新しいことを始める(やる)のは億劫です。
新しいことを始めたりやったりするのが億劫です。
この億劫というのが面倒でかなり気になります。
億劫が酷くなって来たのは年齢に比例しているように思います。
20代30代は殆どのことが新しいことで、何かを始めたりしたりする時に、新しいことを始めるという感覚があまりなかったように思います。
それがいつの頃からか、新しいこと、を始めるのが億劫になる。
それは、新しいこと、が出来て来たからで、逆に言えば、今までのことの方が増えて来たということでもあるんだろうと思います。
今までと同じことをやっていれば、その延長上にいれば、安心。
何となく失敗しても結果が見えるし、経験済のことなので失敗しないように思えるし。
楽しみも予想出来るし。
面白くないとしても想定出来るし。
という感じ。
知らない事に対する不安は、弱い存在としての人の生存戦略上大切なことです。
何でもかんでも新しいことばかりやったり、知らないことを恐れずに飛び込むことは、言葉上では良いイメージですが、失敗の確率が高くなるリスクをはらみます。
だから知らない事(新しいこと)に対しては、心配したり怖がったりします。
これはまあ普通のこと。
でもそれを今現在の人の生活で考えると、そこまで心配したり恐れたりしても仕方がないことの方が多いと思います。
やってみなけりゃ分からない。
失敗のリスクや面白くなかった時の詰まらなさを飲み込んで新しいことをやってみると、今まで知らなかった面白さや楽しさや成功が待っている可能性がある。
新しことをやるのが億劫で、新しいことをやらないようになってしまうと、新しい楽しみや新しい面白さを知るきっかけを失ってしまうことになります。
それでもまあ、今までのことで楽しみや面白さは”足りている”って言うんなら良いですけどね。
新しいナニカがなくなると、ちょっと詰まらないと思います。
新しいことを始めるのは億劫です。
でも、こんなことを考えながら、今でも新しいことを始めるようにしています。