を上げるようになりました。
すぐには役に立たないけど、そのうち役に立つかもしれない的な話としてです。
どうして、すぐに役に立つ話じゃなくて、すぐには役に立たない話をしているかというと。
すぐにすぐに役に立つ話があんまり好きじゃないからです。
天邪鬼ですね。
でも仕方がない。
そんなに好きじゃないんだから。
代わりにすぐには役に立つかどうか分からないけど、そもそもこうだとか、元々はこうだったとか、実際はこうです、みたいな話が好きです。
自分が知っているというか感じている常識的なものが少し歪んでいて、実際はこうなってますよみたいな話です。
それを聞くと少しだけ体が変わるというか、体の使い方や感じ方が少しだけ変わるような話です。
それを「すぐには役に立たないカラダのハナシ」として話しています。
気になったら見て下さい。
カラダのハナシ
【カラダのハナシ】という動画シリーズがあります。
・カラダのハナシ >>>
どうしてこんなシリーズを作ったのか。
そりゃ整体師だから。
ということなんですが、具体的には体の事が忘れられていると思ったからです。
体の事が忘れられているって?
頭でばかり考える人が増えたように思います。
そりゃ考えるのは頭なんだから、当たり前なんですど。
体で感じている事よりも、外から入って来た情報やそれを頭で考えて行動したりする事が増えていると思います。
それにそもそも体の事を感じにくくもなっているように思います。
運動量 減って体を使う事が少なくなっているし、体の事を感じる時間も減っている。
スマホやパソコンから入って来る情報を、頭に入れて処理する時間が圧倒的に増えているでしょ。
その上で椅子に座る時間が長くなり、通勤時間も座っていて、週末に少し運動する人はいますけど、しない人もかなり多い。
ああすればこうなる。
と思っている人も多いですね。
ちょっと分かりにくいですけど、「そんなの知っている。」という感じ方です。
知っているかもしれないけど、自分の体で感じた訳ではない。
だから、カラダのハナシなんです。
すぐに 役にたつ事もありますが、すぐには役に立たない事も話をしています。
すぐに役にたつ話は、頭に情報としてインプットされるものが多いからです。
否定はしませんよ。
でも、すぐには役に立たなくたって、自分の体を感じたり変化したりにつながる事もあると思います。
・カラダのハナシ >>>
年末年始にいかがでしょう。
背骨はけっこう長い
背骨というとどの辺りをイメージしますか?
背中にある骨だから、首の付け根から腰くらいまでと思っている人が多いと思います。
それ、かなり違います。
背骨=脊柱は頭の中心から骨盤の中までつながる、かなり長い骨格(のつながり)です。
背骨は頚椎・胸椎・腰椎・仙骨・尾骨からなる骨格のつながりで、体の半分くらいは背骨の長さになります。
背骨の長さのイメージを変えると、体の動きが変わります。
座る姿勢も見直すのに良いと思います。
実際に動画で見て確認して下さい。
頭は硬い? 【動画】
頭は20個以上の骨で出来ています。
鉄兜のような球体になった骨ではありません。
20個以上の別々の骨がリアス式海岸みたいに入り組んだ縫合(ほうごう=関節的なもの)で隣り合っています。
くっついて癒着していないって事は、隙間があるということで、手技療法では動く可能性があると考えています。
そんなに大きくは動きませんよ。
でも微妙に動きがあると考えている。
その動きがなくなると硬くなります。
いつもいつも同じ状態ではありません。
人の体ですから、疲労や血流や運動(動き)などで変化します。
硬くなると頭痛になったり肩こりになったり。
良いことはありません。
ゆるめる努力をしておくと、楽な日常が手に入れられます。
動画もどうぞ。
整体師養成【東京集中コースvol.1】 2024年1月ー6月開催
たまには自分に戻る【動画】
変な題名の動画ですね。
たまには自分戻る
頭でだけ生きている人が増えているように感じます。
