やり方ではなく在り方
やり方ではなく在り方
" How to do " ではなく " How to be "
荒木がアレクサンダーテクニークを説明する時に使う言葉です。
これが正確なのかどうかは分かりませんが、そんな風に捉えています。
やり方・ハウツー・手順などではないと言う事です。
具体的に何かをこうするということではなく、自分の在り方。
状態のようなもの。
状態というだけではなく、自分の状態を自分でどんな風に扱っているか。
そんな事です。
なので、やり方やハウツーや手順を知りたいと思っている人は、最初、全く種類の違う話をする事になるので、いろいろ注意しながら話をします。
だからつい、回りくどくなってしまったりします。
申し訳ないなぁと思います。
だからというのもあって、手で触れて感じてもらうようにします。
感じる事があれば、言葉で説明もしやすくなります。
説明しなくても、ああこんな感じと思ってもらえることもあります。
実は姿勢や歩き方や呼吸など、基本的な事はみなこれです。
在り方。
なんです。
立っている時にどう在るか、が姿勢です。
歩いている時にどう在るか、が歩き方です。
息が出入りしている時にどう在るか、が呼吸法です。
難しいようでもあり、とても簡単なようでもあります。
子供のようだと思うこともあり、仙人のようだと思うこともあります。
でも、みんなやって来たことです。
何も考えずに出来ていた時代(時期)があります。
在り方が変わると全てが変わることもあります。
面白いですよ。