下北沢散歩 @整体師の休日
年明けから整体スクールが続いていた事もあり、1日お休みになる日がなかなかなかったんですが、昨日、18日になって1日休みが出来ました。
以前から行こうと思っていた映画があって、久しぶりに下北沢に行くことにしました。
下北沢には大泉学園から吉祥寺までバスで出て、吉祥寺から井の頭線に乗って行きます。
途中、吉祥寺で昼飯を食べて井の頭公園で休憩してから向かいました。
下北沢はここ数年で大きく変わりましたね。
小田急線が地下に入って、線路だった土地がどんどん開発されています。
特に駅の周りはかなり大きく変わっていて、昨日、行った映画館辺りは全く知らない土地のようでした。
爺さんになったら昔話と自慢話と説教はするなと言われますが、どうしても昔の事を思い出してしまいます。
たぶん、最初に下北沢に行ったのは1977年で、受験で上京した時に隣の東北沢に住んでいた従兄弟の家に泊まった時でした。
その後も何度も行ってましたが、本多劇場はまだなくて線路脇のザ・スズナリの近くににオデヲン座という映画館がまだある頃でした。
駅から少し離れると暗くて、でもTOKYOって感じがして楽しかった思い出があります。
オデヲン座の前の踏切の道(下北沢一番街)を奥に入っていくと、夜中1時までやっている銭湯があって、従兄弟と行ったのを覚えています。
昨日の映画館はシモキタ・エキマエ・シネマ「K2」というところで、生まれて初めて現金決済が出来ない映画館でした。
キャッシュレスをあまりやっていないので、SUICAで決済をする事になりました。
そろそろキャッシュレスに移行しないといけないのかと思いながら、映画までの時間に散歩をしました。
下北沢散歩 【動画】
https://youtube.com/shorts/w_O2E10JY-Y?si=rLp4RbznbfPXNALr
途中、いつも寄る古本屋「ほん吉」で110円の本を二冊買って映画館に向かいました。
買ったのは「日本人は何を食べてきたのか 永山久夫監修」「それでもこの世は悪くなかった 佐藤愛子著」です。
ほん吉に来るとつい何か一冊は買ってしまいます。
オープン直後の10年くらい前にX(旧ツィッター)で知って、若い女性が店主と知って興味を持って行ったんですが、懐かしい感じの古本屋さんで気に入っています。
シモキタ・エキマエ・シネマ 「K2」 【動画 】
https://youtube.com/shorts/3UBgdRQzxoM?si=Ygxoabp6Sty-e7G9
観た映画は「マリの話」でピエール瀧さんと成田結美さんがダブル主演の映画です。
ダンスワークショップでご一緒した俳優さんが出ているというのと、ピエールさんを観たくて行きました。
正直に言うとちょっと入って来なかった。
話というかストーリーと言うか、構成が自分の感覚と合っていなかったんだろうと思います。
若い人の作品かなと思ったりもしました。
観ている途中で濱口監督の「偶然と想像」を思い出していたら、後でパンフに「偶然と想像」の助監督をされていた監督だとあって、驚きました。
確かに雰囲気というかジャンルというか、世界観に似た部分があると思います。
「偶然と想像」も観た直後は良い映画なんだけど好きではない、と思っていましたが、半年後くらいに思い返すと良い映画だったなと、今でも思い出す映画になっているので、この映画もそうなのかと思ったりもします。
だた、今はちょっと。
散歩はいろいろな意味で良いと思います。
別に良いと思わなくてもすればイイんですけど。
つい、「良い」事ってしたくなりますね。
あるいはやっている事を「良い事」と思いたいというか。
たまの1日フリーの休日でした。