スポーツクラブのバレエレッスン
いつも行っているダンスクラスに時間がなくて行けなくなりそうなので、久しぶりにスポーツクラブのバレエレッスンに行こうかと思って調べてみた。
スポーツクラブには入会しているのではなく、商工会議所の福利厚生の一環で月に4回は有料で施設を使うことが出来る。
入場料のようなものを支払って入る形ですね。
もう20年も通っている最寄り駅のスポーツクラブには、バレエのクラスが沢山あるので重宝していました。
スポーツクラブのサイトを見てレッスンスケジュールを見ると、随分内容が変わっていました。
先ずバレエのレッスンが半減していました。
半減した上に全て有料になっていました。
他も見てみるとダンス系は全て半減して、キッズ関連が増えているようでした。
有料かぁと思い問合せをして料金を聞いて二度驚きました。
高い!
いや、安いんですけどね。
でも普通のバレエスタジオと比べても、これくらいの金額でレッスンしているところはあります。
それに、バレエレッスンを受ける料金の他に、スポーツクラブの月会費がある訳ですから。
もちろん他の施設を使うことが前提なので、一概には言えませんが、ダンスレッスンをメインに受けている人にとっては、割高なのは間違いりません。
患者さんや知人で何人かバレエのインストラクターや指導者がいるので聞くと、どこもそんな風になっているようでした。
新型コロナ感染症の影響で春に休業した後、その時のマイナス分を補填するような意味合いなのか、ダンス系が有料になっているとのことでした。
有料にならないレッスンはレッスン自体がなくなってしまい、インストラクターはかなり減らされたとも言っていました。
大泉学園には割安な料金体系のスポーツクラブがもう一つあり、ダンス系の会員はそちらに流れたとも聞きました。
経営的な判断なんだろうと思います。
長期的に見てどうなんだろうと思います。
上手く行くのか行かないのか。
20年以上前のスポーツクラブは、新入会の時の入会金がかなりお高く、新しい会員さんを獲得することで売上を上げている印象でした。
その後しばらくして再編の動きがありました。
中小のスポーツクラブは大手に吸収されたり、中小で合併などがあったように思います。
荒木は25年くらい同じスポーツクラブに通っていますが、最初は新入会で入って途中で解約(入会金は戻らず)、その後は商工会議所の会員資格でたまに使っていました。
バレエのクラス編成だけを見ていると、25年前から5年ほど前までは、同じ会員が長く同じクラスを続けにくくなるようなクラス編成が続きました。
時間を短くしたり、時間帯を入れ替えたり、先生を変えたりなどで対応していたと思います。
同じ会員が同じ時間帯に同じ先生で続けていると、新しい会員が入りにくくなる、ということなのかと思っていました。
かと言ってそこを有料クラスにすると、それほどは人が増えないというジレンマもあったように思います。
そして今回はクラスを半減して全て有料に。
会員寄りと言うより、売上や会員数や出席人数などの数字を見ながらの改編だと思います。
大変だろうなとは思います。
迷走しているとも思います。
会員数がどうなるのか、売上がどうなるのか。
気になります。
こういうことって、個人で仕事をしていると気になることです。
売上が下がって来た時。
時代が変わったような時。
流れが変わっているような時。
どうするのが良いのか。
個人的にはスポーツクラブなら会員やインストラクターの方を向くのが、長期的に良いことだと思っていますが、短期的な収益の問題もあるかもしれません。
ここを乗り切らなければということがあるかもしれない。
難しい問題です。