最近、気になる体脂肪の話
今日は症例別の授業でした。
症例別の授業では腰痛や肩こりなどの症例について、原因をどう考えるか、どんな風に施述を組み立てるかを考えるための授業です。
参加されていた生徒さんは2回目だったので、腰痛の時に緩めたい臀筋(外旋筋)の緩め方の練習などやりました。
臀筋の緩め方にもいろいろありますので、この方法のほかに自重を使うものや、股関節を動かしながら緩める方法なども練習しました。
終わって他の症例などについて話をしていてBMIの話になりました。
BMIは体重を身長の二乗で割って出す数値で、体重の適性度(肥満度)を表す数値です。
22が標準と言われていますが、一般にはそれよりも多い方が長生きのようです。
そこで体脂肪の話をしました。
最近の女性でたまに、標準体重よりも痩せている(BMI18とか19)なのに体脂肪率が35%くらいに人がいます。
見た目の体型は痩せ型か普通なのに、体の中の体脂肪が多いことになります。
体脂肪が多いということは、筋肉量が少ないということになります。
体重が標準よりも少ないにも関わらず、体脂肪が多くて筋肉量が少ないとどうなるか。
腰痛、肩こり
冷え性
むくみ
生理不順
などが増えてきます。
腰痛や肩こりなどは筋量が少なくて、体をささえられないような状態というのか、歪みがあると特定の筋肉に負担が多くなったりということが原因だと思います。
その上で血流が良くないので、筋肉の疲労も取れず、筋肉も硬く動きづらくなります。
血管は筋肉の中にあるので、筋肉量が少ないと相対的に血流が悪くなることがあります。
むくみや冷え性も同じような理由で起こりますね。
最近のパーソナルトレーナーなどの動画や話を聞いていると、この点を指摘している人も増えてきているとは思います。
ただ、本人的には体重がやっぱり気になって、体脂肪を気にしていない方もいます。
腰痛や肩こり、冷え性やむくみ、生理不順などは、標準体型なのに体脂肪率が高い時にも起こります。
気をつけてもらえると良いね、という話でした。
痩せすぎのモデルはもう使わない。
【LVMHとケリングとBMI】
これを見てアレかぁと呟くのは男性ではなく女性が殆どだと思います。
LVMHはルイ・ヴィトンやディオールやフェンディ、マーク・ジェイコブスやケンゾー、ケリングはグッチやサン・ローランやバレンシアガなどの、世界的に有名な高級ブランドを傘下に置いている会社です。
つまりその、ファッションブランドということですね。
この二つが「痩せすぎのモデルはもう使わない」と言っているんです。
パリコレとかの話ですね。
https://mdpr.jp/news/detail/1712774
でっ!?
て思うでしょ男性は。
でもかなり凄いことなんです。
そしてその基準が『BMI18.5以上』ということ。
BMIというのは体重と身長から計算する肥満度の基準で、BMI22が標準と言われています。
BMI = 体重 ÷ (身長×身長)
WHOでは18.5以上が普通体重と言われています。
例えば身長160センチで50キロの人は
50 ÷ (1.6×1.6) = 19.53
と計算されます。
最近の女性の話を聞いていると、BMIは17以下を目指している人が多いように思います。
160センチだと44キロで17.2になります。
今回の基準18.5だと46キロ位です。
これでも痩せ型だと思いますけど、今のモデルさんはもっと痩せているんですね。
個人的には良いことだと思います。
最近の感覚はちょっと痩せすぎに傾き過ぎのように思います。
パリコレモデルが今よりも少し普通に近くなれば、自ずと洋服などの基準も変わると思います。
そうすれば行き過ぎたダイエットなども少し減るのかなと思ったりするからです。
そう言えば長命(長生き)なのは、BMI22よりも多めの人たちです。
太り過ぎもよくありませんが、痩せすぎも良くありません。
ダイエットするとしても自分の体と相談して、何キロ位が体調が良くなるのかを感じて考えてやることですね。
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