頭でだけというのは、考えだけというか、体がなくて思考だけで色々なことを考えてしまう。
もしくは、感じてします。
実感が足りないという感じですかね。
それだと対応が難しい事が出てくるように思います。
体がないんですから。
たまに自分に戻る、というのはたまに自分の体を感じて、自分に戻ってくるということです。
頭でだけ、思考でだけ、論理でだけ、理由や道理だけで、考えるんじゃなくて、体はどんな感じなのか。
それを感じる時間を作りましょう、という話です。
西日の強い日に撮りました。
ご覧ください。
すぐには役に立たないカラダのハナシ
何となく知っていると、いつか役にたつかもしれない。
すぐには役に立たないけど、どこかで思い出すと良いかもしれない。
そんなカラダの話を少しずつ動画にしています。
コスパとかタイパとか。
大切だとは思います。
時間は有限だしお金も有限。
だけどそればっかりじゃ世知辛いとも思います。
面白くないでしょ。
今すぐにどうこうではないけど、知っておいて損はないかもしれない話を、これからも話ていこうと思います。
今まで上げたものを貼っておきます。
このシリーズに先立って「カラダのハナシ」ってシリーズもあるんですが、ちょっと役に立ちそうな事に拘ってしまって、ちょっと鼻につくんですよね。
我ながら。
ということで
すぐには役に立たない(かもしれない)カラダのハナシ。
宜しくお願いします。
体は固まらない
股関節はどこにある
手首は捻れない
背骨の前側
体全体
足の指の話
手首は捻れない @すぐには役に立たないカラダのハナシ【動画】
手首は捻れません。
手首を捻って使おうとすると、上手くいかない事がある。
ではどうやって手の平を返したりしているのか。
手首ではなくて、肘から先を返しています。
肘から手首までは2本の骨があります。
橈骨(とうこつ)と尺骨(しゃっこつ)と言います。
この2本の骨が交差するように動くことで、手の平が帰ります。
けして手首が捩れている訳ではありません。
でもつい手首を捻ると考えて使ってしまう。
そうすると上手く使えなくなってしまったりします。
手の平は肘から先を使ってヒックリ返す。
詳しくは動画をご覧下さい。
すぐには役に立たないカラダのハナシ 【 足の指の話 】
すぐには役に立たないカラダのハナシ
即効性があって直ぐに効果があるかどうかは分からないけど、知っておいたり見聞きしておくと、ジワジワと調子が良くなったり変わったりするような話。
整体師にも二種類いて、即効性をとにかく求める人もいますが、荒木はちょっと逆みたいで、そもそもの話や根本の話が好きで、そういう言い回しをする事が良くあります。
出来るだけ分かりやすく、直ぐに何かの効果に結びつくように話をしたりしたいと思ってはいますが、そうならない事もあります。
という事で、「すぐには役に立たないカラダのハナシ」と、最初から即効性はないかもしれないと言ってしまう事にしました。
ぼちぼちと上げていこうと思います。
体の根本の話みたいな事になるかなと思ってます。
初回は足の指の話です。
ひょっとして最近は、足の指って無駄じゃん。
どうしてあるんだろう、なんて思っている人もいるかもしれません。
確かに靴下履いて靴履いてますので、足の指がないような状態で使う事がほとんどです。
何かを掴む訳でもないし。
でも足の指は大切です。
というか足の指を使うような進化を遂げてきているのが、今の人類です。
なので使わないようにしているとどうなってしまうのかというような話をしました。
何かの参考に。
というか、すぐには役に立たないかもしれませんけど、知らないうちにいつか何かの役に立つるかもしれない話です。
足の指は何のためにあるのか。
足には指があります。
でも、毎日靴下を履いています。
靴下だけでなく靴を履いて外に出ます。
家の中でもスリッパを履いている人もいます。
まるで足の指は必要がないかのようです。
毎日、毎日、わざわざ足の指を、動きにくい状態にして生活しています。
どうして足には指があるんでしょう?
