20年やって来て気が付いたこと分かったこと
来月で整体院をオープンしてから20年経ちます。
サラリーマン生活を20年、独立して20年です。
20年一人でやってみて気が付いたことってなんだろうと考えてみました。
最初に思いつくのは、意外に何とかなるということです。
開業当初から順調に業績を伸ばしてここまでやって来たなんてことは、もちろんありません。
けっこう厳しい時期もありました。
今だってコロナ禍で影響がないわけではなく、色々と大変といえば大変です。
でも何とかなった。
それは特別だと言われるのかもしれません、ラッキーだと言われるかもしれませんが、でも何とかなるもんだなぁと思いました。
売上が良くなくて預金残高もびっくりするような金額になって、借入をしたこともあります。
借入をやっと完済しそうになったら、また同じようなことになって追加借入なんてこともありました。
今だって残ってます。
でもまあ何とかなってます。
成功する秘訣は成功するまで続けることだと聞いたことがあります。
そんな訳ないと思いますが、そんな風なイメージがないわけでもありません。
これからも何とかなるもんだなと思って続けられたら良いなと思っています。
世の中には色々な人がいるもんだというのも分かったことです。
本当にいろんな人がいます。
患者さんだったり整体仲間だったり。
整体スクールの生徒さんだったりダンス仲間だったり。
自分とは全く違う価値観や環境で生きている人がいます。
20年サラリーマンをやりましたが、サラリーマンはやっぱり根本が似ていました。
今はどうなんだかわかりませんが、同じ会社で働いている人は少なくとも同僚なら金銭感覚が大体同じです。
自宅から通っている独身と一人暮らしの独身ではちょっと違うこともありましたけど、でもそんなに全く違うということはありませんでした。
でも、患者さんの話を聞いているとかなり違います。
てあて整体院に来る方達なので、体にかけるお金の基準という意味で金銭感覚は似ているところもありますが、でもやっぱり違う人がいます。
物事の捉え方も見方も、判断の方法も基準も違います。
ちょっと似た話になるかもしれませんが、サラリーマンと一人で仕事をしている人の感覚が随分違うというのにも気が付きました。
これは言葉では上手く言えませんが、かなり根本的なところが違う気がします。
その違いに気づくのは独立して10年くらい経ってからだと思います。
自分自身が変わったんだと思います。
具体的にどう変わったのか言えませんが、変わったのは確かだろうと思います。
何とかなるもんだ、というのもその一つかもしれません。
サラリーマンの時は、上手くいくか上手くいかないかそれが問題だみたいな感覚でしたけど、今はそんな二者択一的な考えではありません。
まあ何とかなるかな、何とかしなきゃ、いやどうなったところで何とかなっただけか、みたいな。
書いていても良くわからないですけど、その良くわからないことがあるんだってことを体感したみたいなことでしょうか。
恵まれたサラリーマンだったからかもしれないですね。
意外なことがお金になるというのも知りました。
具体的に書くとちょっとアレなので書きませんが、自分で調べても分かるんじゃないかと言うようなことでセミナーをやっても意外に集まることがありました。
自分だったらもったいないから自分で考えようと思うようなことでも、教えてもらいたいと言う人がいるものです。
あとこれは仕事とは関係のないことかもしれないですけど、昔思っていたほど60代は年寄りじゃないなと言う事は、最近知りました。
ちょっとこれ不思議なくらいです。
ま勘違いなんでしょうけど。
でも、そのお陰で老け込んだりせずに居られるのは、ノーテンキなのも良いかなと思います。
まだあるような気がしますけど、今日はこれくらいで。