逆です。
どうして靴下を履き靴を履くんでしょう!
足に指があるのが人間とうい動物です。
殆どの哺乳類にも足に指があります。
足の指は地面の凸凹にアジャストするため。
アジャストされると安定が良くなり、立ちやすく歩きやすく走りやすくなります。
人間も同じでしょう。
赤ん坊のころは足の指も多彩な動きをします。
まだ靴下や靴の影響が少ないからだろうと思います。
人間本来の足の指の使い方が備わっているからです。
大人になるとどうでしょう。
今、多くの大人の足の指は動きません。
全然動かない人も中にはいますが、殆ど動かない、あまり動かない、動かすのが下手、動きが制限されている人が殆どです。
でも問題ない。
と思っている。
靴下を履き靴を履いているんだから、足の指は無きモノとしてあまり使わないでも立ったり歩いたり走ったり出来ます。
出来ますが、実は本来の立ち方や歩き方や走り方ではないかもしれません。
外反母趾。
O脚。
脚のむくみ。
膝の痛み。
脚の太さ。
ひょっとして足の指を使わなくなったことが原因の一つかもしれません。
いえ、実はそれが原因となっている人が本当に多い。
足の指を使うのは簡単です。
靴下を脱げばよい。
家に帰ったら。
休みの日には。
靴下を脱いでみる。
家の中だけはそうしてみる手があります。
出来ることなら、外に出ます。
芝生の上を裸足で歩いてみる。
裸足で砂の上を歩いてみる。
そうすることで、足が一枚の板のような形状ではなく、5本の指があるヒトの足として使われ始めます。
それはちょっと。
ということなら、足の指でグーパーでも良い。
その前に足に指があることを確認するため、裸足になって一本ずつ指でつまんでみる。
つまんで動かしてみる。
そこから始めてもOKです。
足の指は何のためにあるのか。
ではなく。
せっかくある足の指を使わないなんてもったいない。
そういうことです。
オムツの取れない小学生
小学校に入学するのにオムツが取れない子がいる、そんな話を最初に聞いたのはもう10年位前だったかもしれません。
んなアホな。
と最初は俄かには信じられませんでしたが、色々と考えたり見たり聞いたりしているうちに、最近はそうなんだろうなと思っています。
ベビーカーに乗っている子供がだんだん大きくなってきています。
いや正確には大きくなっても乗っている子供が増えています。
たぶん3-4歳位までは乗せるんでしょう。
これに伴ってベビーカー自体も大きくなっているようです。
子供は1歳位で立って1歳半位では歩来ます。
2歳になったら多くの子供は歩くことが出来る。
それが3歳4歳になってもベビーカーで移動している。
たまに5-6歳と思しき子供を乗せたベビーカーもあります。
お母さんお父さんは大変です。
歩き始めの子供はどこに行くか分からない。
走り出したら止まらないなんてことはザラです。
勝手にどこかに行ったら危ないし、目を離した隙に見えなくなったら大変です。
ベビーカーに乗っていてくれれば安心。
分かります。
ベビーカーの時代が終わると保育園や幼稚園です。
最近はバスで送り迎えが増えました。
仕事をしていると助かります。
でなければ園まで親が送り迎え。
大変だけど1人で行かせるのは危なすぎる。
結局、小学校位までは子供は殆ど歩かなくなった。
当然、筋力が付いていません。
好むと好まざるとか、本人の資質とか関係なくです。
それが原因の1つだろうと思います。
オムツが気持ち良くなったのも関係してると思いますけど。
でもやっぱり歩いていない、体を動かしていないのが一番なんだろうと思います。
良いとか悪いとかではありません。
そう言う時代です。
体を動かすことが構造的に少なくなった社会。
それを知った上で、子供を育てないとなと思います。
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